【全日本】世界タッグ戦へ鈴木がザイオン&オデッセイ襲撃も失敗、欠席・真霜は「怪物退治」予告 2025/9/17

 9・23立川大会の世界タッグ選手権試合「鈴木秀樹&真霜拳號vsザイオン&オデッセイ」へ向けた会見が17日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。

 鈴木&真霜のバカの時代コンビは8・3後楽園大会で宮原健斗&青柳優馬を破って第101代世界タッグ王者に君臨。立川大会で初防衛戦に臨み、ザイオン&オデッセイのHAVOCコンビを迎え撃つ。鈴木は王道トーナメント1回戦でオデッセイに敗北。その借りを返す機会となる。さっそくこの日、そのための仕掛けに出た。

 この日、真霜は欠席。鈴木も到着が遅れたとのことで、挑戦者チームのみで会見がスタート。オデッセイが「日本の皆様、こんにちは。再び俺たちにチャンスをくれてありがとう。非常にエキサイトしている。この美しいベルトを俺たちで巻ければと思っている」と意気込んだ。

 そしてザイオンが発言していた時、鈴木が遅れて到着。「バカの時代」タオルで二人を殴りつけた。突然の襲撃だったが、挑戦者組は冷静沈着で、ザイオンがヘッドバット、オデッセイがヒザ蹴りを立て続けに叩き込んで返り討ち。倒れ込んだ鈴木の上にオデッセイがのしかかり、ザイオンが世界タッグのベルトを手に「このベルトはいただく。俺たちが世界でナンバー1だ!」と勝ち誇った。

 ザイオンとオデッセイがベルトを奪ったまま会見場を去ると、鈴木は苦痛に顔をゆがめて倒れたまま。その間、司会の新土裕二リングアナが真霜のコメントを発表。真霜は「オデッセイは言うまでもなく、ザイオンもまた怪物と言っていい強さを持っていると実感しています。だけど俺はこれまでプロレス界の怪物を何人も倒してきた。怪物退治は得意なんだよ。9月23日も怪物退治をさせていただきます」と自信満々に予告してきた。すると息を吹き返した鈴木はそれを聞いて「だったら来いよ」とぼやき、新土リングアナからコメントを求められると、「バカの時代」タオルで何度も殴って八つ当たりしてから会見場を後にした。

【真霜のコメント】「2AW真霜拳號です。今日も他で試合があるためコメントで失礼いたします。HAVOCのザイオンとオデッセイ。先日の後楽園で二人の強さ、オデッセイは言うまでもなく、ザイオンもまた怪物と言っていい強さを持っていると実感しています。だけど俺はこれまでプロレス界の怪物を何人も倒してきた。怪物退治は得意なんだよ。9月23日も怪物退治をさせていただきます」