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1/2【NOAH】YO-HEY&タダスケが半年ぶりGHCジュニアタッグ奪回 有明オープニングの大空中3WAY戦制す

『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2024』東京・有明アリーナ(2024年1月2日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権3WAYマッチ ○YO-HEY&タダスケvsニンジャ・マック&アレハンドロvsドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ×

 YO-HEY&タダスケのGLGコンビが、新春ビッグマッチのオープニングを飾った大空中戦を制して、約半年ぶりにGHCジュニアタッグ王座返り咲きを果たした。

 ノータッチルールかつ勝ち残りルールの3WAY形式で争われたジュニアタッグ王座戦。“ロス・ゴルペアドーレス"ベイン&ウルフ組に、YO-HEY&タダスケ組、ニンジャ&アレハンドロ組が挑戦したが、戦前の予想通り、スピーディかつド派手な空中戦が有明ビッグマッチをオープニングから熱くした。

 のっけから3WAYらしい目まぐるしい攻防。王者のルチャ兄弟が流れるような連係で合体式ムーンサルトを繰り出せば、アレハンドロと揃いの白マスクのニンジャもニンジャスペシャルで舞って息ぴったりのサンドイッチ攻撃を叩き込み、次々に6選手が入り乱れての大技競演へ。6人全員が大の字となって場内はどよめきの連続となった。

 そして混戦を抜けたニンジャがニンジャボムを放ったものの、YO-HEYが避けて盛大に自爆。すかさずYO-HEYが十字固めで丸め込んでニンジャ&アレハンドロ組を失格へと追い込んだ。

 二本目に入ってもルチャ兄弟がやはり怒とうの連係攻撃で猛攻。シューティングスターやムーンサルトで次々に放ってタダスケを飲み込みにかかる。それでもタダスケは回転ボムを着地してのラリアットで窮地を脱するや、YO-HEYもタダスケを踏み台にしたダイブ式のカナディアンデストロイヤーでウルフを突き刺した。

 好機とみたYO-HEYは、顔面Gを避けられてもカウンターのドロップキックをドンピシャリ。それでもウルフはスーパー顔面Gをパワーボムで切り返す荒技を繰り出したが、YO-HEYもムーンサルトは寸前で回避だ。逆にコーナーに上がって今度こそのスーパー顔面G…と思いきや、ミサイルキックを顔面にぶっ放して3カウントを奪ってみせた。

 GLGコンビが有明アリーナのオープニングを揺らす熱闘の末に、約半年ぶりの王座返り咲き。“2人抜き"で2024年絶好スタートを決めたYO-HEYは「俺たちプレスラーはプロレスをすることしかできない。そして、プロレスを通じて、みんなを勇気づける、そういうことしかできないかもしれない。だからこそ、諦めなければ、どんなに強い相手が対戦相手だろうと、必ず夢は叶うんで。皆さん本当に俺たちプロレスラー、そして俺たちGLGと一緒にどんどんどんどん頑張ってやっていきましょう」と新春メッセージを送って飛躍の今年を見据えた。

【試合後のYO-HEY&タダスケ】

▼YO-HEY「よし! ダディ!」

▼タダスケ「OK!」

▼YO-HEY「このタイトルマッチが決まってから、ずっとこのベルトを手にすることだけを考えて、俺とタダスケはこの2024年を迎えたわけで。有言実行や。ずっとこのベルト欲しさにいろんなこと、思うことがあったりしたけど、1つだけいいですか。俺たちプレスラーはプロレスをすることしかできない。そして、プロレスを通じて、みんなを勇気づける、そういうことしかできないかもしれない。だからこそ、諦めなければ、どんなに強い相手が対戦相手だろうと、必ず夢は叶うんで。皆さん本当に俺たちプロレスラー、そして俺たちGLGと一緒にどんどんどんどん頑張ってやっていきましょう。なあ、タダスケ! 2024年一発、あれ頼むわ!」

▼タダスケ「OK! 2024年もG!L!G! サンキュー!」

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