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2/4【DRAGON GATE】2・14ドリームゲート前哨戦 右腕攻めに苦戦もススムが2度目の鷹木ピン 後楽園大会

 『TRUTH GATE 2015』後楽園ホール大会が4日、開催され、2・14博多のドリームゲート前哨戦となったセミファイナルではジミー・ススムが鷹木信悟の右腕攻めに苦戦を強いられながらも逆転勝利。1・17大阪大会に続いて2度目となる王者からの直接ピンフォールを奪ってみせた。

 10日後の博多大会で王者・鷹木と挑戦者・ススムのによる今年最初のドリームゲート王座戦が行われる。この日は鷹木が土井&YAMATO、ススムが堀口&斉藤とそれぞれ組んでの前哨戦が実現した。

 1・17大阪でススムはジャンボの勝ち!固めで鷹木から直接勝利をもぎ取っているが、この日は苦闘を強いられた。鷹木相手にタックル合戦、チョップ合戦で真っ向勝負を展開。デスバレーボムで叩きつけられてもジャンボの勝ち!でやり返したまではよかったが、鷹木の執ようなまでの右腕攻めによって守勢に回った。パンピングボンバーとジャンボの勝ち!の相打ちが続く中、鷹木が2度もパンピングボンバーで右腕を射抜き、場外でもイス攻撃で狙い撃ち。エプロンに叩きつけたり、エルボースタンプを連発したり、脇固めで絞め上げたりと徹底的に痛めつけた。

 その後もヴェルセルクから代わる代わるの右腕攻めにさらされたススムだったが、意地で耐え抜くと鷹木をエクスプロイダーで投げ飛ばして突破口を開いた。終盤にはまたも鷹木と対峙し、ジャンボの勝ち!を連発。3発目は鷹木がガードし、ショルダーアームブリーカーで痛めつけたが、屈しないススムは右腕の痛みも構わずこん身のジャンボの勝ち!をぶち込む。鷹木もラストファルコンリー、パンピングボンバーで逆襲したが、MADE IN JAPANはススムが飛びつき回転エビ固めで切り返してガッチリ。逆転の3カウントを奪った。

 試合後、鷹木が脇固め、腕固めでススムの右腕を絞め上げたが、あとの祭り。前哨戦2度目の直接勝利を奪い取ってみせたススムは「大阪でもお前から1本獲ってるな。これで本番前に2勝してるんだ。このあとヴェルセルクなくなっちゃうんじゃないの」と勝ち誇り、メインの解散マッチでのヴェルセルク敗戦を予想。「14日の博多、俺は絶対にお前のドリームゲート、夢の扉、俺がこじ開けてやるからな。楽しみにしとけ」と改めて鷹木にベルト獲りを通告していた。

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