【NOAH】「ベンジャミンのすべてを上回って“GHC"アピールしたい」 新GHC王者・潮崎が所信表明会見 2016/5/30 15:10
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5・28大阪大会で杉浦貴を破り、約4年4ヵ月ぶりにGHCヘビー級王者となった潮崎豪が30日、都内ノア事務所で会見。「これぞGHCという闘いをしていきたい」と所信表明したうえで、シェルトン・X・ベンジャミンを迎え撃つ初防衛戦へ、「身体能力、凄さ、強さ、怖さ…すべてを上回ってGHCというものをアピールしていきたい」と意気込んだ。 杉浦との死闘を制して再びGHCを手にした潮崎。ベルトを手にスーツ姿で“所信表明"会見に臨んだ。“出戻り"の十字架を背負いながら方舟マットで戦い続けたが、ついに大阪ではシオザキコールで背中を押された。「このベルトを巻くことへの“重み"というものを、大阪では感じることができました。これからが自分も“勝負"だと思ってる。“GHCチャンピオンの意味"というものをしっかりと見せていきたい」と話した。 丸藤正道が一度奪回したものの、ここ1年半は“鈴木軍王者"のGHC戦が続いてきた。猛威を受け止めたうえで跳ね返すのが、師匠・小橋建太さんや、故・三沢光晴さんらが築いてきたGHCの闘い。それを継承して進化させる命題を自らに課した。6・12後楽園大会の初防衛戦では鈴木軍・ベンジャミンと激突。「もともとの身体能力に加えて、外国人選手特有の怖さというものを感じる。これまでやってきた外国人選手のなかでもトップ中のトップ」としたものの、「そういう選手だからこそ、GHCの闘いができると俺は思ってるので必ず“GHCのタイトルマッチ"という試合をやりたい。ベンジャミン選手の身体能力、凄さ、強さ、怖さ…すべてを上回ってGHCというものをアピールしていきたい」と言い切ってみせた。 初防衛戦の翌日である6月13日は故・三沢さんの命日でもある。「しっかりとGHCヘビーを守ってその日を迎えたいと思います。GHCはノアのGHC。自分としてもしっかりとその意味を考えて6月13日を迎えたい」と誓いを立てた。6月14日には小橋さんの『Fortune Dream』後楽園大会にも出場するだけに、無論師匠の興行にも“GHC王者"として立つつもりでいる。 そして地震に見舞われた地元・熊本への思いもさらに深まった。「大阪大会でも熊本から大勢の人が来てくれて、応援ボードまで用意してくれた方もいて。自分たちが大変な時に、それでも応援しに来てくれた。より頑張らないと…と思いましたし、だからこそ獲れたとも思います。勇気づける…というより、チャンピオンになったことで少しでも熊本のみんなの力になれれば…という思い。そしていつか熊本でチャンピオンとしてリングに立てれば…とも思っています。いつになるかは分からないですけど、それまでベルトを守りたい」。あらゆる思いと命題を背負いつつ、3度目の“潮崎政権"がスタートする。 会見における潮崎の詳細コメントは以下の通り。 【会見の模様】 ――改めて大阪でのGHC戦を振り返って? ▼潮崎「5・28大阪で無事にGHCベルトを再び手にすることができました。二度とこのベルトを手にすることは無いと思っていたんですけど、今再びこのベルトが自分の手の中にあるということは、凄く思うところがありますし、何より鈴木軍・杉浦貴からノアに獲り返すことができた…ということに喜びを感じています」 ――ベンジャミン相手の初防衛戦が決まったが? ▼潮崎「このベルトを獲った時に、鈴木軍の誰かが来るだろうなということは予想していましたけど、そこにベンジャミンが来た。何より自分がノアのリングに戻って来た理由は『ノアのリングを守りたい』から。その気持ちがあるので、しっかりと鈴木軍を一人ひとりGHCチャンピオンである自分が倒していって、ノアを守っていきたいと思っています」 ――改めて王者となっての反響は? ▼潮崎「ノアのリングに戻って来た時、『どんな声も受け止めて戦っていく』と言っていたんですけど、大阪の試合ではファンの方々の『潮崎!』という声が力になりました。正直あれほど“シオザキ"コールが起こるというのは思っていなかったので、素直に感動しましたし、自分が言っていた“これぞGHC"という闘いを少しは見せられたのかな…と思っています」 ――杉浦とGHC戦で戦ってみて蘇るものがあった? それともまったく別の杉浦と戦っている感覚だった? ▼潮崎「以前自分がいた時の杉浦貴とはまったく違ったと思いますし、“鈴木軍・杉浦貴"だとは思いますけど、やっぱり根本的な強さや凄みは、以前よりも増していたように思います。こういう風に言うのはおかしいかもしれないですけど、自分がこういう形で戻ってきて杉浦貴と試合をしたことは、凄く意味があったことだと思っています」 ――シオザキコールが飛んでいたが、これでノアファンに認められたと思っている? それともまだこれからだと思う? ▼潮崎「実際GHCのベルトを手にすることができましたが、フリーの立場というのも変わってないですが、“GHCの闘い"というのを通じて、これからも判断していってもらいたいです」 ――これからがノアに戻ってきてからの“本番"になる? ▼潮崎「そうですね。これからが自分も“勝負"だと思ってるんで。“GHCチャンピオンの意味"というものをしっかりと見せていきたいと思います」 ――ベンジャミンの印象は? ▼潮崎「シングルではもちろん、タッグでもやり合った記憶がそこまで無いので、正直どんな選手かっていうのは把握しきれて無い部分もあります。ただ、この前の大阪大会(ベンジャミンvs谷口)も見ましたが、もともとの身体能力に加えて、外国人選手特有の怖さというものを感じましたし、これまでやってきた外国人選手のなかでもトップ中のトップだと思っています」 ――大阪でもベンジャミンは暴走していて勢いづいているが? ▼潮崎「そういう選手だからこそ、GHCの闘いができると俺は思ってるので。必ず“GHCのタイトルマッチ"という試合をやりたいと思います」 ――6月12日の翌日は三沢さんの命日でもあるが? ▼潮崎「前日にベンジャミンとのタイトルマッチが決まりましたけど、それもGHCにとって意味のある闘いだと思っています。しっかりとGHCヘビーを守ってその日を迎えたいと思います。GHCはノアのGHC。自分としてもしっかりとその意味を考えて6月13日を迎えたいと思います」 ――6月12日の後には師匠・小橋さんの興行であるFortune Dreamもあるが、当然チャンピオンとして? ▼潮崎「そうですね。メインで組んでいただいているので、チャンピオンとして出る…ということをかなえるためにも、12日は負けられないです」 ――以前GHCを巻いていた時と比べて気持ちの変化は? ▼潮崎「あれから一度ノアを出ていって、また戻ってきて…。再びこのベルトを巻くことへの“重み"というものを、大阪では感じることができました。その思いを自分で消さないためにも、GHCの価値を上げていく闘いをしていきたいと思います」 ――地震に見舞われた地元・熊本への思いは ▼潮崎「各地で募金を集めたり、メッセージを書いてくれた方々が大勢いました。逆に大きなパワーをいただきました。それに大阪大会でも熊本から大勢の人が来てくれて、応援ボードまで用意してくれた方もいて。自分たちが大変な時に、それでも応援しに来てくれた。より頑張らないと…と思いましたし、だからこそ獲れたとも思います。勇気づける…というより、チャンピオンになったことで少しでも熊本のみんなの力になれれば…という思い。そしていつか熊本でチャンピオンとしてリングに立てれば…とも思っています。いつになるかは分からないですけど、それまでベルトを守りたい。本当にいろんな声をいただいて、逆に力をもらったほうが強いんですが…」 ――改めてベンジャミン戦へ意気込みを ▼潮崎「ベンジャミン選手の身体能力、凄さ、強さ、怖さ…すべてを上回ってGHCというものをアピールしていきたいと思っています。必ず勝ちたいと思います」
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5・28大阪大会で杉浦貴を破り、約4年4ヵ月ぶりにGHCヘビー級王者となった潮崎豪が30日、都内ノア事務所で会見。「これぞGHCという闘いをしていきたい」と所信表明したうえで、シェルトン・X・ベンジャミンを迎え撃つ初防衛戦へ、「身体能力、凄さ、強さ、怖さ…すべてを上回ってGHCというものをアピールしていきたい」と意気込んだ。
杉浦との死闘を制して再びGHCを手にした潮崎。ベルトを手にスーツ姿で“所信表明"会見に臨んだ。“出戻り"の十字架を背負いながら方舟マットで戦い続けたが、ついに大阪ではシオザキコールで背中を押された。「このベルトを巻くことへの“重み"というものを、大阪では感じることができました。これからが自分も“勝負"だと思ってる。“GHCチャンピオンの意味"というものをしっかりと見せていきたい」と話した。
丸藤正道が一度奪回したものの、ここ1年半は“鈴木軍王者"のGHC戦が続いてきた。猛威を受け止めたうえで跳ね返すのが、師匠・小橋建太さんや、故・三沢光晴さんらが築いてきたGHCの闘い。それを継承して進化させる命題を自らに課した。6・12後楽園大会の初防衛戦では鈴木軍・ベンジャミンと激突。「もともとの身体能力に加えて、外国人選手特有の怖さというものを感じる。これまでやってきた外国人選手のなかでもトップ中のトップ」としたものの、「そういう選手だからこそ、GHCの闘いができると俺は思ってるので必ず“GHCのタイトルマッチ"という試合をやりたい。ベンジャミン選手の身体能力、凄さ、強さ、怖さ…すべてを上回ってGHCというものをアピールしていきたい」と言い切ってみせた。
初防衛戦の翌日である6月13日は故・三沢さんの命日でもある。「しっかりとGHCヘビーを守ってその日を迎えたいと思います。GHCはノアのGHC。自分としてもしっかりとその意味を考えて6月13日を迎えたい」と誓いを立てた。6月14日には小橋さんの『Fortune Dream』後楽園大会にも出場するだけに、無論師匠の興行にも“GHC王者"として立つつもりでいる。
そして地震に見舞われた地元・熊本への思いもさらに深まった。「大阪大会でも熊本から大勢の人が来てくれて、応援ボードまで用意してくれた方もいて。自分たちが大変な時に、それでも応援しに来てくれた。より頑張らないと…と思いましたし、だからこそ獲れたとも思います。勇気づける…というより、チャンピオンになったことで少しでも熊本のみんなの力になれれば…という思い。そしていつか熊本でチャンピオンとしてリングに立てれば…とも思っています。いつになるかは分からないですけど、それまでベルトを守りたい」。あらゆる思いと命題を背負いつつ、3度目の“潮崎政権"がスタートする。
会見における潮崎の詳細コメントは以下の通り。
【会見の模様】
――改めて大阪でのGHC戦を振り返って?
▼潮崎「5・28大阪で無事にGHCベルトを再び手にすることができました。二度とこのベルトを手にすることは無いと思っていたんですけど、今再びこのベルトが自分の手の中にあるということは、凄く思うところがありますし、何より鈴木軍・杉浦貴からノアに獲り返すことができた…ということに喜びを感じています」
――ベンジャミン相手の初防衛戦が決まったが?
▼潮崎「このベルトを獲った時に、鈴木軍の誰かが来るだろうなということは予想していましたけど、そこにベンジャミンが来た。何より自分がノアのリングに戻って来た理由は『ノアのリングを守りたい』から。その気持ちがあるので、しっかりと鈴木軍を一人ひとりGHCチャンピオンである自分が倒していって、ノアを守っていきたいと思っています」
――改めて王者となっての反響は?
▼潮崎「ノアのリングに戻って来た時、『どんな声も受け止めて戦っていく』と言っていたんですけど、大阪の試合ではファンの方々の『潮崎!』という声が力になりました。正直あれほど“シオザキ"コールが起こるというのは思っていなかったので、素直に感動しましたし、自分が言っていた“これぞGHC"という闘いを少しは見せられたのかな…と思っています」
――杉浦とGHC戦で戦ってみて蘇るものがあった? それともまったく別の杉浦と戦っている感覚だった?
▼潮崎「以前自分がいた時の杉浦貴とはまったく違ったと思いますし、“鈴木軍・杉浦貴"だとは思いますけど、やっぱり根本的な強さや凄みは、以前よりも増していたように思います。こういう風に言うのはおかしいかもしれないですけど、自分がこういう形で戻ってきて杉浦貴と試合をしたことは、凄く意味があったことだと思っています」
――シオザキコールが飛んでいたが、これでノアファンに認められたと思っている? それともまだこれからだと思う?
▼潮崎「実際GHCのベルトを手にすることができましたが、フリーの立場というのも変わってないですが、“GHCの闘い"というのを通じて、これからも判断していってもらいたいです」
――これからがノアに戻ってきてからの“本番"になる?
▼潮崎「そうですね。これからが自分も“勝負"だと思ってるんで。“GHCチャンピオンの意味"というものをしっかりと見せていきたいと思います」
――ベンジャミンの印象は?
▼潮崎「シングルではもちろん、タッグでもやり合った記憶がそこまで無いので、正直どんな選手かっていうのは把握しきれて無い部分もあります。ただ、この前の大阪大会(ベンジャミンvs谷口)も見ましたが、もともとの身体能力に加えて、外国人選手特有の怖さというものを感じましたし、これまでやってきた外国人選手のなかでもトップ中のトップだと思っています」
――大阪でもベンジャミンは暴走していて勢いづいているが?
▼潮崎「そういう選手だからこそ、GHCの闘いができると俺は思ってるので。必ず“GHCのタイトルマッチ"という試合をやりたいと思います」
――6月12日の翌日は三沢さんの命日でもあるが?
▼潮崎「前日にベンジャミンとのタイトルマッチが決まりましたけど、それもGHCにとって意味のある闘いだと思っています。しっかりとGHCヘビーを守ってその日を迎えたいと思います。GHCはノアのGHC。自分としてもしっかりとその意味を考えて6月13日を迎えたいと思います」
――6月12日の後には師匠・小橋さんの興行であるFortune Dreamもあるが、当然チャンピオンとして?
▼潮崎「そうですね。メインで組んでいただいているので、チャンピオンとして出る…ということをかなえるためにも、12日は負けられないです」
――以前GHCを巻いていた時と比べて気持ちの変化は?
▼潮崎「あれから一度ノアを出ていって、また戻ってきて…。再びこのベルトを巻くことへの“重み"というものを、大阪では感じることができました。その思いを自分で消さないためにも、GHCの価値を上げていく闘いをしていきたいと思います」
――地震に見舞われた地元・熊本への思いは
▼潮崎「各地で募金を集めたり、メッセージを書いてくれた方々が大勢いました。逆に大きなパワーをいただきました。それに大阪大会でも熊本から大勢の人が来てくれて、応援ボードまで用意してくれた方もいて。自分たちが大変な時に、それでも応援しに来てくれた。より頑張らないと…と思いましたし、だからこそ獲れたとも思います。勇気づける…というより、チャンピオンになったことで少しでも熊本のみんなの力になれれば…という思い。そしていつか熊本でチャンピオンとしてリングに立てれば…とも思っています。いつになるかは分からないですけど、それまでベルトを守りたい。本当にいろんな声をいただいて、逆に力をもらったほうが強いんですが…」
――改めてベンジャミン戦へ意気込みを
▼潮崎「ベンジャミン選手の身体能力、凄さ、強さ、怖さ…すべてを上回ってGHCというものをアピールしていきたいと思っています。必ず勝ちたいと思います」
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