8/20【NOAH】崖っぷち拳王3勝目 サッチャー腕攻め地獄突破で望みつなぐ
『ABEMA presents N-1 VICTORY 2023』北海道シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ(札幌市/2023年8月20日)
Aブロック公式戦 ○拳王vsティモシー・サッチャー×
N-1ブロック突破へ崖っぷちに追い込まれている拳王がサッチャーの“腕攻め地獄"を突破して3勝目。優勝決定戦進出に望みをつないだ。
前夜(19日)の札幌2連戦初日ではジャック・モリス相手に痛恨の2敗目。5戦目となった札幌2日目は巧者サッチャーと激突し、序盤から腕攻め地獄に引きずり込まれて苦悶の声を上げ続け、必殺のフジワラアームバー(脇固め)で早々にギブアップ寸前に追い込まれた。
拳王もかろうじてロープに足を届かせたものの、ならばとサッチャーはフロントスープレックスで力攻めに転じ、拳王のドラゴンスープレックスや側頭部へのスピンキックを浴びても前進を止めない。PFSを狙う拳王に対して、執ようにコーナーをよじ登ってぶん投げにかかった。
だが、拳王もコーナー最上段でショートレンジ式蹴暴の奇策で振り切ると、そのままPFSで急降下。辛くも3カウントをもぎ取った。
2敗を死守してブロック突破へ望みをつないだ拳王は「2敗したけどな、自力優勝なくなったけどな、俺はまだ諦めちゃいねーぞ」と強調。自らに言い聞かせるように“諦めない"を連呼して続く8・26仙台大会でのマサ北宮戦を見据えた。
【拳王の話】「勝ったぞ。2敗したけどな、自力優勝なくなったけどな、俺はまだ諦めちゃいねーぞ。N-1 VICTORY、Aブロック勝ち進むのはこの俺だ。そして、N-1 VICTORY優勝するのはこの俺だ。おい、諦めてねーぞ。俺が優勝する。テメーらクソヤローども、まだ諦めていないN-1 VICTORYを優勝する拳王、俺についてこい」
