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1/1【NOAH】HAYATAが“師"破ってV8も…小川は無言のタッグ解散通告?

『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2022』東京・日本武道館(2022年1月1日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○HAYATAvs小川良成×

 HAYATAが師匠・小川を破ってGHCジュニアV8を果たしたものの、小川が解散通告とも受け取れる握手拒否で3日後のジュニアタッグV1戦へ向けて不安を残した。

 HAYATAが元日・武道館の大舞台でGHCジュニアV8戦を迎えた。相手は師匠・小川。2年前の対決は小川が勝利しているが、HAYATAも最終前哨戦となった一騎打ちを丸め込みで制していた。

 試合は序盤から15分過ぎにかけてほぼワンサイド。小川が今まで授けてきたものを復習するかのような、それでいて差を見せつけるような展開となった。あの手この手を駆使しての右腕への一点集中攻撃で完全に試合を支配。勝負どころと判断したかバックドロップを連発して一気に仕上げにかかった。

 このピンチをしのいだHAYATAは延髄斬りでようやく突破口を開くと、DDTで突き刺してからムーンサルトを放ったが、両ヒザで迎撃されてしまう。それでも珍しいラリアットを叩き込んだHAYATAはヘデックが不発に終わった次の瞬間、体を浴びせて押さえ込み、大逆転の3カウントを奪った。

 薄氷を踏むような勝利となったが、HAYATAが小川との師弟対決を制してGHCジュニア8度目の防衛を飾った。試合後、HAYATAが握手を求め、師匠越えで美しく再結束…かと思われたが、首を横に振った小川は、HAYATAと巻いてきたGHCジュニアタッグベルトを捨てるように投げつけて無言で退場。小川&HAYATA組は1・4後楽園大会でYO-HEY&鼓太郎組との初防衛戦を控えるが、師弟対決から意外な方向へと転じて、王座戦として成立するのかすら危うい気配が漂ってきた。

※HAYATA、小川はノーコメント

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