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2/5【平日マスク引退興行】丸山が期間限定で全日本との契約解除、3・12新木場で『平日マスク引退試合』開催

 丸山敦が5日、神奈川・横浜市の全日本道場で会見し、3・12新木場大会『プロレスリング009 平日マスク引退試合』の開催を発表した。

 「自分が平日選手のプロモートをずっと担当していた」丸山は本人から引退試合を「あなたの団体でやる」と打診されたという。平日マスクには全日本に入団したことをまだ報告していなかったとのことで、架空の団体「プロレスリング009(ゼロゼロナイン)」を立ち上げ、3・12新木場大会で引退興行を行うことを決定。加えて3月9日から11日までの3日間、新橋のスタジオでツアーを開催して団体の体を繕うことも決めた。

 そして丸山は平日マスク引退興行に全力投球するため3月7日から15日までの期間限定で全日本との契約を解除してしまった。この日、その書面を手に会見した丸山だったが、秋山社長から待ったがかかった。

 後方から会見の様子を見守っていた秋山社長は「それまだ社印押してないんで。間違えました。無期限です」と契約解除期間を訂正した。これには丸山も大慌て。「心と心で契約を交わしてますんで社長と私は」と主張し、「これが入れば社長、笑顔で僕と契約すると思いますよ。要はこれ次第じゃないですか。だから大丈夫ですよ」と強気な姿勢をみせたものの動揺しているのは明らかだ。

 そこで秋山社長は150人を動員する「ノルマ」を要求。「僕はリスキーな人生をこれからも送るつもり」と言い切っていた丸山だが、一転、弱気になって「100!」と言い張り、何とか秋山社長からの承諾を得た。100人以上動員できなければ、全日本との契約解除が無期限となる可能性がある。それでも丸山は「こんなのリスクでもないでしょ。100人なんて。平日マスクですよ(苦笑)」と強気な姿勢をみせた。平日マスク引退試合の相手は本人の希望もあって青木篤志に決定。平日マスクはマスカラ・コントラ・マスカラ(マスク剥ぎマッチ)も辞さない構えだという。

☆3/12(月)東京・新木場1stRING『プロレスリング009 平日マスク引退試合』19:00開始

▼平日マスク引退試合
青木篤志
vs
平日マスク


【会見の模様】
▼丸山「皆さん、ご存知だと思いますけど、プロレス界で最も有名な方、平日マスク選手が日本で引退試合を行うということで。自分が平日選手のプロモートをずっと担当していた縁がありまして、平日選手から『あなたの団体でやる』と。私、全日本プロレスに所属したことをまだ言いそびれてまして、いまさら言えないということで、架空の団体を立ち上げることにしました。3月12日、新木場1stRING。そこで平日マスク日本引退試合をやります。1試合だけで団体というのも言いにくいので、新橋のスタジオを借りましてツアーを。3月9日、10日、11日と新橋のスタジオでプロレスっぽいものをやりまして、その勢いを利用して最終戦・新木場。ここで平日選手の引退試合を行います。平日選手の希望でですね…これはあれですから。全日本プロレスとは全く関係ないんで。全日本プロレスがマットプロレスやんのか?って突っ込みたい気持ちはわかります。そんなの私がまず許さないです。伝統と格式ある団体がマットプロレス? そんなもの! じゃあお前は全日本プロレスだろ?と突っ込みたいでしょ、皆さん。そこで全日本プロレスは素晴らしい会社ですね。私、実はマットプロレスが行われる期間の間だけ契約解除しました。全日本プロレスさんのあれで。平成30年3月7日から3月15日まで…」

▼秋山社長「(後方から会見を見守っていて)それ間違いです」

▼丸山「契約も書いてますので。私はフリーですからマットやったっていいでしょう!」

▼秋山社長「それまだ社印押してないんで。間違えました。無期限です」

▼丸山「(無視して)いろいろありますけれども、今のところ僕が自由にやるということで。さらに全日本プロレスさんにも協力してもらいますよ。だって私チケットぴあとかできないもん、そんなの言われても。平日マスクさんの引退試合だったらチケットぴあとか、そういうことになると思うんで。引退試合の相手が全日本プロレスの青木篤志選手。平日マスクさんが希望されてます。マスクかけてもいいと。青木篤志の正体が誰なのか? 平日マスクの正体が誰なのか? 最後に皆さんもドキドキしながらみてください。その新団体はプロレスリング009でいきたいと思います。アルカディアという団体は潰れてしまったんで、再び立ち上げるよりは吹きすさぶ風がよく似合う団体をみんなみたいと思うんで。9人そろえてますから、009ということで。今日発表していいのがバッファロー。これは9からツアー通して全戦参加します。くいしんぼう仮面、これは新木場以外出ます。ヤス・ウラノ、織部克己、翔太、佐藤悠己、夏すみれ、小仲=ペールワン。これぐらい決まって9人ぐらい言いましたか私? 数は適当なんでだいたい9人ぐらいの戦士たちが戦いますので。そして平日マスク選手のラストマッチね。青木選手の正体がわかるかもしれないですよ皆さん。本当に青木篤志なのか知りたいでしょ? 誰も何も言わないですけど、まだ質問受け付けてないから、皆さん何も言わないだけでしょ? 本当は興味津々だと思うんですよ、この団体に。本当に勝負かけてますから。これ外したら僕、無期限になりますよ」

――全日本に話は通してある?

▼丸山「おそらく通ってます。この期限だけ好きにやらせてくださいということを通してますんで。好きにやってますから。これ話通ってるでしょ?」

――社印が押されていないとの指摘があったが?

▼丸山「そういうことじゃないんですよ。そういうことじゃないんですよ、契約書っていうのは。心と心で契約を交わしてますんで社長と私は」

―ー文書偽造の疑いがあるが?

▼丸山「そういうことじゃないんですよ、プロレスラーなんで。そこはいいじゃないですか。社会からちょっと浮きましょうよ。プロレスラーなんだから。こんな紙に縛られたくないですよ。皆さんに合わせてるんですよ」

――全日本の地位を下げることになりかねないが?

▼丸山「いや、それは全日本プロレスに関係ないです。僕の地位が下がってるだけですよ。フリーの僕の地位が下がってるだけなんで、それは全日本プロレス関係ないです。地位とかやめましょうよ。みんな平等な人間なんですから。何か不満そうな顔してますね」

――プロレス界の地位を下げることになりかねないが?

▼丸山「そういう可能性は確かにあります。ただ平日マスクの引退試合を日本でやれるなんてってお客さん大喜びして、プロレス最高ってなれば、逆に地位を上げますから。入ったらいいんでしょ、お客さんが? あなた何で私に怒ってるのかわかんないですけど。入ったらいいんでしょ? 需要があるかどうかでしょ? これガラガラやったら私、ダメ人間ですよ。入りますから。みんな待ってますからね。これは間違いなくプロレス界に革命、風穴を開けますんでね。我々9人の戦士が。凄い不満そうな顔で見てますね(苦笑) 他の質問があれば、他の方がいれば…他の方がいいですね。(秋山社長が質問しようとすると)記者の方で(苦笑) 誰でもいいってわけにいかないんで、記者の方で」

――秋山社長に似た声で無期限契約解除と聞こえてきたが?

▼丸山「そういうことじゃないんですよ。これが入れば社長、笑顔で僕と契約すると思いますよ。要はこれ次第じゃないですか。だから大丈夫ですよ。だから皆さん、これに来て下さい。引退試合は人生で一回きりですから」

――観客が入らない可能性もあるが?

▼丸山「リスクを恐れるプロレスラーなんか見たいですか? 僕はリスキーな人生をこれからも送るつもりですよ。全日本プロレスに入っても、ここは柔軟な団体ですよ。自由にさせてくれますから。僕を解雇すればいいんだから。この解雇期間で僕は僕の価値を上げて、さらに全日本プロレスさんに上から契約してもらいます。逆にね」

▼秋山社長「じゃあ逆に…」

▼丸山「ちょっと待ってください。記者の方以外は(苦笑)」

▼秋山社長「ノルマな。ノルマをちゃんとやれよ。どこだ? 新木場? いくつ入れる? それで考えるよ。いくつ入れる?」

▼丸山「100入れましょう」

▼秋山社長「150」

▼丸山「いや100!」

▼秋山社長「俺に対して100!って」

▼丸山「100です。100入れます」

▼秋山社長「絶対? 入らなかったらどうする?」

▼丸山「100以上入らない僕に用はないんですよね?」

▼秋山社長「ない」

▼丸山「100入らなかったら僕この団体の所属選手になります。009のまま」

▼秋山社長「俺、ウソ嫌いだから。実は中ではあれだけど発表上は…そういうの嫌いだから。100ね、絶対ね」

▼丸山「100ですね? 100人いったらいいんですよね?」

▼秋山社長「有料入場者数で」

▼丸山「そういうのこだわります?」

▼秋山社長「そういうのって、それこだわらなくてどうするんだ? 約束ね? 約束ね? 約束ね?」

▼丸山「はい」

▼秋山社長「じゃあ頑張ってください」

▼丸山「いったい私、何のためにこんなリスク背負ってるのか自分自身がちょっと信じられないですけどね。100入れられなかったら私は全日本プロレスにね……そんな心配してないですよ。平日マスクの引退試合ですよ、皆さん、あらゆる野試合、国王御前試合とかね、いろんな団体でやってる方ですから。何も問題ないです」

――リスキーな人生を送ってきたというわりにはためらいを感じたが?

▼丸山「そうですね。やっぱ言霊ってあるんですね。自分で言ったことは自分に返ってくるんですね。今までリスキーな人生はできるだけ避けてきたんですけどホントは。これからリスキーに逆にいきますよ。こんなのリスクでもないでしょ。100人なんて。平日マスクですよ(苦笑) 大丈夫ですか、皆さん? 興味もってくれてますか皆さん? 3月12日ですから。チケットはホームページとか全日本さん使ってくれると思うんですよね。協力してくれると思うんですよ。僕はクビですけど。友好関係なんで今のところ。選手は全日本プロレスから今のところ青木篤志選手をオファーしてます。あとはバッファローとかヤス・ウラノとかそういうのでいきます。これは逆に全日本プロレスファンが見たら衝撃を受けるような内容ですので。風穴を」

――青木が受けたらマスクをかける?

▼丸山「青木さんが万が一受ければね。でも青木さんにそんなメリットないでしょうから、青木さんは逃げると思いますよ、ええ。でも青木さんが万が一受けたら、平日マスクから言ったことですから平日マスクはマスクかけます。でも青木さん、逃げると思うな。返事待ちです。3月12日、皆さん期待して下さいね。プロレスリング009です。9人の戦士が戦いますから。以上ですんで、皆さん、さよなら」

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