【NOAH】王者・遠藤が右腕殺しデモ、怒りの征矢と「ナショナルくん」代弁合戦 GHCナショナル調印式 2025/2/10
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あす(11日)後楽園大会でのGHCナショナル王座戦「(王者)遠藤哲哉vs征矢学(挑戦者)」に向けた調印式が10日、都内で開かれ、互いにベルトを擬人化して「ナショナルくん」の声を代弁し合う妙な展開に…。そのうえで遠藤が“右腕殺し"デモを敢行した。 征矢にとっては、ちょうど1ヶ月ぶりのリベンジマッチとなる一戦。TEAM 2000X入りして無法王者となった遠藤に対して、「ナショナルくんの悲しむ声が聞こえる」とベルトを擬人化してその“悲鳴"を代弁し、救出を訴えてきた。 この日の会見でも「ナショナルくん…お前、顔色悪いぞ。大丈夫か? …うんうん、そうか。待ってろ。もう少しだ。俺が必ずお前を素晴らしい世界に連れて行ってやる。今は我慢しとけ」と赤いベルトと“会話"し、「俺がナショナルくんを奪い返します!」と絶叫した。 一方の遠藤はニヤニヤ。「征矢学。頭があれなのはわかってたけど、ベルトの声が聞こえると言い出したときはとうとう末期かと思った」としたものの、「だが、2月8日、新宿FACE大会。俺にも聞こえたんだよ。『征矢学の右腕を破壊しろ』っていう声が。最初は空耳かと思った。でもな、試合中、征矢学の右腕を攻めるたびにナショナルくんの輝きが増したんだよ。そこで俺は確信した。この声はナショナルくんの声だってな」と遠藤までもが“ベルトの声"を代弁し始めた。 遠藤は続ける。「それと試合後にこんなことも言ってたぞ。『僕は征矢学の住む埼玉の田舎、平屋建てには帰りたくない。エンテツの住む都内タワマン5LDKの豪邸に帰りたい』ってな」とも付け加え、「2月11日、ここがゴールじゃない。俺が防衛して、プロレスリング・ノア全員倒して、俺の足元にひざまずかせてやる」と改めて宣言した。 すかさず征矢も「お前にベルトの声が聞こえるわけないだろう。お前こそ勘違いしてんだろ。それにな、俺は平屋じゃねえよ。2階建てだ。いや3階建てだよ、バカヤロー」と青筋を立てたが、遠藤は一笑。「ベルトを獲って1ヶ月、まだDDTのほうがやりがいがあるかな。だから俺の本当のプロレスリング・ノアでの戦いは2月11日以降だと思っている」と“通過点"を強調しながらあざ笑った。 当日はTEAM 2000X勢の介入も想定されるが、征矢は「介入が怖くてリングに上がれないですよ。そんな毎回毎回、介入を気にしてたら試合なんかできねえよ。なんだってこいよ。右腕破壊するならしてみろ。俺は全身全霊かけてこのベルトを取り返すんだよ!」と顔を真っ赤にしながら明言。写真撮影の段でも掴みかからんばかりに遠藤と向き合ったものの、冷静な遠藤は頭から水をぶっかけるや、脇固めからのショルダーバックブリーカーへ。“右腕殺し"デモを繰り広げると、うめき声を上げる征矢を残して涼しげに姿を消した。 【会見の模様】 ▼征矢「征矢学です。前回の後楽園ホール、1月11日のタイトルマッチ。ああいう気持ちよくない終わり方でタイトルマッチが終わり、はい、負けました。そういう感情で済む話じゃないんですよ。元チャンピオンとして、このベルトの価値を下げてくれたなと思ってます。ただ、遠藤哲哉。最初に情熱vsバーニング、お互い1対1の熱い戦いができると思ってました。でも、残念にもTEAM 2000 X、反則まがいの結局ペテン師だったんだなと。何より応援してるファンの方、そして一番悲しんでるのはGHCナショナルのベルト。そう、ナショナルくんが一番悲しんでるんだよ! (立ち上がってナショナルのベルトに近寄って)なあ、ナショナルくん。おい、どうした? ナショナルくん、お前、顔色悪いぞ。大丈夫か? (ベルトに耳を寄せて)待ってろ。もう少しだ。俺が必ずお前を素晴らしい世界に連れて行ってやる。今は我慢しとけ。すいません、話の途中で。ただ、ナショナルくんの今のこの状態は非常に不健康だと、ベルトの今の状態を見てれば分かります。とにかく2月11日、後楽園ホールは! 俺がナショナルくんを奪い返します」 ▼遠藤「俺は勘違いをしていた。対戦相手、征矢学。頭があれなのはわかってたけど、ベルトの声が聞こえると言い出したときはとうとう末期かと思ってた。だが、2月8日、新宿FACE大会。俺にも聞こえたんだよ。『征矢学の右腕を破壊しろ』っていう声が。最初は空耳かと思った。でもな、試合中、征矢学の右腕を攻めるたびにナショナルくんの輝きが増したんだよ。そこで俺は確信した。この声はナショナルくんの声だってな。それと試合後にこんなことも言ってたぞ。『僕は征矢学の住む埼玉の田舎、平屋建てには帰りたくない。エンテツの住む都内タワマン5LDKの豪邸に帰りたい』ってな。2月11日、ここがゴールじゃない。俺が防衛して、プロレスリング・ノア全員倒して、俺の足元にひざまずかせてやる。以上」 ▼征矢「おい、お前にベルトの声が聞こえるわけないだろう。お前こそ勘違いしてんだろ。それにな、俺は平屋じゃねえよ。2階建てだ。いや3階建てだよ、バカヤロー」 ※質疑応答へ ▼遠藤「おい、質問ねえのか? ナショナルくんに質問してもいいぞ」 ――ナショナルくんはどちらの腰に巻かれたいと今現在、この場所において思っている? ▼遠藤「『もちろんチャンピオンのエンテツ選手の腰に巻かれたい』とナショナルくんは言ってます」 ▼征矢「それはナショナルくんに聞いてください。ナショナルくんに質問してるんだったら、ナショナルくんに聞いてください。俺でも遠藤哲哉でもなく、ナショナルくんに聞いてください」 ――NOAH参戦から1ヵ月経過したが、どのように感じている? ▼遠藤「まあ、物足りないよね。征矢学からこのベルトを獲って、次は誰が来るのかと思ったら、また負け犬の征矢学が勝手に挑戦者として決まって。まだDDTのほうがやりがいがあるかな。だから俺の本当のプロレスリング・ノアでの戦いは2月11日以降だと思っている」 ▼征矢「DDTやりがいあるなら、じゃあDDTに戻れよ」 ――前哨戦では家庭も奪うと発言していたが、その気持ちは今も変わりない? ▼遠藤「それはナショナルくんが言ってることで、『早く離婚しろ』と。征矢学の嫁さん、子供には正直興味ありません。ただ、ナショナルくんも『血に飢えてる、普通の試合じゃ満足できなくなってるから、試合、タイトルマッチ防衛して、征矢学の家庭もついでに破壊する』って言ってますよ」 ――遠藤選手はナショナルくんの声として右腕を破壊すると言っているが? ▼征矢「右腕を攻めるなら、攻めてもらって構わないですよ。ただ、俺は全力でGHCナショナルのベルトを獲り返すだけなんで」 ――今回もT2000Xの介入が予想されるが? ▼征矢「介入が怖くてリングに上がれないですよ。そんな毎回毎回、介入を気にしてたら試合なんかできねえよ。なんだってこいよ。右腕破壊するならしてみろ。俺は全身全霊かけてこのベルトを取り返すんだよ。その強い気持ちでいますよ、俺は」 ――征矢選手が「なんでもしてこい」と発言したが? ▼遠藤「なんでもした結果、こうやって文句言ってリマッチ組んでるんで、結局言ってることに一貫性がないなって思いますね。別に介入なんかなくたって俺が勝てるんで、明日は試合を楽しみたいと思います」 ※写真撮影後、征矢がナショナルのベルトに触れると、遠藤が払いのけ、ペットボトルの水を征矢の頭にぶっかける。征矢は胸倉をつかんで詰め寄ったが、遠藤は右腕を脇固めで絞め上げ、ショルダーアームブリーカーで痛めつける
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あす(11日)後楽園大会でのGHCナショナル王座戦「(王者)遠藤哲哉vs征矢学(挑戦者)」に向けた調印式が10日、都内で開かれ、互いにベルトを擬人化して「ナショナルくん」の声を代弁し合う妙な展開に…。そのうえで遠藤が“右腕殺し"デモを敢行した。
征矢にとっては、ちょうど1ヶ月ぶりのリベンジマッチとなる一戦。TEAM 2000X入りして無法王者となった遠藤に対して、「ナショナルくんの悲しむ声が聞こえる」とベルトを擬人化してその“悲鳴"を代弁し、救出を訴えてきた。
この日の会見でも「ナショナルくん…お前、顔色悪いぞ。大丈夫か? …うんうん、そうか。待ってろ。もう少しだ。俺が必ずお前を素晴らしい世界に連れて行ってやる。今は我慢しとけ」と赤いベルトと“会話"し、「俺がナショナルくんを奪い返します!」と絶叫した。
一方の遠藤はニヤニヤ。「征矢学。頭があれなのはわかってたけど、ベルトの声が聞こえると言い出したときはとうとう末期かと思った」としたものの、「だが、2月8日、新宿FACE大会。俺にも聞こえたんだよ。『征矢学の右腕を破壊しろ』っていう声が。最初は空耳かと思った。でもな、試合中、征矢学の右腕を攻めるたびにナショナルくんの輝きが増したんだよ。そこで俺は確信した。この声はナショナルくんの声だってな」と遠藤までもが“ベルトの声"を代弁し始めた。
遠藤は続ける。「それと試合後にこんなことも言ってたぞ。『僕は征矢学の住む埼玉の田舎、平屋建てには帰りたくない。エンテツの住む都内タワマン5LDKの豪邸に帰りたい』ってな」とも付け加え、「2月11日、ここがゴールじゃない。俺が防衛して、プロレスリング・ノア全員倒して、俺の足元にひざまずかせてやる」と改めて宣言した。
すかさず征矢も「お前にベルトの声が聞こえるわけないだろう。お前こそ勘違いしてんだろ。それにな、俺は平屋じゃねえよ。2階建てだ。いや3階建てだよ、バカヤロー」と青筋を立てたが、遠藤は一笑。「ベルトを獲って1ヶ月、まだDDTのほうがやりがいがあるかな。だから俺の本当のプロレスリング・ノアでの戦いは2月11日以降だと思っている」と“通過点"を強調しながらあざ笑った。
当日はTEAM 2000X勢の介入も想定されるが、征矢は「介入が怖くてリングに上がれないですよ。そんな毎回毎回、介入を気にしてたら試合なんかできねえよ。なんだってこいよ。右腕破壊するならしてみろ。俺は全身全霊かけてこのベルトを取り返すんだよ!」と顔を真っ赤にしながら明言。写真撮影の段でも掴みかからんばかりに遠藤と向き合ったものの、冷静な遠藤は頭から水をぶっかけるや、脇固めからのショルダーバックブリーカーへ。“右腕殺し"デモを繰り広げると、うめき声を上げる征矢を残して涼しげに姿を消した。
【会見の模様】
▼征矢「征矢学です。前回の後楽園ホール、1月11日のタイトルマッチ。ああいう気持ちよくない終わり方でタイトルマッチが終わり、はい、負けました。そういう感情で済む話じゃないんですよ。元チャンピオンとして、このベルトの価値を下げてくれたなと思ってます。ただ、遠藤哲哉。最初に情熱vsバーニング、お互い1対1の熱い戦いができると思ってました。でも、残念にもTEAM 2000 X、反則まがいの結局ペテン師だったんだなと。何より応援してるファンの方、そして一番悲しんでるのはGHCナショナルのベルト。そう、ナショナルくんが一番悲しんでるんだよ! (立ち上がってナショナルのベルトに近寄って)なあ、ナショナルくん。おい、どうした? ナショナルくん、お前、顔色悪いぞ。大丈夫か? (ベルトに耳を寄せて)待ってろ。もう少しだ。俺が必ずお前を素晴らしい世界に連れて行ってやる。今は我慢しとけ。すいません、話の途中で。ただ、ナショナルくんの今のこの状態は非常に不健康だと、ベルトの今の状態を見てれば分かります。とにかく2月11日、後楽園ホールは! 俺がナショナルくんを奪い返します」
▼遠藤「俺は勘違いをしていた。対戦相手、征矢学。頭があれなのはわかってたけど、ベルトの声が聞こえると言い出したときはとうとう末期かと思ってた。だが、2月8日、新宿FACE大会。俺にも聞こえたんだよ。『征矢学の右腕を破壊しろ』っていう声が。最初は空耳かと思った。でもな、試合中、征矢学の右腕を攻めるたびにナショナルくんの輝きが増したんだよ。そこで俺は確信した。この声はナショナルくんの声だってな。それと試合後にこんなことも言ってたぞ。『僕は征矢学の住む埼玉の田舎、平屋建てには帰りたくない。エンテツの住む都内タワマン5LDKの豪邸に帰りたい』ってな。2月11日、ここがゴールじゃない。俺が防衛して、プロレスリング・ノア全員倒して、俺の足元にひざまずかせてやる。以上」
▼征矢「おい、お前にベルトの声が聞こえるわけないだろう。お前こそ勘違いしてんだろ。それにな、俺は平屋じゃねえよ。2階建てだ。いや3階建てだよ、バカヤロー」
※質疑応答へ
▼遠藤「おい、質問ねえのか? ナショナルくんに質問してもいいぞ」
――ナショナルくんはどちらの腰に巻かれたいと今現在、この場所において思っている?
▼遠藤「『もちろんチャンピオンのエンテツ選手の腰に巻かれたい』とナショナルくんは言ってます」
▼征矢「それはナショナルくんに聞いてください。ナショナルくんに質問してるんだったら、ナショナルくんに聞いてください。俺でも遠藤哲哉でもなく、ナショナルくんに聞いてください」
――NOAH参戦から1ヵ月経過したが、どのように感じている?
▼遠藤「まあ、物足りないよね。征矢学からこのベルトを獲って、次は誰が来るのかと思ったら、また負け犬の征矢学が勝手に挑戦者として決まって。まだDDTのほうがやりがいがあるかな。だから俺の本当のプロレスリング・ノアでの戦いは2月11日以降だと思っている」
▼征矢「DDTやりがいあるなら、じゃあDDTに戻れよ」
――前哨戦では家庭も奪うと発言していたが、その気持ちは今も変わりない?
▼遠藤「それはナショナルくんが言ってることで、『早く離婚しろ』と。征矢学の嫁さん、子供には正直興味ありません。ただ、ナショナルくんも『血に飢えてる、普通の試合じゃ満足できなくなってるから、試合、タイトルマッチ防衛して、征矢学の家庭もついでに破壊する』って言ってますよ」
――遠藤選手はナショナルくんの声として右腕を破壊すると言っているが?
▼征矢「右腕を攻めるなら、攻めてもらって構わないですよ。ただ、俺は全力でGHCナショナルのベルトを獲り返すだけなんで」
――今回もT2000Xの介入が予想されるが?
▼征矢「介入が怖くてリングに上がれないですよ。そんな毎回毎回、介入を気にしてたら試合なんかできねえよ。なんだってこいよ。右腕破壊するならしてみろ。俺は全身全霊かけてこのベルトを取り返すんだよ。その強い気持ちでいますよ、俺は」
――征矢選手が「なんでもしてこい」と発言したが?
▼遠藤「なんでもした結果、こうやって文句言ってリマッチ組んでるんで、結局言ってることに一貫性がないなって思いますね。別に介入なんかなくたって俺が勝てるんで、明日は試合を楽しみたいと思います」
※写真撮影後、征矢がナショナルのベルトに触れると、遠藤が払いのけ、ペットボトルの水を征矢の頭にぶっかける。征矢は胸倉をつかんで詰め寄ったが、遠藤は右腕を脇固めで絞め上げ、ショルダーアームブリーカーで痛めつける
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