プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/17【NOAH】憂流迦が初タッグマッチ 早くも“進化"披露「全速力で成長していく」

『SUNNY VOYAGE 2024』新宿FACE(2024年1月17日)
○マサ北宮&稲葉大樹vs杉浦貴&佐々木憂流迦×

 元UFCファイターの憂流迦が杉浦とのコンビで早くも“進化"をみせた。

 一年間に渡った入念な準備期間を経て、年頭ビッグマッチでプロレスデビューを果たした憂流迦。MMAトップファイターがイチからプロレスを学ぶ真摯な姿勢は多くの好感を集めつつある。

 自身も“足かけ"ではなくフル参戦を熱望。プロレスを“旅"にたとえ、デビュー戦の相手を務めた杉浦が「一緒に旅しよう」と水先案内人を買って出ていた。

 この日はその杉浦とのコンビが始動。初体験となったタッグマッチで、いきなり元GHCタッグ王者の北宮&稲葉組と対決したが、強烈なヒザ蹴りで北宮のボディに集中砲火。杉浦もキチンシンクなどでボディに攻撃を集めて息のあったところをみせた。

 終盤にはスタナーやレッグラリアットも発射し、杉浦とともに北宮を取り囲んでエルボーを乱打。北宮に反撃されても素早い首固めで丸め込む進化をみせ、監獄固めを鮮やかな脇固めで切り返す離れ業を繰り出す。ところが踏ん張った北宮もジャーマンで強引にぶっこ抜き、最後はセントーンを落として3カウントが数えられた。

 「今日は杉浦さんがパワー貸してくれたんですけど、跳ね返された。マジ効いたっすね、セントーン…」と顔をしかめた憂流迦は、初のタッグマッチを「俺がもっと食らわせられれたところも、カバーにいけるところもあった。ホント難しい」と回顧。とはいえ、わずか3戦で丸め込みをみせる“進化"もみせただけに「まだまだ地力足りないんで。止まってられないんで。全速力で成長していきたいと思います」と改めて前を見据えた。

【試合後の憂流迦】

▼憂流迦「ありがとうございました。ああ3連敗。今日、杉浦さんがホントにパワー貸してくれたんですけど、やれること全部やったけど、全部跳ね返されたですね、今日は。最後、マジで効いたですね、セントーン。やばかった。まだまだ地力足りないんで。でも止まってられないんで全速力で成長していきたいと思います」

――初のタッグマッチとなったが?

▼憂流迦「やっぱり初って難しい。本当に。俺がいってもっと相手に食らわせられるところも全然あったし、僕がカバーいかなきゃいけないところもたくさんあったし。その部分まだ全然。ずっと1対1だったんで難しいなと思いました。止まっていられないんで成長していきます」

プロ格 情報局