【ドラディション】藤波が腰手術の影響で殿堂入り記念シリーズ3大会を欠場、LEONAが代打名乗りで初のダブルヘッダー決定(写真あり) 2015/9/25
藤波辰爾が25日、東京・南青山のシーホースコーポレーション事務所で会見し、今月3日に腰の手術していたことを告白した上でWWE殿堂入り記念シリーズとなる10・1後楽園、10・3大阪、10・4博多の3大会の欠場を発表。息子・LEONAが代打に名乗りを上げ、レスラー人生初のダブルヘッダーを3大会連続で敢行することになった。 ◇ 今年3月に日本人二人目となるWWE殿堂入りを果たした藤波。10月には後楽園、大阪、博多の3大会で記念シリーズを行うが、断腸の思いで急きょ欠場することを決断した。 今月3日に腰の手術を受けたばかりだったからだ。藤波が重度の腰痛を負ったのは今から26年前の89年6月22日、長野・佐久大会でのビッグバン・ベイダー戦だった。1年3ヵ月後の90年9月に復帰を果たしたものの、完治には至らず。藤波にとって腰痛は今日まで爆弾であり続けた。腰をかばいながらリングで戦い続ける中で、「リングに上がっていてもいつもと違う状況は感じてた」という。 26年前はメスを入れずさまざまな治療法によって回復したが、今回、手術を決断したのは現役続行へのこだわりだった。殿堂入りに際し、「ミッション」をテーマに掲げた藤波は、「このまま現役を続けたいと同時に、息子のLEONAがデビューしてまだ独り立ち、一本立ちしてない部分もあって、目をかけてやりたい、手ほどきしてやりたい」と改めて決意。主治医からの「じゃあ治しましょう」との言葉に背中を押された。 診断の結果、椎間板ヘルニアに加え、脊柱管狭窄症も併発していた。脊柱管は背骨に囲まれた管状の空間のことで、脊柱管狭窄症とは椎間板の変性などによって狭まってしまい、腰痛や下肢のしびれなどの症状が起こるものだ。今月17日に退院し、「腰の痛みはない」というほど術後の経過は良好で、今はリハビリによる筋力強化などで回復に努めている状況。復帰のめどは未定ながら、「その時の状態をみて、自分がよしと思った時、とにかく自分が感じ取った時にリングに上がりたい。。リングに戻ってきただけじゃなくて、リングシューズとトランクスを履いて、相手としっかりロックアップ取れる体調で戻りたい」と万全の状態での復帰を見据えた。 藤波の緊急欠場によって3大会のメインイベントに穴が開いたが、この緊急事態に息子LEONAが「藤波辰爾の穴を埋めるにはまだまだ顔ではないし、その域には到底達していないと自覚しています。でも父親がピンチになった時、息子の僕がチャンスと考えて出るべき」と決断し、代打に名乗りを上げた。 これを藤波も受け入れ、LEONAは11月のデビュー2周年を前に、レスラー人生初のダブルヘッダーに挑むことになった。「いろんな団体に上がって、いろんな経験をしてきましたが、プロレス界でさらに上にいきたい、強くなりたいという欲望はどんどん強くなってます」と上昇志向のLEONAは、試合経験を重ねることが重要と考えている。3大会で6試合を消化するのは過酷だが、「自分のキャリアで一日2試合は難しいシチュエーションですが、乗り切っていく覚悟はありますので、それを持ってどこまで戦えるかチャレンジしたい」と覚悟の上で意気込んだ。 欠場を余儀なくされた藤波だが、3大会とも来場。「できる限りのファンサービスはさせてもらおうかなというのはあります」との意向を示した。記念シリーズを主役が欠場するのは痛手だが、息子LEONAがその穴を埋めるような闘いをみせる覚悟だ。 ---『DRADITION 2015 special edition 2015 HALL OF FAME ドラゴン殿堂入り記念シリーズ』--- ☆10/1(木)東京・後楽園ホール 18:00開場、18:30開始 ◇第1試合◇ 藤原ライオン (1/15) 倉島信行 ◇第2試合◇ アミーゴ鈴木 (1/20) 藤田峰雄 ◇第3試合◇ LEONA (1/45) FUNAKI ◇第4試合◇ ▼3WAYマッチ(1/30) 浜亮太 vs ベアー福田 vs ヒロ斉藤 ◇第5試合◇ スーパー・タイガー アレクサンダー大塚 (1/45) 高岩竜一 長井満也 ◇第6試合◇ ▼スペシャル6人タッグマッチ バッファロー NOSAWA論外 高山善廣 (1/60) LEONA 鈴木秀樹 船木誠勝 ☆10/3(土)テクスピア大阪 16:30開場、17:00開始 ◇第1試合◇ ▼道頓堀プロレス提供試合 ヲロチ 空牙 (1/15) 織部克巳 ラ・ピート ◇第2試合◇ ▼3WAYマッチ(1/20) 倉島信行 vs 藤澤忠信 vs 栗栖正伸 ◇第3試合◇ LEONA (1/45) ビリーケン・キッド ◇第4試合◇ ベアー福田 長井満也 (1/30) アレクサンダー大塚 ヒロ斉藤 ◇第5試合◇ ザ・ボディガー (1/45) 関本大介 ◇第6試合◇ ▼スペシャル6人タッグマッチ ブラック・タイガー MAZADA 高山善廣 (1/60) LEONA FUNAKI 船木誠勝 ☆10/4(日)福岡・博多スターレーン 11:30開場、12:00開始 ◇第1試合◇ ▼九州プロレス提供試合 田中純二 (1/15) 佐々木日田丸 ◇第2試合◇ ▼九州プロレス提供試合 桜島なおき 玄海 (1/20) サガントラ めんたい☆キッド ◇第3試合◇ アズールドラゴン スカルリーパーA-ji (1/30) 倉島信行 アステカ ◇第4試合◇ ベアー福田 関本大介 (1/45) LEONA アレクサンダー大塚 ◇第5試合◇ FUJITA MAZADA (1/45) 船木誠勝 ヒロ斉藤 ◇第6試合◇ ▼スペシャル6人タッグマッチ 阿蘇山 ザ・ボディガー 長井満也 (1/60) LEONA 筑前りょう太 FUNAKI
藤波辰爾が25日、東京・南青山のシーホースコーポレーション事務所で会見し、今月3日に腰の手術していたことを告白した上でWWE殿堂入り記念シリーズとなる10・1後楽園、10・3大阪、10・4博多の3大会の欠場を発表。息子・LEONAが代打に名乗りを上げ、レスラー人生初のダブルヘッダーを3大会連続で敢行することになった。
◇
今年3月に日本人二人目となるWWE殿堂入りを果たした藤波。10月には後楽園、大阪、博多の3大会で記念シリーズを行うが、断腸の思いで急きょ欠場することを決断した。
今月3日に腰の手術を受けたばかりだったからだ。藤波が重度の腰痛を負ったのは今から26年前の89年6月22日、長野・佐久大会でのビッグバン・ベイダー戦だった。1年3ヵ月後の90年9月に復帰を果たしたものの、完治には至らず。藤波にとって腰痛は今日まで爆弾であり続けた。腰をかばいながらリングで戦い続ける中で、「リングに上がっていてもいつもと違う状況は感じてた」という。
26年前はメスを入れずさまざまな治療法によって回復したが、今回、手術を決断したのは現役続行へのこだわりだった。殿堂入りに際し、「ミッション」をテーマに掲げた藤波は、「このまま現役を続けたいと同時に、息子のLEONAがデビューしてまだ独り立ち、一本立ちしてない部分もあって、目をかけてやりたい、手ほどきしてやりたい」と改めて決意。主治医からの「じゃあ治しましょう」との言葉に背中を押された。
診断の結果、椎間板ヘルニアに加え、脊柱管狭窄症も併発していた。脊柱管は背骨に囲まれた管状の空間のことで、脊柱管狭窄症とは椎間板の変性などによって狭まってしまい、腰痛や下肢のしびれなどの症状が起こるものだ。今月17日に退院し、「腰の痛みはない」というほど術後の経過は良好で、今はリハビリによる筋力強化などで回復に努めている状況。復帰のめどは未定ながら、「その時の状態をみて、自分がよしと思った時、とにかく自分が感じ取った時にリングに上がりたい。。リングに戻ってきただけじゃなくて、リングシューズとトランクスを履いて、相手としっかりロックアップ取れる体調で戻りたい」と万全の状態での復帰を見据えた。
藤波の緊急欠場によって3大会のメインイベントに穴が開いたが、この緊急事態に息子LEONAが「藤波辰爾の穴を埋めるにはまだまだ顔ではないし、その域には到底達していないと自覚しています。でも父親がピンチになった時、息子の僕がチャンスと考えて出るべき」と決断し、代打に名乗りを上げた。
これを藤波も受け入れ、LEONAは11月のデビュー2周年を前に、レスラー人生初のダブルヘッダーに挑むことになった。「いろんな団体に上がって、いろんな経験をしてきましたが、プロレス界でさらに上にいきたい、強くなりたいという欲望はどんどん強くなってます」と上昇志向のLEONAは、試合経験を重ねることが重要と考えている。3大会で6試合を消化するのは過酷だが、「自分のキャリアで一日2試合は難しいシチュエーションですが、乗り切っていく覚悟はありますので、それを持ってどこまで戦えるかチャレンジしたい」と覚悟の上で意気込んだ。
欠場を余儀なくされた藤波だが、3大会とも来場。「できる限りのファンサービスはさせてもらおうかなというのはあります」との意向を示した。記念シリーズを主役が欠場するのは痛手だが、息子LEONAがその穴を埋めるような闘いをみせる覚悟だ。
---『DRADITION 2015 special edition 2015 HALL OF FAME ドラゴン殿堂入り記念シリーズ』---
☆10/1(木)東京・後楽園ホール 18:00開場、18:30開始
◇第1試合◇
藤原ライオン
(1/15)
倉島信行
◇第2試合◇
アミーゴ鈴木
(1/20)
藤田峰雄
◇第3試合◇
LEONA
(1/45)
FUNAKI
◇第4試合◇
▼3WAYマッチ(1/30)
浜亮太
vs
ベアー福田
vs
ヒロ斉藤
◇第5試合◇
スーパー・タイガー
アレクサンダー大塚
(1/45)
高岩竜一
長井満也
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ
バッファロー
NOSAWA論外
高山善廣
(1/60)
LEONA
鈴木秀樹
船木誠勝
☆10/3(土)テクスピア大阪 16:30開場、17:00開始
◇第1試合◇
▼道頓堀プロレス提供試合
ヲロチ
空牙
(1/15)
織部克巳
ラ・ピート
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ(1/20)
倉島信行
vs
藤澤忠信
vs
栗栖正伸
◇第3試合◇
LEONA
(1/45)
ビリーケン・キッド
◇第4試合◇
ベアー福田
長井満也
(1/30)
アレクサンダー大塚
ヒロ斉藤
◇第5試合◇
ザ・ボディガー
(1/45)
関本大介
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ
ブラック・タイガー
MAZADA
高山善廣
(1/60)
LEONA
FUNAKI
船木誠勝
☆10/4(日)福岡・博多スターレーン 11:30開場、12:00開始
◇第1試合◇
▼九州プロレス提供試合
田中純二
(1/15)
佐々木日田丸
◇第2試合◇
▼九州プロレス提供試合
桜島なおき
玄海
(1/20)
サガントラ
めんたい☆キッド
◇第3試合◇
アズールドラゴン
スカルリーパーA-ji
(1/30)
倉島信行
アステカ
◇第4試合◇
ベアー福田
関本大介
(1/45)
LEONA
アレクサンダー大塚
◇第5試合◇
FUJITA
MAZADA
(1/45)
船木誠勝
ヒロ斉藤
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ
阿蘇山
ザ・ボディガー
長井満也
(1/60)
LEONA
筑前りょう太
FUNAKI
★会見における藤波の詳細コメント(前編)
★会見における藤波の詳細コメント(後編)