10/14【WRESTLE-1】KAIが浜との友情タッグ結成で再起 11・1両国“X”戦へ「行動起こす」(写真あり)
WRESTLE-1初代王者の座をつかめずに失意に暮れていたKAIが、浜亮太との“友情タッグ"結成で再起。11・1両国大会に向けては意中の相手の存在を明かし、「行動を起こす」と予告した。
自らに戴冠を義務付けて臨んだ先の初代王者決定トーナメントでは、決勝まで駒を進めながらも河野真幸に完敗。試合後には「もう自らエースを名乗ることはない」と号泣しながら“エース返上"を宣言していた。
しばらく「自分がふがいなくてショックを引きずってて…。誰とも連絡をとってなかった」とふさぎこんでいたKAIだが、唯一連絡をとっていたのが“親友"浜だったという。
この日、浜とともに会見したKAIは「浜ちゃんは後輩なんですけど、年は上で、相撲もやってきて経験もあって、自分は頼りにしてる存在。普段からざっくばらんに何でも話し合う仲です。今回も落ち込んでる時に凄い相談に乗ってくれて、何とかそれで精神状態がキープできてます」と感謝。浜に勇気付けられたことで、前向きな気持ちを取り戻したKAIは「『W-1のエースは俺だ、とはもう言えない』と言いましたが、だったらこれからは『W-1のエースはKAIだ』ってお客さんに言ってもらえるように、また一から精進してやっていきます。必ず蘇ってみせます」と言い切ってみせた。
傍らで照れ笑いを浮かべた浜も「確かに『自分でエースと言うのはどうかな』と前から思ってた部分はあるんですけど、これからは周りから認めてもらえるように気持ち切り替えてやっていくと言うんで、僕にできることがあると思うし。頼りにされたからには、力になってやりたい」と二人三脚を約束。さらには「だからもし良かったら、このターニングポイントから一緒に組んでやっていけたらいい。プロレス界のトップに立つために、この俺の大きな体を使っていってくれよ」と持ちかけ、KAIも応じてガッチリ握手。初代タッグ王者を決める11月のタッグリーグ戦『First Tag League Greatest』出場に名乗りを上げた。
“友情タッグ"で自らをリセットしたKAIは、11・1両国大会を「復帰戦のつもりでやる」と明言。両国では“X"とのシングルマッチが予定されているが、「両国の相手は未定になってますが、やりたい相手がいます。必ず行動を起こすので、見ていてください」と予告した。エースの呪縛を自ら解き放ったKAIの“第一歩"に注目となる。
【会見の模様】
▼KAI「初代王者決定トーナメントの決勝で河野に負けて、自分がふがいなくてショックを引きずってて…。誰とも連絡をとってなかったんですけど、唯一ここにいる浜ちゃんとは連絡をとってました。浜ちゃんは後輩なんですけど、年は上で、相撲もやってきて経験もあって、自分は頼りにしてる存在。普段からざっくばらんに何でも話し合う仲です。今回も落ち込んでる時に凄い相談に乗ってくれて、何とかそれで精神状態がキープできてます。初代王者になれなかったことで『W-1のエースは俺だ、とはもう言えない』と言いましたが、だったらこれからは『W-1のエースはKAIだ』ってお客さんに言ってもらえるように、また一から精進してやっていきます。必ず蘇ってみせます。両国の相手は未定になってますが、やりたい相手がいます。必ず行動を起こすので、見ていてください。ある意味自分の“復帰戦"だと思って臨みます」
▼浜「KAI選手とは、入門した時から5年くらい同じ釜のメシを食ってきた。辛い時も悲しい時もずっと一緒にいたし、プライベートで酒も一緒に飲みにいってた。こう言われると照れくさいけど、素直にうれしいっすね。確かに『自分でエースと言うのはどうかな』と前から思ってた部分はあるんですけど、これからは周りから認めてもらえるように気持ち切り替えてやっていくと言うんで、僕にできることがあると思うし。頼りにされたからには、力になってやりたい。だからもし良かったら、このターニングポイントから一緒に組んでやっていけたらいい。プロレス界のトップに立つために、この俺の大きな体を使っていってくれよ。(※とガッチリ握手)」
――このタッグでタッグリーグ戦に出る?
▼浜「僕は是非」
▼KAI「僕も是非、組んで出たいですね」
――両国の意中の相手は迷いが払しょくできるような相手?
▼KAI「そうですね。思い切りぶつかれる相手です。行動起こしますんで、待っていて欲しいですね」
――自分自身の口から今後“エース"とは言わない
▼KAI「自分の口からはもう言いません。だからこそ、両国の試合は自分の中で“復帰戦"だと思ってます」
――どんなタッグチームになっていきたい?
▼KAI「普段からタッグチームみたいな感じ。あ・うんの呼吸があるので。誰もが認めるようなチームになります」
――SMOPを越える?
▼浜「難しいかもしれないけど、そういう目標を持ってやっていきたい。“タッグチームといえばこのチーム"と言われるように、リング内でも強さを求めて、リング外でも色んな人から慕われるような品格、力量ともに抜群のチームになっていきたいですね」