【全日本】殊勲賞・安齊が会見 2025年へ「次は自信を持って三冠を巻きたい」 2024/12/11 16:00
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『2024プロレス大賞』で殊勲賞を獲得した安齊勇馬が11日、東京・湯島の全日本事務所で会見した。 2024年は安齊にとって躍進の年となった。3・30大田区大会で中嶋勝彦から至宝・三冠ヘビー級王座を奪還。史上最年少戴冠を果たした。以来、宮原健斗、鈴木秀樹、諏訪魔、本田竜輝を退け、4度の防衛に成功。青柳優馬に敗れて陥落となったものの、三冠王者にふさわしいタイトルマッチを重ね、その活躍が評価されて殊勲賞に選ばれた。 この日、会見に臨んだ安齊は「この1年は自分ができることを精一杯頑張る、そして少しでも全日本のため、全日本が盛り上がるようにと思ってやってきたんですけど、それがこういう形で殊勲賞受賞ということになって、とにかく今はうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びの弁。「この賞をいただいて満足するんじゃなくて、ここからまたさらに気を引き締めて残りの試合、2025年も頑張っていきたい」と誓い、「おととし新人賞を受賞させていただいて、今年殊勲賞で。そうなってくると、MVPはもちろん狙うんですけど、すべての賞を獲りたい」とプロレス大賞総なめを描いた。 躍進の要因は三冠戴冠から始まった。批判的な声に「全部覆してやろう」と反骨心を燃やしたことで、内容と結果が伴う三冠戦を積み重ねた。「自分なりにその意見を覆してこれたんじゃないかなと思ってます」と実感する安齊は「あのベルトを一回経験してしまうと、三冠ベルトでしか味わえない経験とか思いがあると思うので、来年はもう一度、あの三冠ベルトを次は自信を持って腰に巻きたい」と2025年の返り咲きを見据えた。 【会見の模様】 ▼安齊「全日本プロレスの安齊勇馬です。このたびは東京スポーツ新聞社制定2024年プロレス大賞・殊勲賞に選んでいただき、とてもうれしく思っております。自分自身この1年は自分ができることを精一杯頑張る、そして少しでも全日本のため、全日本が盛り上がるようにと思ってやってきたんですけど、それがこういう形で殊勲賞受賞ということになって、とにかく今はうれしい気持ちでいっぱいです。今、全日本プロレスとしては、自分の中では盛り上がり続けてると思うんですけど、このようなうれしいニュースを年末に応援してくださるファンに届けることで、より一層全日本が盛り上がるんじゃないかなと思ってます。この賞をいただいて満足するんじゃなくて、ここからまたさらに気を引き締めて残りの試合、2025年も頑張っていきたいと思ってます」 ――三冠最年少戴冠も含めて安齊選手にとって躍進の1年だったと思うが改めて振り返って? ▼安齊「1年間、本当に全速力で走り続けたなという思いで。初めてベルトを巻いた時はたくさんの意見があって、気持ちとしてはそれを全部覆してやろうっていうか、その一心で頑張ってきたので。こうして今、振り返ってみて、ああいう意見があったなとかあるんですけど、1年間通して殊勲賞受賞ということで、自分なりにその意見を覆してこれたんじゃないかなと思ってます」 ――全日本の盛り上がりに貢献できた自負はある? ▼安齊「あんまり自分で盛り上げたっていうのも恥ずかしいんですけど、少なからず全本プロレスの力になれたんじゃないかなと思ってます。他の団体に比べて全日本プロレスって年齢層が若いというか、自分と同じ世代のライバルみたいな人がいっぱいいるので、これからもそういう人たちと力を合わせて全日本プロレスを盛り上げていきたいですし、その人たちに負けないように僕も頑張っていきたいと思ってます」 ――来年の目標というと、やはり三冠が大きい? ▼安齊「あのベルトを一回経験してしまうと、三冠ベルトでしか味わえない経験とか思いがあると思うので、来年はもう一度、あの三冠ベルトを次は自信を持って腰に巻きたいなと思います」 ――その先には来年MVPも目標になる? ▼安齊「自分はおととし新人賞を受賞させていただいて、今年殊勲賞で。そうなってくると、MVPはもちろん狙うんですけど、すべての賞を獲りたいなという思いがあります」 ――5月の宮原戦がベストバウト候補にノミネートされ、試合内容も評価されたが? ▼安齊「僕の中では本当に受賞できなかったんですけど、その結果を見て、うれしいと思っちゃいけないのかもしれないんですけど、本当にうれしくて。特に僕は3月30日の大田区で『こんな内容か』みたいな声がたくさんあって、本当にそれを覆したくてずっと試合をしてて、それをたくさんの人に評価されたっていうのは素直にうれしくて。ベストバウトは自分だけの力じゃないと思うんで。相手の宮原選手の力ももちろんあって。本来ならばベストバウトを獲れれば一番うれしくなったと思うんですけど、自分の中では殊勲賞と同じぐらい、そういうところにノミネートされたのがうれしいですね」 ――昨年の大みそかの大会後の心境を踏まえて、今年の大みそかはどんな大会にしたい? ▼安齊「自分の中では全日本プロレスの興行を『1、2、3、ダー』で締められて、あの曲で帰っていって。自分の両親とかも見に来てたんですけど、『試合お疲れ』とかよりも先に『ファンの人がみんな下向いて帰ってるよ』って言われて。普段の試合も大事なんですけど、大みそかはその1年を締める大会。その結果が次の年に繋がるという大会で、その状況で終わるのは自分の中で凄く嫌だなと思って、自分にできることは何だろうと思った時に、少しでもファンの気持ちを明るくできないかなと思って、SNSでライブ配信とかやったんですけど。それを踏まえて今年は勝ち負けとか関係なく、来た人全員が楽しかったな、いい年だったな、全日本プロレス2024年凄かったから、きっと2025年はもっともっと凄いんだろうなって思えるような興行にしたいなと思います」
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『2024プロレス大賞』で殊勲賞を獲得した安齊勇馬が11日、東京・湯島の全日本事務所で会見した。
2024年は安齊にとって躍進の年となった。3・30大田区大会で中嶋勝彦から至宝・三冠ヘビー級王座を奪還。史上最年少戴冠を果たした。以来、宮原健斗、鈴木秀樹、諏訪魔、本田竜輝を退け、4度の防衛に成功。青柳優馬に敗れて陥落となったものの、三冠王者にふさわしいタイトルマッチを重ね、その活躍が評価されて殊勲賞に選ばれた。
この日、会見に臨んだ安齊は「この1年は自分ができることを精一杯頑張る、そして少しでも全日本のため、全日本が盛り上がるようにと思ってやってきたんですけど、それがこういう形で殊勲賞受賞ということになって、とにかく今はうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びの弁。「この賞をいただいて満足するんじゃなくて、ここからまたさらに気を引き締めて残りの試合、2025年も頑張っていきたい」と誓い、「おととし新人賞を受賞させていただいて、今年殊勲賞で。そうなってくると、MVPはもちろん狙うんですけど、すべての賞を獲りたい」とプロレス大賞総なめを描いた。
躍進の要因は三冠戴冠から始まった。批判的な声に「全部覆してやろう」と反骨心を燃やしたことで、内容と結果が伴う三冠戦を積み重ねた。「自分なりにその意見を覆してこれたんじゃないかなと思ってます」と実感する安齊は「あのベルトを一回経験してしまうと、三冠ベルトでしか味わえない経験とか思いがあると思うので、来年はもう一度、あの三冠ベルトを次は自信を持って腰に巻きたい」と2025年の返り咲きを見据えた。
【会見の模様】
▼安齊「全日本プロレスの安齊勇馬です。このたびは東京スポーツ新聞社制定2024年プロレス大賞・殊勲賞に選んでいただき、とてもうれしく思っております。自分自身この1年は自分ができることを精一杯頑張る、そして少しでも全日本のため、全日本が盛り上がるようにと思ってやってきたんですけど、それがこういう形で殊勲賞受賞ということになって、とにかく今はうれしい気持ちでいっぱいです。今、全日本プロレスとしては、自分の中では盛り上がり続けてると思うんですけど、このようなうれしいニュースを年末に応援してくださるファンに届けることで、より一層全日本が盛り上がるんじゃないかなと思ってます。この賞をいただいて満足するんじゃなくて、ここからまたさらに気を引き締めて残りの試合、2025年も頑張っていきたいと思ってます」
――三冠最年少戴冠も含めて安齊選手にとって躍進の1年だったと思うが改めて振り返って?
▼安齊「1年間、本当に全速力で走り続けたなという思いで。初めてベルトを巻いた時はたくさんの意見があって、気持ちとしてはそれを全部覆してやろうっていうか、その一心で頑張ってきたので。こうして今、振り返ってみて、ああいう意見があったなとかあるんですけど、1年間通して殊勲賞受賞ということで、自分なりにその意見を覆してこれたんじゃないかなと思ってます」
――全日本の盛り上がりに貢献できた自負はある?
▼安齊「あんまり自分で盛り上げたっていうのも恥ずかしいんですけど、少なからず全本プロレスの力になれたんじゃないかなと思ってます。他の団体に比べて全日本プロレスって年齢層が若いというか、自分と同じ世代のライバルみたいな人がいっぱいいるので、これからもそういう人たちと力を合わせて全日本プロレスを盛り上げていきたいですし、その人たちに負けないように僕も頑張っていきたいと思ってます」
――来年の目標というと、やはり三冠が大きい?
▼安齊「あのベルトを一回経験してしまうと、三冠ベルトでしか味わえない経験とか思いがあると思うので、来年はもう一度、あの三冠ベルトを次は自信を持って腰に巻きたいなと思います」
――その先には来年MVPも目標になる?
▼安齊「自分はおととし新人賞を受賞させていただいて、今年殊勲賞で。そうなってくると、MVPはもちろん狙うんですけど、すべての賞を獲りたいなという思いがあります」
――5月の宮原戦がベストバウト候補にノミネートされ、試合内容も評価されたが?
▼安齊「僕の中では本当に受賞できなかったんですけど、その結果を見て、うれしいと思っちゃいけないのかもしれないんですけど、本当にうれしくて。特に僕は3月30日の大田区で『こんな内容か』みたいな声がたくさんあって、本当にそれを覆したくてずっと試合をしてて、それをたくさんの人に評価されたっていうのは素直にうれしくて。ベストバウトは自分だけの力じゃないと思うんで。相手の宮原選手の力ももちろんあって。本来ならばベストバウトを獲れれば一番うれしくなったと思うんですけど、自分の中では殊勲賞と同じぐらい、そういうところにノミネートされたのがうれしいですね」
――昨年の大みそかの大会後の心境を踏まえて、今年の大みそかはどんな大会にしたい?
▼安齊「自分の中では全日本プロレスの興行を『1、2、3、ダー』で締められて、あの曲で帰っていって。自分の両親とかも見に来てたんですけど、『試合お疲れ』とかよりも先に『ファンの人がみんな下向いて帰ってるよ』って言われて。普段の試合も大事なんですけど、大みそかはその1年を締める大会。その結果が次の年に繋がるという大会で、その状況で終わるのは自分の中で凄く嫌だなと思って、自分にできることは何だろうと思った時に、少しでもファンの気持ちを明るくできないかなと思って、SNSでライブ配信とかやったんですけど。それを踏まえて今年は勝ち負けとか関係なく、来た人全員が楽しかったな、いい年だったな、全日本プロレス2024年凄かったから、きっと2025年はもっともっと凄いんだろうなって思えるような興行にしたいなと思います」
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