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8/5【DRAGON GATE】8・17大田区へ遺恨続発…T-Hawk指名で望月&キッドがツインゲート挑戦、CIMAと冨永がノーDQマッチに合意 後楽園大会

 『SCANDAL GATE』後楽園ホール大会が5日、行われ、8・17大田区大会へ向けて遺恨が次々に勃発。オープン・ザ・ツインゲート王座戦「T-Hawk&Eitavs望月成晃&ドラゴン・キッド」、ノーDQマッチ「CIMAvsパンチ富永」が決まった。

 7・20神戸大会で鷹木信悟&戸澤陽を破って第31代ツインゲート王者となったT-Hawk&Eitaのミレニアルズが聖地・後楽園に凱旋。吉野&ウーハーと熱戦を繰り広げた。10分過ぎまでEitaが捕まる苦境となったが、起死回生のトペコンヒーロを放って打開。T-Hawkも逆水平を乱打してウーハー相手に真っ向勝負を展開すると、吉野との一進一退のせめぎ合いの末、ナイトライドを爆発させて勝負を決めた。

 実力者二人を撃破し、ミレニアルズがツインゲート王者としての聖地凱旋を快勝で飾ったが、この日、U-Tは不在。8・2京都大会でキッドの蹴りを食らった際にアゴを骨折し、欠場に追い込まれてしまったからだ。「U-Tのアゴを骨折させたドラゴン・キッド、望月成晃、あいつらは絶対に許さない」と報復を宣言したT-Hawkだが、当の二人は「プロレスラーならケガさせられたことを恨むよりも、ケガをしてしまった自分を反省するもんだろ」(キッド)、「お前ら普段から歯食いしばってプロレスやってるか? ポカーンと口開けてプロレスやってるから骨折れるんだ。こんな情けねぇこと言ってる奴らがツインゲートチャンピオンだって? 笑わせるな」(望月)と非難。収まらないT-Hawkが「何ならタイトルマッチでお前らのアゴ、U-Tと同じように折ってやろうか」と通告したことで、八木隆行大会本部長が8・17大田区大会でのツインゲート王座戦を認めた。

 この日の第4試合は「鷹木信悟&戸澤陽vsYAMATO&パンチ富永」のタッグマッチ。7・20神戸大会でツインゲート王座から陥落した鷹木&戸澤のMONSTER EXPRESSコンビだが、好調そのもの。息の合った連係を駆使して冨永を攻め込んだ。が、仕留めることはできず。冨永がブラスナックルで鷹木と戸澤を殴打する暴挙に出て、名誉の反則負けを選んだ。

 狂乱キャラがすっかり定着した感のある富永だが、7・3後楽園大会でCIMAが組んだ琴香との「パンチパーマ・コントラ・パンチパーマ」に敗れ、パンチ化に追い込まれた屈辱は忘れていない。がなり声による雄叫びを何度も上げ、CIMAをリングに呼びつけた冨永は「てめぇが面白半分で決めた試合で俺は! この頭だ…」と恨み節を口に。「俺はパンチになって、MAD BLANKEYに入って180度変わったんだ。今までのダークマッチ要員の富永千浩はもういない。俺はMAD BLANKEYの反則王・パンチ富永! 略してPTだ!」と襲名すると「俺はこのDRAGON GATEでのし上がっていく。そのための一番の近道はCIMA、てめぇを潰すことなんだよ!」と「サシの勝負」を要求した。

 するとCIMAも「お前みたいな脇役がCIMAを呼びつけるとはどういうことじゃ! おぅ!?」と関西人ならではのドスを利かせて冨永を威かくした。「反則王やと? 反則でも何でも来い。俺とお前の試合は反則裁定なしのノーDQマッチや」と受けて立ったCIMAは、舞台を8・17大田区大会に指定。「お前の命はセミと一緒じゃ。17日の大田区でお前はのし上がるどころか、地獄の下の下の下まで突き落としたるからな。セミみたいに短い夏を楽しめや」と完全粉砕を通告した。

 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィンがブレイブゲート挑戦を表明した。第2試合のタッグマッチ(ドン・フジイ&リョーツ清水vsヨースケ・サンタマリア&林悠河)の試合後、突如リングに飛び込んできた谷嵜は「フラミータ呼んでこい」とミレニアルズに要求した。ヨースケからメキシコに帰国中と知らされてもお構いなしで、谷嵜は「俺が次のブレイブゲート挑戦者だ」と名乗り。「俺には今までの挑戦者みたいに飛び技もない、技術もない。ルチャなんかとっくに忘れたわ。だからこそ、あいつのルチャに付き合わん」と自己流を貫いてブレイブゲート王座を奪い取る構えをみせた。

 だが、「ミレニアルズ、お前ら誰でも彼でも敵に回して喧嘩売っとったな。望むところだ。いつでもかかってこい」と叫んだのが余計だった。フジイが「いつでもええんやな? リョーツ、マリアちゃん、林、こいつ襲ったれ!」と号令をかけると、清水、ヨースケ、林が谷嵜に殺到して3人がかりで暴行。谷嵜はすごすごと下がっていった。

※試合結果は別項に掲載します

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