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8/6【大仁田事務所】長年の夢が実現! 大仁田がアメリカで初の電流爆破

 大仁田厚が現地時間5日、CZW主催のニュージャージー州フライヤースケートゾーン大会『Onece in the lifetime』に参戦。長年の夢だったアメリカでの電流爆破を実現させた。

 約2000人(超満員)の観衆が集まったこの日、一時は消防による入場制限がかかり、大会開始が遅れたほどの盛況ぶり。「オーニタ! オーニタ!」と観客が総立ちとなるなど異様な熱気に包まれる中、大仁田がアメリカのリングに立った。

 大仁田はノーロープ有刺鉄線電流爆破バットマッチでマット・トレモントと対戦。開始早々、大仁田がトレモントを捕え、有刺鉄線に額を押しつける。パイプ椅子攻撃に有刺鉄線バットと攻撃の手を緩めず大仁田優位に進んだが、トレモントが爆破バット攻撃に出て形勢が逆転した。

 ここで雷神矢口と保坂秀樹が乱入し、大仁田を助けた。これを合図に乱闘に発展。最終的にトレモントが認めたことで、CZWのリッキー・シェーン・ペイジとダニーハボックが加わり、急遽6人タッグに変更となった。大仁田とトレモントの闘志むき出しで渡り合うと、大仁田が放った3発目の爆破バットが決め手となり、最後はCZW軍を雷神矢口が有刺鉄線ボード上へのサンダーストラックで沈めた。

 試合後、大仁田はトレモントに「日本に来い! もっとすごい電流爆破を体験させてやる!」と通告。「アメリカの皆さん、本当にありがとう、ありがとう! 私たちは同じく人間だ」と語るなど英語による大仁田劇場を展開。リング上から聖水を撒くパフォーマンスも飛び出した。

 大仁田と闘うこと、日本でプロレスをすることを夢として掲げてきたトレモントにとっては、2つ目の夢に大きく前進したことになった。大仁田厚の夢、9歳の頃から大仁田に憧れて育ったトレモントの夢が交差したハードコア対決は、舞台を日本に移して決着をつけることになりそうだ。(※写真、情報提供:大仁田厚事務所)

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