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8/19【NOAH】清宮NOAH帰還マッチで快勝も…師・小川は怒りの完全否定「全然ダメ」

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2023』北海道シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ(札幌市/2023年8月19日)
◯清宮海斗&HAYATA&Eitavs小川良成&LEONA&スタリオン・ロジャース×

 新日本『G1 CLIMAX』に参戦していた清宮が、約1ヶ月半ぶりのNOAH帰還マッチで快勝。ところが師・小川は「全然ダメ」とコスチュームを引きちぎって“完全否定"した。

 G1専念のため、7・9八王子大会を最後にNOAH各大会を欠場していた清宮が、札幌で約1ヶ月半ぶりにホームマットへと帰還。温かい「おかえり」の歓声のなか、笑顔にあふれて花道を歩いた清宮だったが、リング上で待ち構えていた師・小川の目は完全に座っていた。

 コーナーに上がってニコニコとアピールする清宮のガウンを背後から引っ張った小川は、そのまま緑の羽根を引きちぎって明らかに立腹。中盤すぎに対峙すると、ダイブ攻撃を狙った清宮の股間を、剣山で撃ち抜いた。

 それでも最後は清宮が変型タイガードライバーからの変型シャイニング・ウィザードを相手方のロジャースを撃破。帰還マッチを快勝で飾った清宮は「今日のお客さんの反応。それがまた僕の前に進む力になりますしね。G1 CLIMAX、結果という部分では申し訳ないと思うけど、得たものは大きかったです。ここからはNOAHの清宮海斗を見せていきます」と笑顔でリスタートを宣言した。

 だが、一方の師・小川は強烈だった。G1帰りの清宮の印象を問われると「すっごい良くなったよ。すっごい良い選手になって帰ってきたと思うよ。モノマネ、パクり、コピー……すっごく良いレスラーになったんじゃない?」と壮絶に皮肉ったうえで、「G1の結果をみれば分かる通り、全然ダメだよね。主役になる選手は自分で『主役になる』とか言わなくても、自然に主役としてみられていく選手が真ん中に立つわけだからさ」と残して控室へと消えた。

 「主役になる」と言い続け、真夏の祭典を駆け抜けた清宮の1ヶ月間をなかば完全否定。“小川教室"で学んだ動きは新日本界わいでは評価される向きもあったものの、当の師匠の評価はまるで違った。9・3大阪大会では「清宮海斗&大岩陵平vs小川良成&ザック・セイバーJr.」も決まっており、師弟関係はまだまだ予断を許さぬ状況が続きそうだ。

【試合後の清宮&Eita】
▼Eita「おい、札幌にNOAHジュニアの顔が来たんだぞ。清宮さん、一つ言いたいことがある。今日はNOAHジュニアの顔二人と組んで、ちょっと目立ちすぎじゃないですか」

▼清宮「いやいや(苦笑)」

▼Eita「ちょっと目立ちすぎですよ。パートナーがNOAHジュニアの顔ですよ」

※とEitaは控室へ向かう

▼清宮「ちょっと目立ちすぎかあ。NOAHジュニア明るくなってんな。何か新しくなってんな。(Eitaの背中に向かって)Eitaさん、ありがとうございます。この雰囲気もそうですし、今日のお客さんの反応。それがまた僕の前に進む力になりますしね。G1 CLIMAX、結果という部分では申し訳ないと思うけど、得たものは大きかったです。ここからはNOAHの清宮海斗を見せていきます」


【試合後の小川】

――G1から帰ってきた清宮と当たったが?

▼小川「すっごい良くなったよ。すっごい良い選手になって帰ってきたと思うよ。モノマネ、パクり、コピー……すっごく良いレスラーになったんじゃない? G1の結果をみれば分かる通り、全然ダメだよね。主役になる選手は自分で『主役になる』とか言わなくても、自然に主役としてみられていく選手が真ん中に立つわけだからさ(※とだけ言って控室へ)」


【LEONAの話】「Eita、そしてHAYATA。今日、ホントに久しぶりに当たった清宮。負けたくない。もう今までのLEONAなんてキャラクター、戦法どうでもいい。目の前のヤツ、全員立ちふさがるヤツを倒す」

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