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8/7【DRAGON GATE】清水がアンチアス入り! ツインゲート戦まさかのノーコンテストも9・6後楽園で「MaxiMuM&YAMATO&ハルクvsアンチアス」5対5マッチ決定

 『THE GATE OF ADVENTURE 2018』後楽園ホール大会が7日、行われ、YAMATO&B×Bハルクと土井成樹&ビッグR清水のオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座戦はアンチアス乱入によってまさかのノーコンテストに終わった。清水のアンチアス入りを受け、土井が討伐を宣言。YAMATO&ハルクがMaxiMuMの助っ人を快諾し、アンチアスとの5対5マッチが次回9・6後楽園大会で実現することになった。

 7・22神戸ワールドで清水&Ben-Kを破ってツインゲート王座を奪取したYAMATO&ハルクがこの日、初防衛戦を迎えた。挑戦者チームは土井&清水。陥落の憂き目にあった清水はMaxiMuMのリーダー格・土井をパートナーに代えて再挑戦となったが、誰も予想しない結末が待っていた。

 実力者4人の対戦とあってタイトルマッチは白熱。序盤から一進一退にせめぎ合ったが、土井に的を絞った王者組がまず主導権を握った。ハルクが蹴りの雨を降らせ、YAMATOとの合体フェースクラッシャーもさく裂。YAMATOがキャメルクラッチで捕らえたところにハルクがカカト落としを振り下ろすなど連係がさえ渡った。

 なおも王者組が二人がかりのストンピングを連発すると、清水が動いた。大会オープニングの調印式で「僕が土井さんのことを体張って守りますさかい、任しといてくれなはれや」と宣言していた通り、土井の上に覆いかぶさって二人のストンピングを身代わりに浴びた。

 土井が劣勢から逃れると、清水が王者組をちぎっては投げの大暴れ。ダイビングボディプレスが自爆に終わると、再び土井が王者組の連続攻撃を浴び、ジャンピングハイキックのサンドイッチ攻撃も食らったが、ハルクのE.V.OをリバースDDTで切り返して打開。清水もハルクをロコモーション式パワーボムで攻め込む。土井がYAMATOの全知全能のフランケンシュタイナーで追い込まれても、清水が砲丸投げスラムで叩きつける好フォロー。ハルクをも砲丸投げスラムで投げ飛ばすと、土井がYAMATOにバカタレ・スライディングキックをぶち込んで挑戦者チームが勝機をつかんだ。

 YAMATOが3カウント寸前に肩を挙げると、土井がマスキュラーボムの体勢に入ったが、ここで異変が起きた。突如アンチアス勢がリングに乱入し、試合をぶち壊してしまったのだ。しかも清水が土井を砲丸投げスラムで叩きつけて裏切った。ノーコンテストの裁定が下された中、アンチアスがリングを占拠。MaxiMuMに反逆した清水は大の字となった土井を踏みつけながら「俺がお前みたいなしょうもないのと組むわけないやろボケ! まぁこれから俺はアンチアスでやっていく」とアンチアス入りを宣言した。

 これには土井も「お前ごとき俺がおらんかったら何もできんやろ。何、勘違いしとるんや。その曲がった根性、叩き直さなあかんな」と討伐を宣言。「タイトルマッチを壊されたんや。リベンジや。清水を含めてアンチアス、お前ら3人用意しろ」と3対3マッチを要求した。「お前がそんなこと言う立場ちゃうねん」と清水が却下すると、Eitaは「お前に選ばせてやるよ。一つ目、5対3で戦う。二つ目、5対1で戦う。そのうち一人は土井、お前だ。さぁどうする? お前の好きな方を選べ」と理不尽要求を突き付けた。

 引かない土井は「こっちは俺と吉野とBen-K。あと二人やな。YAMATO、ハルク、一回だけでええから俺たちに力貸してくれよ」とツインゲート王者の二人に助太刀を求めた。これを受けてYAMATOは「土井、お前はこの2ヵ月、あのビッグR清水ごときの掌の上で転がされて、ざまぁねぇな。茶番の続きはお前らだけでやってくれ。俺たちを巻き込むな」と拒否したが、Ben-Kから「YAMATOさん、ハルクさん、俺たちに力を貸してください!」と懇願されて根負け。「今日のところはBen-Kに感謝するんだな。俺とハルク、こいつらに力貸してやるよ。5対5でこいつらぶっ潰そうじゃないか!」とアンチアス討伐を宣言した。

 アンチアス側もこれを受諾し、八木隆行大会本部長が次回9・6後楽園大会で両陣営の5対5マッチを行うことを決定。土井が「今日は俺らもそうですけど、皆さんも相当イライラ、ストレスがたまった大会やと思います。来月5対5でキッチリ勝ちます。来月の後楽園皆さんをスッキリさせます」と高らかに誓って、大混乱となった後楽園大会の幕が下りた。

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