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7/17【ファイヤー】大仁田が青柳に10・29名古屋での対戦を要求 名古屋大会

 ファイヤープロレス名古屋大会が17日、名古屋市枇杷島スポーツセンターで行われ、大仁田厚がFMW旗揚げ戦の対戦相手となった青柳政司に10・29名古屋大会での対戦を迫った。

 この日のメインイベントは大仁田厚、雷神矢口、クラッシャー前泊組と、2代目ミスター・ポーゴ、魔世軍2号、渡辺智子組による電流爆破バットマッチが行われた。試合は前泊が魔世軍に爆破バットを叩き込んでマットに沈め、大仁田組が勝利した。


 試合後リングに乱入した青柳が大仁田に思いのたけをぶつけた。「10月29日に名古屋で最後の電流爆破をやるそうじゃないか! もう一度お前に蹴りをお見舞いしてやる!」と青柳が息巻くと、大仁田は冷静にマイクで語りかけた。「28年前、FMWを旗揚げしたのはこの名古屋です。露橋、後楽園と館長はリングに上がってくれました。この人がいなければ、今の大仁田厚はいません。10月29日、電流爆破ツアーの最後に名古屋国際会議場をおさえてあります。館長、最後にもう一度、闘いませんか?」

すると青柳はマイクを受け取り、「交通事故のあと2年間、俺は一度も蹴っていない。だけどいま復活しているのは、お前の胸板にもう一度キックを打ち込みたいからだ! 10月29日、この名古屋でお前に蹴りを入れてやる!」と返し、二人はにらみ合った。

 大仁田と青柳は、1988年に異種格闘技戦にて初対戦。その後1989年のFMW旗揚戦で再戦し、空手家とプロレスラーの殺伐として激しい抗争が話題を呼んだ。大仁田と青柳の対戦は1勝1敗1無効試合となっている。

 青柳は2015年5月交通事故により右膝から下を30箇所粉砕骨折する重傷を負い、復帰は不可能と言われていた。入院中の青柳を大仁田が見舞い、もう一度俺に蹴りを入れるために復活してほしいとエールを送っていた。青柳は2016年から魔世軍総裁として活動している。10月29日のメインイベントで二人の戦いが実現するか。

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