9/5【WRESTLE-1】9・18後楽園KAIとのW-1王座戦リマッチへ「勝つなら卍」 W-1提供・稲葉インタビュー
9・18後楽園大会でKAIとのリマッチとなる初防衛戦を控えるWRESTLE-1王者・稲葉大樹。W-1提供のインタビューは以下の通り。
【因幡のコメント】
――改めてKAI選手とのリマッチが決定しましたが、今の心境を教えてください。
▼稲葉「正直文体で今出せるものは、あの試合で出せるものは出し尽くしての勝ちだったので。なので次の防衛戦まであまり間が無いじゃないですか。その短い期間で同じKAIさんっていうのは何て言うんですかね…正直気持ちの部分でもモチベーションでも試合の組み立てでも難しいですよね。いかに卍にもっていくかっていうのも他の人が挑戦者の方がアイディアが何個か浮かんできますけど同じ人だと…。考え抜いてのアレだったので、もう一回ってのはキツイですよね。同じことは通用しないと思うので」
――なるほど。今KAI選手はしきりに稲葉選手の勝利は“マグレ"と言っていますが、そのことについてはいかがでしょうか?
▼稲葉「まぁ前哨戦負けが続いてて、一回直接もとられてますから。タッグで、ですけど。でもなんかチャンピオンらしからぬというか。チャンピオンって勝って当たり前っていうのがなんかあるじゃないですか。なのに負けているっていうのはそう言われてもしょうがないっていうのもありつつ、それじゃダメだっていうのもありつつ…って感じですね」
――前哨戦というお話がありましたが、8・27大阪大会ではUWA世界6人タッグ王者として、それこそ9月18日の挑戦者のKAI選手、そして村瀬広樹選手、翔太選手組を迎え撃ち、見事防衛を果たしました。
▼稲葉「あれはアンディさんと村瀬がきっかけで。まぁ村瀬がKAIさんと一緒にやりたいって言ったのかよくわかんないですけどやるってなって。会見にも入ってきてなんかやってましたけど、あの試合に関しては僕はあんまり。アンディさんと村瀬の戦いで、たまたまKAIさんのチームが来ただけで。UWAの時はそりゃ当然KAIさんを意識しましたけど、そこまでガッツリってわけでもなかったですね。UWAの時はとにかくUWAのベルトをしっかり防衛するっていうのが一番でしたね」
――ではリマッチという状況である以上、先ほどご自身もおっしゃっていましたが同じ戦い方では難しいと思われますが、何か対策や準備している事などはありますでしょうか?
▼稲葉「勝つなら今のところ僕は卍だと思っていますので、卍にもっていかなければダメだと思っていますし、チャンピオンになったから今すぐ僕が強くなってボコボコにできるってわけではないし。たぶん戦い方自体はこの前と同じような形になるとは思うのですが、そこで何かまたチャンスが来るはずなので、それをモノにしていきます。一番怖いのはKAIさんのペースに知らない間にもっていかれること。攻めようと思った時に外でいろいろやられたりセコンドの翔太さんとか三富さんとかと…なんか知らない間にペースを持っていかれるのには本当に注意しないといけないですね」
――わかりました。では最後に王座戦に向けての意気込みをお願いいたします。
▼稲葉「せっかく自分がWRESTLE-1変えていくって言って文体で獲ったベルトなので、またKAIさんに負けたら戻っちゃう。この勢いを止めずに。今クルーザーは児玉さんが持っていて吉岡さんが挑戦する、これは同じ世代の中でベルトを争える良い雰囲気ですから。僕が負けたらまた無差別のベルトは戻っちゃいますからね。それだけは避けたい。そう思っています」