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11/17【NOAH】10年ぶりGHCジュニア返り咲きへ近藤が最終前哨戦でダガ一撃KO

『SUNNY VOYAGE 2023』栃木・ライトキューブ宇都宮(2023年11月17日)
◯ダガ&小川良成vs宮脇純太&近藤修司×

 11・24後楽園大会のGHCジュニア王座戦「(王者)ダガvs近藤(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦で、近藤がダガをKO。10年ぶり返り咲きへ弾みをつけた。

 自らに師事してきた宮脇に「背中をみせる」とGHCジュニア王座に挑戦表明。ところが前回(11・12京都)前哨戦では、目の前で宮脇がダガの“公開処刑"に処される屈辱を味わっていた。

 京都と同一カードで争われた、この日宇都宮での最終前哨戦。やはり宮脇が徹底的に捕まったが、近藤もあえて助けに入らぬ鬼教官っぷりを発揮。それでも宮脇が自力で小川を振り切ると、ようやくタッチに応じてダガをザ☆オリジナルでぶん投げ、キングコングラリアット発射体勢に入った。

 ところがコーナーの宮脇が「俺にください!」と懇願。近藤も応じ、燃える宮脇もドロップキックを乱射するなどして巻き返したものの、ダガは宮脇得意の飛びつきレッグドロップをあっけなくパワーボムで切り返すや、必殺ディアブロウイングスをズバリ。カットに入らない近藤の面前で3カウントを奪ってみせた。

 最終前哨戦は王者に軍配。今宵もダガは宮脇に“逆"キングコングラリアットを浴びせて公開処刑に処すと、飛び込んできた近藤にベルトを見せつけてから突き飛ばした。

 だが、近藤も返す刀でキングコングラリアットをズバリ。一撃でKO状態となったダガを、金色のベルトを掲げながら悠然と見下した。

 バックステージでは「タイトルマッチは俺がお前に背中みせるから」と改めて宮脇に約束した近藤。かつて2012から2013年にかけてGHCジュニア王座を就いていたが、あの頃は全日本から来襲した“外敵王者"として君臨していた。今回はNOAHジュニアの未来を思いつつ、自身も「本格参入」しての約10年ぶり戴冠を目指す。

【試合後の近藤&宮脇】

▼近藤「(※地を這う宮脇に)言うことねえけどよ、まぁいいや。タイトルマッチは俺がお前に背中みせるから」

▼宮脇「はぁ、はぁ…(這いつくばりながら近藤を追いかける)」

【ダガの話】「近藤、あれは卑怯だろ。小川さんと俺がお前やお嬢ちゃんの宮脇より上だからって試合が終わっても殴ってきやがって。よく聞け、ジュニアで一番なのはこの俺だ。俺はこのベルトをより高い位置に持って行く。そのためにも11月24日の後楽園でお前を倒す。そしてジュニアの一番が誰なのか、ハッキリさせてやる」

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