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8/26【NOAH】清宮&大岩が小川撃破で会心始動 8年ぶり“古巣"ザックはテクニック地獄で魅了

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2023』エディオンアリーナ大阪(2023年9月3日)
○清宮海斗&大岩陵平vsザック・セイバーJr.&小川良成×

 清宮&大岩組が小川撃破で会心始動。約7年9ヵ月ぶりにNOAH“里帰り"を果たしたザックも、小川とのテクニック地獄で古巣マットを魅了した。

 新日本・大岩はこの日がNOAH初参戦。新日本G1 CLIMAXに参戦した清宮に導かれてNOAHでの武者修行を決意し、清宮&大岩のコンビはこの日が“始動戦"となった。

 一方でG1での清宮の闘い方を「ワンパターンでつまんない」とボロクソに酷評していた小川は、ザックとの色褪せぬ“テクニック地獄"に清宮を引きずり込んで徹底捕獲。2015年11・30福島大会以来、約7年9ヵ月ぶりの参戦となったザックも、久々の師・小川との“セッション"を楽しむかのように、あの手この手の腕攻めを繰り出していった。

 だが、清宮も決定打は許さず。逆に小川から“ワンパターン"と指摘されていたドラゴンスクリューからの足4の字固めで真っ向から反撃に出ると、飛び込んできたザックを大岩とのダブルドロップキックで排除。返す刀で小川めがけてシャイニング・ウィザードを連発するや、最後は変型シャイニング・ウィザードを叩き込んで3カウントを奪ってみせた。

 酷評してきた師・小川を結果で黙らせる会心勝利。この日から新コスチュームとなった大岩と歓喜の勝ち名乗りを受けた清宮は「小川選手、パクリだとか、物真似だとか、ワンパターンだとか言ってましたけど。面白くなかったかもしれないですよ。小川選手からしたら俺の試合、面白くなかったかもしれないけど、勝ちましたよ。これで終わりでいいんですか?」と投げかけたうえで、「陵平、一歩ずつ、俺たちの人生作っていこう」と新たな相棒との船出に胸を高鳴らせた。

 大岩も「今日から新しいプロレス生活が始まるわけで、その第一歩、今日しっかり勝って、これからも清宮さんと上を目指して、このNOAHのリングで歩いていきます」と呼応。NOAHと新日本の未来を彩る新世代タッグが大阪で絶好のスタートを切った。

【試合後の清宮&大岩】

▼大岩「清宮さん、ありがとうございます」

▼清宮「よし! ありがとう!」

▼大岩「海斗さん」

▼清宮「OK。ありがとう」

▼大岩「NOAHに来て一発目。ここで勝たなければ。今日負けてたら。でも、今日から新しいプロレス生活が始まるわけで、その第一歩、今日しっかり勝って、これからも清宮さんと上を目指して、このNOAHのリングで歩いていきます。ありがとうございました」

▼清宮「ありがとう、陵平。腕痛くて、足痛くて、リング上でいろんな経験したことないような技がありました。でも、陵平の声を聞いてたら、陵平の戦い聞いてたら、そんな声で俺は立ち上がれるから。陵平の頑張りを見てたら、こんなところで負けてられねえなって思いますよ。ただ1つだけ。小川選手、パクリだとか、物真似だとか、ワンパターンだとか言ってましたけど。面白くなかったかもしれないですよ。小川選手からしたら俺の試合、面白くなかったかもしれないけど、勝ちましたよ。これで終わりでいいんですか? 陵平、一歩ずつ、俺たちの人生作っていこう」

▼大岩「はい。よろしくお願いします」

▼清宮「明日からもよろしく」

▼大岩「お願いします。海斗さん、お願いします」

プロ格 情報局