プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/31【TAKAYAMANIA】前田絶叫、高山に“魂"のエール 「プロレスラーの体は神経で動くんじゃない」

『TAKAYAMANIA EMPIRE』東京・後楽園ホール(2018年8月31日)


 前田が高山に「プロレスラーの体はな、神経で動くんじゃないんだよ! 魂で動くんだよ! お前も魂に体を動かしてもらって、このリングに戻ってこい!」と魂のエールを送った。

 休憩時間終了後、場内のビジョンには各選手から高山への激励メッセージが流された。スタン・ハンセンや天龍源一郎、武藤敬司、小橋建太のほか、UWFインター時代の仲間である安生洋二、宮戸優光、垣原賢人、山本喧一、さらに丸藤直道やノアマットで共闘していたWWEのヒデオ・イタミも激励の言葉を送った。

 最後に師匠的存在である高田延彦がビジョンに登場。「高山善廣を支援、応援してくれているたくさんのファンの皆さん、そして、高山の大切な仲間たち。今日は高山善廣のために、このような素敵なイベントを開いていただき、心から感謝の思いでいっぱいです」と感謝の意を表した高田は、「高山善廣が一日も早く、最愛の息子を、あのでっかい体で力一杯ハグできる日を待ちわびながら、私も皆さんと一緒に、微力ではありますが、応援を続けていきたいと思っています」と続け、「高山善廣への厚い応援、支援、よろしくお願いします」と呼びかけた。

 そして、前田日明はリング上でメッセージ。「本日は高山のためにこんなに大勢集まっていただいて、本当に心から感謝してます。ありがとうございました。高山の頸椎損傷を聞いた時は本当に驚きました。彼は自分と同じようにまだ小さい子供もいたりして、これからのことを考えると、本当に自分のことのように、真っ暗になったりしました」と振り返ると、「しかしですね、いろいろ調べてみると、世界には頸椎損傷から奇跡と言われる復活を果たして普通の生活に戻った人が結構いるんですよね」と指摘。場内が沸き返る中、「高山! プロレスラーの体はな、神経で動くんじゃないんだよ! 魂で動くんだよ! お前も魂に体を動かしてもらって、このリングに戻ってこい!」と熱く宣言すると、場内は大歓声に包まれた。

プロ格 情報局