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3/13【川田プロデュース興行】コンセプトは昔と現代の激突 川田利明プロデュース興行4・26新木場大会『HOLY WAR〜序章〜』開催決定

 川田利明が13日、東京・水道橋で会見し、自身によるプロデュース興行4・26新木場大会『HOLY WAR〜序章〜』の開催を発表。「いろんなジャンルの試合があることによって、お客さんが最後ちょうどよく満足して帰れる」、「昔の名前のある人と今の名前のある人を当てたらどうなるか」をコンセプトに2ヶ月に1回ペースでの開催を目指していく意向を示した。

 長らくリングを離れている川田は現在、都内で飲食店を経営。ゲストやテレビ解説などで各団体の会場に足を運ぶことはあったが、このほど自身がプロデューサーとなって興行に直接携わる。自らのテーマ曲のタイトルを冠した『HOLY WAR〜序章〜』4・26新木場大会を開催することになった。

 川田は「自分が体ガタガタでリングに上がれない中、何かできないかなというのがありまして、そんな中、声をかけてくれる人がいたんで、今までになかったようなリングを手がけられたら」と経緯を説明。出場選手、対戦カードなどは未決定だが、川田が描くコンセプトは「昔の名前のある人と今の名前のある人を当てたらどうなるんだろう」というものだ。越中詩郎、丸藤正道、本田多聞の参戦を希望し、「今のプロレス界って僕たちがやってた時代とはまた違っていて、それはそれでお客さんを呼んでるし、それも素晴らしいプロレスだと思ってますし。僕たちがやってた時代というのはまた違ったものであって、その時代に生きた人間と今の現代の女性ファンも多かったりして、そういうまたジャンルの違う感じのプロレスをうまく組み合わせたものができれば」と時代を超越した融合によって生まれるものがあると考えている。

 当日は全6試合を予定している。「今のプロレスをみてると試合数が多すぎて、たぶん最後までみるとみんな時間も遅くなるし、結構今の試合ってみんな似たような試合がいっぱいあるんで、お客さん的に興行のパッケージとして最後は結構疲れちゃうんじゃないか」との考えからだ。その根底には「僕たちがやってた時代に、いろんなジャンルの試合があることによって、お客さんが最後ちょうどよく満足して帰れるというような状態だったと思う」と自身が在籍した時代の全日本があり、一方で「昔の全日時代ではこだわってたのが女子プロレスを上げなかったんだけど、あえて女子プロレスがあってもいいかなとは思います」と当時になかった色を取り入れる構えもみせた。

 大会名に「序章」とあるように川田は「思ってることが全部できなくても、それが何かの始まりになれば。できれば2ヶ月に1回ぐらいのペースでできたら」と継続開催を見据えている。その端緒となるのが4・26新木場大会。そこで川田が描く「今までになかったようなリング」が表現される。


☆4/26(木)東京・新木場1stRING『川田利明プロデュース興行「HOLY WAR〜序章〜」』18:00開場、19:00開始

[入場料金]
・S席:7000円(当日7500円)
・A席:5000円(当日5500円)
・B席:4000円(当日4500円)
※3月17日発売

[お問合せ]
株式会社ヴィーナス・トウキョウ エイタテインメント事業部 03-5614-2779


【会見における川田】
▼川田「長い間プロレス界から遠ざかってたんで、行っても解説でしか行ってなかったんで、自分が体ガタガタでリングに上がれない中、何かできないかなというのがありまして、そんな中、声をかけてくれる人がいたんで、今までになかったようなリングを手がけられたらなと思いまして、今回にいたったわけです。たまにしかみないんですけど、今のプロレス界って僕たちがやってた時代とはまた違っていて、それはそれでお客さんを呼んでるし、それも素晴らしいプロレスだと思ってますし。僕たちがやってた時代というのはまた違ったものであって、その時代に生きた人間と今の現代の女性ファンも多かったりして、そういうまたジャンルの違う感じのプロレスをうまく組み合わせたものができればなと自分で思いまして。昔の名前のある選手と、今の名前のある選手がリングで交えられたらなと、そういうパッケージができたらなというのを考えてます。ただ、それに対して、そういう自分のイメージしてる選手を100パーセント集められるかといったら、それは難しいところがあるんで、そこらへんはできる限りのやりたいなと思ってます。この4月26日、新木場1stRINGで、小さい会場ではありますけど、思ってることが全部できなくても、それが何かの始まりになればなと思いまして、こういう形になりました。そのあともできたら、うまくいけば続けていきたいので、どうかご協力をお願いします」

――どうしても出てもらいたい選手は?

▼川田「そうですね。出てもらいたい選手は僕はやっぱり昔の僕らの時代でやってきた選手で未だに頑張ってる選手とかに出てもらいたいんですけど、やっぱりその中でもみんな人それぞれ考え方があって、そういうリングには上がりたくないという人もいると思うんで。その中で出てくれたらなという人、僕が知ってる中では、僕らよりもう少し上の世代の越中さんとか、まだ元気で頑張ってるんで、そういう人ですね。俺と年一緒だけどできるんであれば本田多聞とか。そのへんはいろんなプロレスのジャンルがあるんで、ジャンル別でいろんな人が集められたらなと思ってます」

――現代の選手では?

▼川田「現代の選手ですね。難しいと思うんですけど、そうですね。やっぱり現代の選手といってもその中でも上になっちゃうんですけど、丸藤選手とか今でも頑張ってるし。現役時代というか僕が丸藤とシングルとかやったの一回だけなんで。凄い三沢さんに似てる選手だったというイメージが凄くあるんで。それを考えればもっと今ホントにガンガン若くてトップでやってる人だと思うんですけど、それはマッチメーク的に結構無理なものもあるんじゃないかなと思うんで。できたらそういうのをやりたいですね。僕がどこまでできるかわからないけど、コンセプトとしては昔の名前のある人と今の名前のある人を当てたらどうなるんだろうというのを、本人同士は嫌がるかもしれないけど、そういうのができたら今までになかったものじゃないかなと思います」

――当日は何試合になるか、今後どのぐらいのペースで開催していきたい?

▼川田「現段階ではできれば2ヶ月に1回ぐらいのペースでできたらいいなと思ってますけど。試合数も僕もたまに解説とかで行ったりして、今のプロレスをみてると試合数が多すぎて、たぶん最後までみるとみんな時間も遅くなるし、結構今の試合ってみんな似たような試合がいっぱいあるんで、お客さん的に興行のパッケージとして最後は結構疲れちゃうんじゃないかなという印象があるんで。できれば新木場あたりの小さいところでは6つぐらいが適当なのかなと思います」

――イメージとしては昔の全日本の明るく楽しく激しく、いろんな組み合わせが見られる?

▼川田「そうですね。それは僕たちがやってた時代に、いろんなジャンルの試合があることによって、お客さんが最後ちょうどよく満足して帰れるというような状態だったと思うんですよ。みんな同じような試合が1試合目から最後までずっと続いてるとホント疲れちゃうのかなって。だから興行的にひとまとめにした時に100点が取れるような、そういう興行だったらいいなと思います。明るく楽しく激しくというアレでやってましたけど、その試合によってジャンルが全部違ったんで、だからお客さんも息抜くところがあって、終わった時に満足して帰れるというような状態。そういうのが理想じゃないかなと思います」

――大会名は誰が決めた?

▼川田「何がいいでしょう?という中で、これがピッタリじゃないですかと。僕も二つ返事で。はい」

――コンセプト以外にこだわる点は?

▼川田「そうですね。こだわるというよりもこだわりを外してもいいなと思うのは、全日時代になかったその同じ昔の名前がある選手と今の名前がある選手を合わせるにあたって、昔の全日時代ではこだわってたのが女子プロレスを上げなかったんだけど、あえて女子プロレスがあってもいいかなとは思います」

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