【NOAH】K.E.S.との再戦決定で矢野動揺も…丸藤「不思議とリラックス」 新GHCタッグ王者・丸藤&矢野が会見 2016/5/30 15:11

 5・28大阪大会で“K.E.S."ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組を破ってGHCタッグ王者となった丸藤正道&矢野通組が30日、都内ノア事務所で会見。6・12後楽園大会におけるK.E.S.との再戦が初防衛戦に決まったが、矢野は「えっ…またっすか? 怖い…」と動揺。「丸藤選手が頑張ってくれる」とまたもや“丸藤頼み"だったが、丸藤は「それはもう…役割分担です!」と受け止めた。とはいえ悲壮感はまったくなく、終始笑いあいながらの会見。「矢野選手と巻いたこのベルトは不思議とリラックスして手元に置いておける。これからもその状態を続けていきたい」と話した丸藤は、「このベルトを獲ったのは大阪。大阪まで来られなかった人たちにも、僕たちが勝つ姿というのを見てもらいたい」と意気込んでいた。


【会見の模様】
――改めてGHCタッグ戦を振り返って?

▼矢野「え〜…怖かったっす(笑)」

▼丸藤「まずは勝てたことに嬉しい気持ちと、応援してくれたファンの方たちには良い結果を見せられたので、本当に良かったと思います。ただ相手は本当に強くてデカくて、いまだにダメージが残ってる。でもひとまず目の前にこうしてベルトがあって、良かったと思います」

――K.E.S.との再戦が決まったが?

▼矢野「えっ……また? 12日…? 結構近くないっすか?」

▼丸藤「予定あいてます?」

▼矢野「予定あいてはいるんすけど…ちょっと…動揺してます。ちょっと…考えます。2週間かけて考えます」

▼丸藤「このベルトを獲ったのは大阪。大阪まで来られなかった人たちにも、僕たちが勝つ姿というのを見てもらいたい。…というのがありますが、まずはパートナーの矢野さんのモチベーションを上げるべく、残された期間でしっかりとコミュニケーションをとりたい。僕もすぐに(ルチャワールドカップ出場のため)メキシコのほうへ行ってしまうんですが…」

▼矢野「えっ…マジっすか?(笑)」

▼丸藤「あ、言ってなかったですね。メキシコ行ってきます! まぁとにかくタイトルマッチが決まったということなので、次のリマッチも厳しい戦いになると思いますが、僕たちをぜひとも応援していただいて、その声を力にかえて再びベルトを腰に巻けるようにしっかりやりたいと思います」

――いろんなパートナーとベルトを巻いてきたが、矢野と巻いてみての感想は?

▼丸藤「今までは気持ち的に余裕が無い状態だったのかもしれないんですけど、矢野選手と巻いたこのベルトは不思議とリラックスして手元に置いておける。これからもその状態を続けていきたいと思っております」

――矢野選手は現実を受け入れきれていないようだが、どうモチベーションを上げていく?

▼矢野「試合に関して言えば、これまで通り、丸藤選手が頑張ってくれるのでいいんですけど…。怖いは怖い。まぁしょうがないっすね。当日になっても怖いは怖いはず。その怖さにいかに打ち勝つか…でも怖いです。答えになってないっすね(笑)」

――あのK.E.S.から2連勝するだけでも大変なはずなのに、3連勝となると相当厳しいハードルになりそうだが…

▼丸藤「それでも次負けてしまったら何の意味もないと思いますし、ウチらは先を先を見ていかないといけない。だから過去何回勝ったとか、どっちが勝ったとかそんなものは関係なくて、再びその闘いが決まったならば“勝つのみ"。そして大きな壁を打ち破って、さらにその先が見えるようにしていきたいと思います」


――矢野選手の“丸藤任せ"が目立つ感もあるが…

▼丸藤「それはもう…役割分担です!(笑) 任せるところは任せていただいて、要所要所で矢野選手も動いてくれるので。だからこそこの結果が出たんだと思いますし、試合を見ていれば分かると思うんですけど、決して矢野選手は手を抜いてるワケではないので。それが俺たちの…スタイル」

――今回も矢野のパスを丸藤が決める黄金パターンで?

▼丸藤「それを繰り返して勝てていけるのなら、それが黄金パターンだと思うので。しっかりそうなるように結果で見せていきます」