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2/3 三冠王者・宮原とGHC王者・中嶋が隣同士で豆まき 本門寺・節分追儺式に今年もトップレスラー参加

 東京・池上本門寺で3日行われた節分追儺式(せつぶんついなしき)に、今年もトップレスラーが参加。集まった1万人以上に福豆を振りまいた。

 日本プロレス界の父・力道山が眠る池上本門寺。節分では毎年トップレスラーが集うのが恒例となっており、今年は武藤敬司(WRESTLE-1)、秋山準(全日本)、丸藤正道(ノア)、曙(王道)、中嶋勝彦(ノア)、宮原健斗(全日本)、長与千種(マーベラス)、KAI(フリー)、HASEGAWA(フリー)が参加。天龍源一郎さん、キラー・カンさんも招へいされ、それぞれが裃(かみしも)姿で桟敷(さじき)から豆をまいた。

 全日本の三冠ヘビー級王者・宮原と、ノアのGHCヘビー級王者・中嶋は隣同士に。かつて健介オフィス、DIAMOND RINGで同じ釜の飯を食った先輩・後輩ではあるが、今ではそれぞれが団体をけん引する立場にある。

 ノア所属として初参加となったGHC王者の中嶋は、「ひじょうに光栄でした。法要も済ませて11日からのシリーズに向けて気が引き締まったので、良い流れを作れると思います。これまでは健介オフィスとして参加させていただいていたんですけど、今回ノアとして初めて参加させていただいて、13年目にしてやっとひとり立ちできた感覚もあります。それに池上本門寺はWJの頃に練習に来ていた場所。保永さん、越中さんに練習をみていただいて。そういう意味でも原点回帰ができた感覚もあります」と話した。

 先月のプロレス大賞授賞式に続いて宮原と顔を合わせたことについては「この世界良い意味で狭いなと。全日本のエースとしてけん引していて、刺激をもらってる。自分も同じ立場にあるので、僕は僕で引っ張っていきたい。いつの日かきっとめぐり合うことも、向かい合うこともあるかもしれない。もちろん負けられないし、刺激的な1日になりました」と語った。

 一方の三冠王者・宮原は本門寺・豆まき初参加。「凄く福をいただけたかなと。福が充満している場所に参加させていただけて光栄ですね。僕もちょうど今120%幸運を感じてるので、幸運を分けてあげたい感じでした。偉大な方たちと並べるというのは凄くうれしいこと。豆まきは最高だった? 最高でしたね。来年もここに来られるように、2017年もさらに最高の年にしたいですね」と笑顔をみせた。

 とはいえ中嶋について問われると“全日本王者”としての誇りを前面に。「僕は僕なので。僕は全日本プロレスのチャンピオンですから。プロレスラーとして同世代の活躍は気になりますけど、お互いに頑張ろうっていうのは無いですね。負けられないっていうのも特になくて」と淡々と語り、「今月も防衛戦を控えてますし、今年は最多防衛記録を作ろうとしてるので。大阪に向けて改めてパワーをもらえて良かったです。その前には世界タッグもありますし、2月27日は誕生日でもあるので」と引き続き忙しくなりそうな2月に入って、あくまで我が道を行く構えをみせていた。

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