【全日本】亮生「長尾一大心が悔しがるような試合を」、MUSASHI4ヵ月ぶり返り咲きで「自分自身へのリベンジを」 世界ジュニア戦会見 2025/9/17
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9・23立川大会の世界ジュニアヘビー級選手権試合「青柳亮生vsMUSASHI」へ向けた会見が17日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。 亮生は地元凱旋となった8・10松本大会で3度目の世界ジュニア王座戴冠。初防衛戦で元王者・MUSASHIを迎え撃つことになった。9・15後楽園大会ではそのMUSASHIに直接敗れ、兄・青柳優馬と保持していたアジアタッグ王座から陥落。「初防衛戦にして、とんでもない相手が来た」と実感する亮生は、「本当に実力もなにかもきっと僕より、いろんな経験してるし、あると思うので。チャンピオンですけど、チャレンジャーというか、そういう気持ちもあるんで。全て警戒してます」と話した。一方で「前哨戦でも散々敗れ、アジアタッグ戦でもピンを取られ、ピンチといえばピンチなんですけど、ピンチの時こそ青柳亮生は力を発揮しますので、初防衛をバッチリしたい」と言い切った。 その原動力となるのが故・長尾一大心さんの存在だ。長尾さんは世界ジュニア王座を目標に掲げながら志半ばで21歳の若さで亡くなった。「この世界ジュニアを目指していた長尾一大心もどこかでこのタイトルマッチを絶対見ていると思うので、恥ずかしい試合はできない」と気を引き締めた亮生は「長尾一大心が悔しがるような試合をして、全日本プロレスジュニアってすげえんだぞっていうのを改めて示したい」とV1戦にかける強い覚悟を示した。 一方、MUSASHIは5・18大田区大会でパートナー・吉岡世起に敗れて以来、4ヵ月ぶり2度目の戴冠を狙う。そのむーちゃんせーちゃん対決も自身の体調不良によって延期となった一戦でMUSASHIは「タイトルマッチを延期にして、その直後のタイトルマッチでベルトを落としたっていうのは自分にとっては非常に悔いの残る終わり方で、自分が描くチャンピオンではなかった」と振り返った。だからこそ「今回、再び世界ジュニアのベルトを取り戻し、世界ジュニアチャンピオンとしての自分自身へのリベンジを図りたい」と前回を払しょくしたうえで再び王者像を作り上げていくつもりだ。 2日前の後楽園大会では吉岡とアジアタッグ返り咲きを果たし、追い風を吹かせた。立川大会で勝利すれば世界ジュニア&アジアタッグ2冠王に君臨。その先には古巣・みちのくプロレスの11・2盛岡大会参戦も控え、東北タッグ王座決定戦(ラッセ&MUSASHIvs大瀬良泰貴&ARASHI)が組まれている。「そこに関しても気持ち的には分けてる部分はある」と前置きしたMUSASHIだが、「生まれ育ったみちのくプロレスに参戦するなら、アジアタッグは獲ったので、世界ジュニアも獲って、2冠チャンピオンとして帰った方が面白いかなとは思ってます」との意向を示した。 【会見の模様】 ▼MUSASHI「今回、自分が世界ジュニアのベルトを巻けば2度目の戴冠となります。前回、ベルトを保持していた際はですね。3度の防衛戦で自分の体調不良で延期にしてしまい、再起を図ったその後のタイトルマッチでベルトを落としました。タイトルマッチを延期にして、その直後のタイトルマッチでベルトを落としたっていうのは自分にとっては非常に悔いの残る終わり方で、自分が描くチャンピオンではなかったなと思います。なので今回、再び世界ジュニアのベルトを取り戻し、世界ジュニアチャンピオンとしての自分自身へのリベンジを図りたいなと思ってます」 ▼亮生「第72代世界ジュニアヘビー級チャンピオンの青柳亮生です。今回は初防衛戦にして、とんでもない相手が来たなと。前哨戦でも散々敗れ、アジアタッグ戦でもピンを取られ、ピンチといえばピンチなんですけど、ピンチの時こそ青柳亮生は力を発揮しますので、初防衛をバッチリしたいなと思ってます。そして、この世界ジュニアを目指していた長尾一大心もどこかでこのタイトルマッチを絶対見ていると思うので、恥ずかしい試合はできないですし、長尾一大心が悔しがるような試合をして、全日本プロレスジュニアってすげえんだぞっていうのを改めて示したいと思います」 ――MUSASHI選手に敗れ、アジアタッグを失ったことで精神的なショックを引きずっている部分はある? ▼亮生「正直ないです。もう、そこはキッチリ分けて、世界ジュニアヘビー級チャンピオンとしてチャレンジャーを迎え撃ちたいなと思ってます」 ――挑戦者・MUSASHI選手の警戒点は? ▼亮生「全日本プロレスのリングに上がった時は正直、明るく楽しいに染まりにいってるMUSASHI選手というのに全く魅力は感じてなかったんですけど、ジュニフェスを経てというか、そこらへんから本物のMUSASHI選手を見ているような気がしていて。本当に実力もなにかもきっと僕より、いろんな経験してるし、あると思うので。チャンピオンですけど、チャレンジャーというか、そういう気持ちもあるんで。全て警戒してますね」 ――パートナー・吉岡選手が亮生選手に獲られたが、仇討の気持ちはあるは? ▼MUSASHI「まったくないわけではないですけど、これは個人的な戦いだと思ってるので、そこはあまり意識はしてないですね」 ――11月にみちのくプロレス参戦が決まったが、世界ジュニア戦へ向けてのモチベーションになる? ▼MUSASHI「そこに関しても気持ち的には分けてる部分はあるんですけど、やっぱりみちのくは自分の故郷と言いますか、生まれ育ったみちのくプロレスに参戦するなら、アジアタッグは獲ったので、世界ジュニアも獲って、2冠チャンピオンとして帰った方が面白いかなとは思ってます」
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9・23立川大会の世界ジュニアヘビー級選手権試合「青柳亮生vsMUSASHI」へ向けた会見が17日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。
亮生は地元凱旋となった8・10松本大会で3度目の世界ジュニア王座戴冠。初防衛戦で元王者・MUSASHIを迎え撃つことになった。9・15後楽園大会ではそのMUSASHIに直接敗れ、兄・青柳優馬と保持していたアジアタッグ王座から陥落。「初防衛戦にして、とんでもない相手が来た」と実感する亮生は、「本当に実力もなにかもきっと僕より、いろんな経験してるし、あると思うので。チャンピオンですけど、チャレンジャーというか、そういう気持ちもあるんで。全て警戒してます」と話した。一方で「前哨戦でも散々敗れ、アジアタッグ戦でもピンを取られ、ピンチといえばピンチなんですけど、ピンチの時こそ青柳亮生は力を発揮しますので、初防衛をバッチリしたい」と言い切った。
その原動力となるのが故・長尾一大心さんの存在だ。長尾さんは世界ジュニア王座を目標に掲げながら志半ばで21歳の若さで亡くなった。「この世界ジュニアを目指していた長尾一大心もどこかでこのタイトルマッチを絶対見ていると思うので、恥ずかしい試合はできない」と気を引き締めた亮生は「長尾一大心が悔しがるような試合をして、全日本プロレスジュニアってすげえんだぞっていうのを改めて示したい」とV1戦にかける強い覚悟を示した。
一方、MUSASHIは5・18大田区大会でパートナー・吉岡世起に敗れて以来、4ヵ月ぶり2度目の戴冠を狙う。そのむーちゃんせーちゃん対決も自身の体調不良によって延期となった一戦でMUSASHIは「タイトルマッチを延期にして、その直後のタイトルマッチでベルトを落としたっていうのは自分にとっては非常に悔いの残る終わり方で、自分が描くチャンピオンではなかった」と振り返った。だからこそ「今回、再び世界ジュニアのベルトを取り戻し、世界ジュニアチャンピオンとしての自分自身へのリベンジを図りたい」と前回を払しょくしたうえで再び王者像を作り上げていくつもりだ。
2日前の後楽園大会では吉岡とアジアタッグ返り咲きを果たし、追い風を吹かせた。立川大会で勝利すれば世界ジュニア&アジアタッグ2冠王に君臨。その先には古巣・みちのくプロレスの11・2盛岡大会参戦も控え、東北タッグ王座決定戦(ラッセ&MUSASHIvs大瀬良泰貴&ARASHI)が組まれている。「そこに関しても気持ち的には分けてる部分はある」と前置きしたMUSASHIだが、「生まれ育ったみちのくプロレスに参戦するなら、アジアタッグは獲ったので、世界ジュニアも獲って、2冠チャンピオンとして帰った方が面白いかなとは思ってます」との意向を示した。
【会見の模様】
▼MUSASHI「今回、自分が世界ジュニアのベルトを巻けば2度目の戴冠となります。前回、ベルトを保持していた際はですね。3度の防衛戦で自分の体調不良で延期にしてしまい、再起を図ったその後のタイトルマッチでベルトを落としました。タイトルマッチを延期にして、その直後のタイトルマッチでベルトを落としたっていうのは自分にとっては非常に悔いの残る終わり方で、自分が描くチャンピオンではなかったなと思います。なので今回、再び世界ジュニアのベルトを取り戻し、世界ジュニアチャンピオンとしての自分自身へのリベンジを図りたいなと思ってます」
▼亮生「第72代世界ジュニアヘビー級チャンピオンの青柳亮生です。今回は初防衛戦にして、とんでもない相手が来たなと。前哨戦でも散々敗れ、アジアタッグ戦でもピンを取られ、ピンチといえばピンチなんですけど、ピンチの時こそ青柳亮生は力を発揮しますので、初防衛をバッチリしたいなと思ってます。そして、この世界ジュニアを目指していた長尾一大心もどこかでこのタイトルマッチを絶対見ていると思うので、恥ずかしい試合はできないですし、長尾一大心が悔しがるような試合をして、全日本プロレスジュニアってすげえんだぞっていうのを改めて示したいと思います」
――MUSASHI選手に敗れ、アジアタッグを失ったことで精神的なショックを引きずっている部分はある?
▼亮生「正直ないです。もう、そこはキッチリ分けて、世界ジュニアヘビー級チャンピオンとしてチャレンジャーを迎え撃ちたいなと思ってます」
――挑戦者・MUSASHI選手の警戒点は?
▼亮生「全日本プロレスのリングに上がった時は正直、明るく楽しいに染まりにいってるMUSASHI選手というのに全く魅力は感じてなかったんですけど、ジュニフェスを経てというか、そこらへんから本物のMUSASHI選手を見ているような気がしていて。本当に実力もなにかもきっと僕より、いろんな経験してるし、あると思うので。チャンピオンですけど、チャレンジャーというか、そういう気持ちもあるんで。全て警戒してますね」
――パートナー・吉岡選手が亮生選手に獲られたが、仇討の気持ちはあるは?
▼MUSASHI「まったくないわけではないですけど、これは個人的な戦いだと思ってるので、そこはあまり意識はしてないですね」
――11月にみちのくプロレス参戦が決まったが、世界ジュニア戦へ向けてのモチベーションになる?
▼MUSASHI「そこに関しても気持ち的には分けてる部分はあるんですけど、やっぱりみちのくは自分の故郷と言いますか、生まれ育ったみちのくプロレスに参戦するなら、アジアタッグは獲ったので、世界ジュニアも獲って、2冠チャンピオンとして帰った方が面白いかなとは思ってます」
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