1/31【鈴木軍/NOAH】新GHC王者・杉浦が中嶋を標的に 新加入・金丸はジュニア2冠に照準 鈴木軍1・31横浜一夜明け会見(写真あり)
ノア1・31横浜文体大会から一夜明けた1日、GHCヘビー級王座強奪に成功した杉浦貴、新加入となった金丸義信ら鈴木軍メンバーが都内で会見。杉浦は次なる標的を中嶋勝彦に定め、金丸はジュニア2冠獲りに照準を合わせた。
鈴木軍総動員で杉浦がGHCを強奪。“第2の時限爆弾"金丸が加入を果たした横浜文体大会から一夜明け、東京・原宿のパイルドライバーに飯塚高史をのぞく鈴木軍メンバーが集結した。
まずは鈴木が新王者と新メンバーを紹介。鈴木にうながされると、鈴木軍入り後、ほぼ口を閉ざしていた杉浦が初めてまともに話し始めた。
「…このベルトが欲しくて鈴木軍に入った。で、これ(ベルト)が今ここにあるから。結果がすべて」。そう話した杉浦は、次なる標的に言及。「途中、誰か入ってきたな? 中嶋か。今さらノアに入ったバカな野郎。アイツ邪魔だな」と吐き捨てた。
中嶋は前夜の王座戦に乱入したランス・アーチャーを“ビューディフル・ドロップキック"で排除していた。鈴木から「ブッ飛ばす?」と問われて「あぁ、やりたいね」と話した杉浦だが、王座戦にはこだわらない構え。中嶋は前夜GHCタッグ王座奪回に失敗しており、鈴木も「資格がねえ」と切り捨てた。杉浦は「俺に獲られて悔しいヤツいっぱいいるだろ? ノアの連中。獲り返したいと思ってるヤツらで、そっちで決めろ」と続けた。
一方で新加入となった金丸は、ジュニア2冠に照準。「シングルだけじゃなく、タッグのベルトも視野に入れてくよ。ジュニアのベルトは鈴木軍で総なめにする。ジュニアのメンバーもこれだけいるし、誰がパートナーでもいい」と語り、タッグパートナーにはタイチが名乗り。「まぁ、タッグはこいつら(TAKA、デスペ)は負けてるからな。だから俺が行く。ノブ(金丸)と」と妙な愛称をつけて金丸を戸惑わせた。
さらに鈴木は“金丸獲得"の裏事情を種明かし。「俺がここに呼んだんだよ。ヨソにいる時から。『お前、もっと金欲しくねえか?』『もっと力欲しいだろ?』って。そういうこった。そう…知らなかったのは潮崎とノア」とニヤつき、改めてさらなる裏切り、時限爆弾の存在を示唆した。
「フッフッ…みんな疑えばいい。テメーの隣にいるヤツを疑えばいい。友達だと思って肩組んでるヤツ疑えばいい。そして誰も信じられなくなればいい…」。今年は外部からのみならず、内部崩壊も誘ってノアの“完全破壊"にかかる。「ノアに来た目的はすでに一度、果たされてるんだ。ここにいる全員。ちょっと事情があって変わったんだよ。事情? 俺たちに火ぃつけたんだ。だから跡形もなく消し去ってやる」と鈴木は言い切り、最後は「スズキグン…イチバーン!」で会見を締めくくった。
※会見における鈴木軍の詳細コメント(前後編)は容量の都合上、別項に掲載いたします