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1/9【NOAH】AMAKUSAと熱闘王者対決 清宮がモリス迎撃、オカダ戦へ決意あらた

『SUNNY VOYAGE 2023』横浜ラジアントホール(2023年1月9日)
○清宮海斗vsAMAKUSA×

 GHCヘビー級王者・清宮と、GHCジュニアヘビー級王者・AMAKUSAによる“王者対決"が実現。ハイレベルな熱戦を制した清宮は、新日本1・21横浜アリーナ大会でのオカダ・カズチカ相手のタッグ対決、2・12大阪大会でのジャック・モリス戦へ決意を新たにした。

 今年最初の横浜ラジアントホール大会メインに据えられた“王者対決"。序盤からハイレベルな切り返し合戦を繰り広げ、AMAKUSAが次々に場内をどよめかせながら清宮をかく乱していった。

 体格差を利した清宮も強烈なエルボースマッシュを連発したものの、AMAKUSAも雄叫びを上げながら立ち上がると、逆に駆け上がり式ドロップキックを発射。間髪入れずにキリモミ式トペ・スイシーダ、450゜スプラッシュ…と鮮やかな見せ場を連発し、ダイブ式のアームドラッグで転がしてからの回転十字固めでヘビー級王者をニアフォールにまで追い込んでみせた。

 だが、追撃を空中キャッチした清宮は、タイガースープレックスのクラッチから前方に叩きつける変型ボムをズバリ。元日武道館の要所で公開した新兵器で一気に3カウントを奪ってみせた。

 マイクを握った清宮は「AMAKUSAのトップとしての誇りをすごく感じました」と称えたうえで、「このNOAHのリングは、他にもいろんな野心を持った選手がたくさんいます。2・12大阪でジャック・モリスとこのベルト懸けて闘います。昔のことを掘り返すのは好きじゃないけど、ジャックには苦い思いをさせられているので、天敵なんです。天敵を倒して俺がNOAHに新しい世界を創っていきます。みんなで新しいNOAH創っていきましょう!!」と呼びかけながら横浜大会を締めくくった。

 12日後には同じ横浜の地で新日本との対抗戦もスタンバイ。昨年は敗れて号泣したオカダ・カズチカとの1年ぶりタッグ対決も控えている。満面の笑みでリングを後にした清宮は「もう悔しい涙は流さない。このベルトを持ったからには止まるわけにいかないと思ってるから」とキッパリ言い切り、待ち受ける大一番へ決意を新たにするばかりだった。

【試合後の清宮】
▼清宮「いやあ、本当にもうすごいっすよね。この新しい刺激というか、野心というか。競争だからねホントに。俺もベルト持ってるけど、本当にうかうかしてられない。もっともっと高いところ目指していかないと。追い越せ追い抜け、本当にそういうところに自分が立ってるんだなって改めて今日の試合で実感しました。

――「みんなでノアを創る」と発言していたが、どんな思いがある?

▼清宮「変わんないな。俺の本質というか、ホント今の環境でお客さんが来てくださってるってことが、いろんな時期をみんなで乗り越えてきたのがあるからこそ感じるし。一人一人の声援も戻ってきたりして、お客さん一人一人の応援、それが原動力になるんで、そういう気持ちが常に自分を動かしてますね」

――今日は横浜だったが、1・21横浜アリーナへ向けては?

▼清宮「横浜アリーナ、僕にとってはいろんなすごい深い場所なんで。そこに向けて準備はもちろんやってきてるし、横浜もだけど、次も見えてるし。だからこそ止まるわけにいかない。本当にノアとして立ち止まってられないですね」

――涙を流した苦い思い出のある会場だが?

▼清宮「もう悔しい涙は流さないです。それだけです」

――チャンピオンとして対抗戦に臨むが?

▼清宮「そうですね。どうかな。本当にベルトを獲って向かえるっていうのはもちろん大きいんですけど、本当に自分の戦いというのもあって、それぐらいというか、ここで本当に立ち止まったら、もうベルトを持ってる意味もないと思うから。やっぱり俺はこのベルトを持ったからには止まるわけにいかないと思ってるから。ジャック・モリスとの戦いに向けて今はいってますよ。横浜もあるけど、今はジャックに昨日負けて、俺としては苦い思いがあるんで。だからまずジャックを超えないと俺は突き抜けられないというか。ホントに天敵なんで、そこを倒して突っ走る姿を見せます。俺を観に来てください。ありがとうございました」

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