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1/13【NOAH】ジェイクが清宮“塩マイク"に激怒、6対6が急浮上 近藤&宮脇はGHCジュニアタッグ挑戦へ

『STAR NAVIGATION 2024』東京・後楽園ホール(2024年1月13日)
○宮脇純太&近藤修司&マサ北宮&稲葉大樹vsジェイク・リー&アンソニー・グリーン&YO-HEY&タダスケ×

 “ギブアップ禁止"などスパルタ師弟関係が続く近藤&宮脇組のGHCジュニアタッグ王座挑戦が決定的に。さらに清宮海斗の“塩マイク"に激怒したジェイクが提案して、“GLGvsNOAH本隊"の全面対決も浮上した。

 二度に渡るメキシコ遠征を経ても結果が伴わない宮脇が昨年、近藤に弟子入りを志願。以降、近藤は宮脇に“ギブアップ禁止令"を出し、安易なカットプレーにも入らない鬼教官っぷりを発揮してきた。と同時に近藤は昨年11月にはGHCジュニア王座にも挑戦して健在っぷりを発揮。宮脇に“背中"をみせてきた。

 この日は8人タッグマッチで新GHCジュニアタッグ王者となったYO-HEY&タダスケ組と対決。宮脇がGLGサイドに徹底捕獲されたものの、やはり近藤はカットに入らない。中盤過ぎにもタダスケのラリアットで動きを止められ、YO-HEY&タダスケの合体式オービー・トライスを浴びて窮地に陥った。

 さらにはタダスケの地団駄ラリアットを被弾したものの、近藤がカットに入って3カウントは回避。報いたい宮脇はタダスケ2発目のラリアットを避けるや、スクールボーイで絡みつき、さらに二回転して丸め込んで、ギリギリで3カウントをもぎ取った。

 大逆転勝利に場内も大歓声。ジュンタコールのなかでマイクを握った宮脇は「次、僕と近藤さんで挑戦する!」と表明して、YO-HEY&タダスケも迎撃姿勢をみせ、ついに師弟コンビのGHCジュニアタッグ王座挑戦が決定的となった。

 ところが今度はジェイクが宮脇からマイクを強奪。「私はどうしても怒りがおさまらなくておさまらなくて仕方がない。その理由が分かるか!」と切り出すと、「それは清宮海斗お前だ! 清宮出てこい!」と呼び出した。

 現れた清宮を前にしたジェイクは「清宮海斗、お前に一言物申す! 有明、あれだけ俺が素敵なバトンを渡したのに! なんだあのマイクは!」と激怒。場内は無情?にも、大ジェイクコールで染まった。

 1・2有明アリーナ大会。物議を醸したメインイベント「飯伏幸太vs丸藤正道」後に現れたのがジェイクと清宮だった。ジェイクは大演説をぶって観衆の心をつかんだが、清宮は「NOAHの中心に立つ」と抽象的な宣言をするにとどまっていた。

 思わず下を向いた清宮をジェイクのさらなる舌鋒が襲う。「清宮海斗、認めるよ。お前は素晴らしいレスラーだ。センスの塊だと思うよ。でも、試合内容も、その顔も、綺麗に“まとまりすぎ"なんだよ!」と追い打ち。さらなる同意の喝采が響くなか、「お前はお客さんに何を伝えたい? お前の“生の感情"をここにいる人たちは期待してるんだよ! 改めてお前の口から、今なぜここでプロレスをやってるのか言え」と要求した。

 マイクを受け取った清宮も「俺のやることはNOAHを広めることだ! そのために誰になんて言われようが関係ねえ! 俺にとっての一番はNOAHなんだよ! もっともっとこのNOAHを広げていくために、この中心に立つ! ジェイク・リーお前にも負けたままで終わらねえんだよ!」と感情あらわに叫び、場内にも納得感が広がった。

 うなずいたジェイクも「よーくわかった。だが、改めて俺らとやらねえか? 俺たちは6人だ。そっちはあと一人足りねえな? 有明のセミ、そこで闘ってたヤツ、征矢学だ。その6人と俺たちGLG6人でやろうじゃないか」と征矢を加えた“全面対決"を提案。思わぬきっかけから“GLGvsNOAH本隊"の全面対決が急浮上した形となった。

【試合後のジェイク&YO-HEY&タダスケ】

▼ジェイク「いやあ、タダスケ、YO-HEY、改めて二人には申し訳ないことをした。本来はあなたたち二人がしゃべるべきだった。ただ申し訳ない。どうしてもリング上で話したかったことがあれなんだ。清宮海斗、またいい目をするようになったじゃあないか。あなたもちょっとした、ほんのちょっとの部分、本音の部分を聞けただけで今日あなたとリング上でああいう形だけれども、対峙してよかったと私は思っている。この6対6いつどこでやるかは公式の発表を待っていただきたい。ただ、我々は2023年NOAHを率いてきたGood Looking Guysだ。簡単に落とせると思うなよ。清宮海斗、他の5人もそうだ。楽しみにしてるぞ」

※YO-HEY&タダスケのみその場に残って

▼YO-HEY「さっきの話もあって、いろいろ言いたい部分はある。でも俺たちが今一番言わないといけない部分が一つある。おい、リングの上で言っとったな。宮脇純太? 近藤修司? あの二人が次、俺たちの持つこのGHCジュニアタッグのベルトに挑戦する。正直言えば、あの1回の勝ちだけでこのベルトにやすやすと挑戦できる、そんな甘いもんじゃない。でもな! 俺たちはタッグのチャンピオン、頂点にいる二人だ。どんな形式、どんな負け方だろうが負けは負け。このベルトがかかっていれば、もうその時点で俺たちはベルトを失っていたわけだ。だからいいだろう。宮脇純太、お前たち二人のタッグの挑戦、俺たちはいつでも受け入れる。俺たちの強さを見せるいい機会だ。いいアイデアだ。なあ、タダスケ。あまり落ち込まず、俺たちらしくもっともっと上にいって、強い、カッコいい俺たちを見せていこうぜ」

▼タダスケ「OK」

▼YO-HEY「それでは、あの一発お願いするよな」

▼タダスケ「いや、今日は」

▼YO-HEY「しっかり見とけ」

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