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8/27【ドラディション】WWE殿堂入り記念シリーズ10月開催決定 古傷・腰悪化も藤波「殿堂入りにふさわしい頑張りみせる」(写真あり)

 藤波辰爾が27日、東京・南青山のシーホースコーポレーションでLEONAとともに会見し、『2015 HALL OF FAME ドラゴン殿堂入り記念シリーズ』を10・1後楽園、10・3大阪、10・4博多の3大会で開催すると発表。古傷の腰を悪化させた藤波だが、記念シリーズへ向けた復調を誓い、「このHALL OF FAMEにふさわしい自分の頑張りをみせたい」と意気込んだ。

 今年3月にアメリカWWEの殿堂入りを果たした藤波。今年3月にはカリフォルニア州サンノゼで行われた記念式典に出席し、カリフォルニア州サンフランシスコで開催された『レッスルマニア31』にも登場。プロレスラーとしての高い評価を改めて知らしめた。

 あれから5ヶ月が経過した今なお、その体験は「日が経ってもこの時の感動というのか、昨日のように興奮しますね」と強く脳裏に刻まれている。そこで藤波は殿堂入り記念シリーズを東京、大阪、福岡の3箇所で開催することを決めた。

 シリーズには藤波、LEONAらドラディション勢のほか、船木誠勝、高山善廣(東京、大阪のみ)、関本大介(大阪、福岡のみ)らが参戦。WWEからFUNAKIも派遣されることになった。「WWEで受賞を受けたということで、日本のファンにどれだけいろんな形で認識してもらうか。そういう大会になれば」と話したように、会場では殿堂入りセレモニーなどの映像も上映される予定だ。

 だが、一方で不安要素もある。数日前の練習中に古傷である腰を悪化。WRESTLE-1の8・30後楽園大会欠場が決まったばかりで、この日の会見直前にも腰をひねってしまい、会見中も体を右に傾けた状態で出席した。それでも藤波は「今まで何回もこういう状況を乗り越えてきてるんで、体調を整えて挑めるように頑張りたい」と前向き。「僕とFUNAKI君という組み合わせもあるでしょうし、それなりの色に染めた大会にしたい」とFUNAKIとの対戦もしくはタッグ結成の可能性を示し、「今日の今日、こういう状況の中で10月に間に合うか懸念するところだけど、このHALL OF FAMEにふさわしい自分の頑張りをみせたい」と気合を入れた。

 一方、LEONAは父の記念シリーズが決まり、「プロレスリングの世界の中の藤波辰爾の価値を強く知ってもらいたい。そういう機会であってもらいたい」と希望。これまで同様、対戦相手は大会直前まで聞かされない可能性が高いが、「今までチャンス、試練をもらってきたドラディションのリング。興奮した状態で当日を待つ感じ」と高ぶりを隠せず。「記念する大会に名を連ねるわけですから、それにふさわしい試合をしないといけない」との責任感を燃やしていた。


☆『DRADITION 2015 special edition 2015 HALL OF FAME ドラゴン殿堂入り記念シリーズ』
▼10/1(木)東京・後楽園ホール 18:00開場、18:30開始
▼10/3(土)テクスピア大阪 16:30開場、17:00開始
▼10/4(日)福岡・博多スターレーン 11:30開場、12:00開始

[出場予定選手]
藤波辰爾
LEONA
船木誠勝
FUNAKI
長井満也
アレクサンダー大塚
ヒロ斉藤
ベアー福田
高山善廣(東京、大阪のみ)
関本大介(大阪、福岡のみ)
※他、強豪選手参戦予定

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