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1/8【NOAH】拳王がAMAKUSA見殺し、小島&近藤2回戦進出も… NOAH&金剛混成タッグトーナメント

『NEW SUNRISE 2023』後楽園ホール(2022年1月8日)

 昼夜開催となったNOAH後楽園大会で、NOAH勢と金剛勢の混成タッグチームによるワンデートーナメントが開催され、昼興行では1回戦4試合が行われた。

 1回戦最後の試合となったセミファイナルでは、拳王&AMAKUSA組と小島&近藤組によるタッグ対決が実現。15年ほど前の全日本時代にブードゥ・マーダーズとして共闘していた小島と近藤だが、久々のタッグ結成では近藤が小島を見下して序盤からギクシャクし、中盤には誤爆してすきま風が強まった。

 一方の拳王とAMAKUSAは初タッグだが、AMAKUSAと“瓜二つ"の覇王(NOAHマットから追放)は、かつて拳王と心を通わせた仲。こちらはスムーズなタッチワークで試合を進め、中盤すぎにはAMAKUSAがキリモミ式トペなどで躍動して見せ場を作ると、「拳王!」と連係を持ちかけた。

 …が、拳王も「指図してんじゃねー!」と突じょブチ切れて試合放棄。近藤のゴリラクラッチに苦悶するAMAKUSAを完全に見殺しにして、小島&近藤組の2回戦進出が決まった。

 試合後には拳王が近藤を称えて、ともに勝ち名乗りを受けるなんともフクザツな構図に…。自ら一回戦負けを選んだ形となった拳王だが「おい、このシャッフルトーナメントはな、俺と近藤で優勝しようぜ」と持ちかけ、近藤も「夜も2人で必ず優勝だ、リーダー」となぜか応じて、小島の立場のなさも際立った。

 夜興行の2回戦は「中嶋勝彦&吉岡世起vs征矢学&小峠篤司」「船木誠勝&YO-HEYvs小島聡&近藤修司」に決定。この日のうちに優勝チームが決まる。

【試合後の近藤、拳王】

※2人でコメントスペースに現れると

▼拳王「おい、なんだよ、小島、AMAKUSAって。関係ねえよ。おい、このシャッフルトーナメントはな、俺と近藤で優勝しようぜ」

▼近藤「その通りだ。おい、AMAKUSA。お前、ジュニアのチャンピオンだろ? お前、ラリアット使うまでもなく仕留めてやったぞ。屈辱だろ? よし。夜も2人で必ず優勝だ、リーダー」

▼拳王「よろしくな。優勝しよう!」

【小島の話】「もともとプロレスリング・ノアに来て、味方なんて誰ひとりいねえんだ。いいよ。近藤修司がタッグを組んでいる、名前だけのタッグチームでも全然大丈夫だよ。俺はずっとそういう孤独と戦ってきたんだ。あの野郎、最初から全然やる気があるのかないのかわかんないけど、ないのかやっぱり。俺はやる気満々だぞ。まだまだこのノアでやりたいこと、やらなきゃいけないこといっぱいあるんだ。そのためにはお前だって利用してやるよ」

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