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9/1【NOAH】鼓太郎がJr.リーグ電撃参戦へ 「今のノアジュニアは最弱」宣言で大乱闘

『サミー ぱちんこCR真・北斗無双第2章 presents 丸藤正道20周年記念大会 “飛翔"』東京・両国国技館(2018年9月1日)
○鈴木鼓太郎&Hi69&田中稔vs大原はじめ&諸橋晴也&熊野準×

 約5年9ヶ月ぶりの古巣・ノア参戦となった鼓太郎にジュニアリーグ戦出場が急浮上。いきなり「今のノアジュニアは最弱」宣言を公然と放ち、怒りのノアジュニア勢と大乱闘を繰り広げた。

 丸藤デビュー20周年興行で、退団以降初めてノアのリングに上がった鼓太郎。様変わりしたノアジュニア・レギュラーメンバーに混ざっての6人タッグマッチだったが、一番の存在感を放った。

 のっけから突っかかってきた熊野を手玉にとって挑発。鼓太郎退団時には練習生だった熊野も中盤過ぎに反撃に転じ、力技のブレーンバスターやラリアットを繰り出してノアファンの歓声を集めた。

 だが、鼓太郎もアルゼンチンバックブリーカーを切り抜けるや、ファンネルをズバリ。脇腹へのエルボーやアッパー掌底を挟みつつ、エルボーを乱射してからローリングエルボーをぶち込む。熊野も肩を上げたものの、続けざまにブルーディスティニーを放って完勝となる3カウントをつかんだ。

 面目を潰された形となったノアジュニア。試合後にすかさず動いたのは大原だった。「鈴木鼓太郎さん、初めまして。プロレスリング・ノア、ムイビエン、大原はじめです。鼓太郎さん、今日だけじゃないですよね? 僕を含めて今のノアジュニア、鈴木鼓太郎さんを知っている人はもういません。この続きはノアのリングでやりましょう」と呼びかけると、「すいません、勝手なことをいいます。ノアジュニア、来週からシングルのジュニアリーグがあります。そこに、ぜひ鈴木鼓太郎さん、出てください」と希望した。

 すると鼓太郎は「長い長い説明、ありがとうございます。でも、そんな丁寧な説明は俺にはいらないよ。俺を出していいのか? 俺を出したら優勝は絶対だぞ」と断言。そして、「お前らノアジュニア、ノアジュニアに関わっている全員に言っておく。今のノアジュニアは最弱だ」と言い放った。

 当然、ノアジュニア勢は激怒。組んでいたHi69、稔も関係なしに鼓太郎に襲いかかったが、鼓太郎が涼しげに切り抜けると、今度はHi69&稔&諸橋と大原&熊野による乱闘に発展し、鼓太郎の“一言"だけでノアジュニアは混乱に陥った。

 すかさず鼓太郎は「おい、お前ら、落ち着けよ。お前らノアジュニアなんだろ? ノアジュニア同士で争ってどうする? 俺はここにいるぞ」と嘲笑。バックステージでも「俺がかつてノアジュニア最強だった時の一角を担った鈴木鼓太郎だよ。もう1回言ってやるよ。今のノアジュニア、全員含めてノアジュニア、お前ら最弱だ。俺が本当の強さを教えてやる」と継続参戦を宣言し、ジュニアリーグ戦を前にノアジュニア戦線は風雲急を告げる状況となった。

【鼓太郎の話】「俺の名前を知らない人ばっかりだって言ってたけど、なに言ってんだって。お客さんの声を聞けよ。みんな俺の名前知ってんだろ? 俺がかつてノアジュニア最強だった時の一角を担った鈴木鼓太郎だよ。もう1回言ってやるよ。今のノアジュニア、全員含めてノアジュニア、お前ら最弱だ。俺が本当の強さを教えてやる」

【試合後の大原】
▼大原「リング上でマイクを持ちましたけど、今日だけで終わりにしたらもったいないというか。せっかく今日、鈴木鼓太郎に初遭遇できたんで。今のノアジュニアに足りないパーツ、俺は鈴木鼓太郎だと思います。なぜならもう小川さんぐらいじゃないですか? 鼓太郎さんと長くやってたというような人は。1回2回やったことがある人はもしかしたらいるかもしれないけど、長い間、ノアのリングでやってた人間というのはいないでしょ? 熊野ぐらいじゃないですか。練習生でともに練習したりとか、一緒にやってたなというのは。今日、熊野が当たったことは凄く特別だったと思うし、新しいノアジュニア、これからのノアジュニアのために、やっぱ動いていかなきゃいけないのは、俺みたいな人間だと思うから。俺がマイクで、急だけど言わせてもらった。内田会長がなんと言うかわからないしね。会社が、ファンの人がなんて言うかわからないけど。急だし、無理かもしれないけど、ジュニアリーグに出てほしいから。今日、この場ぐらいでしょ? こういうアピールができて、接点ができるのは。後悔したくないから。この続きがあるかないかは、会社の判断だったり、鈴木鼓太郎の判断に任せますけど。まあ、俺はやることやったから、あとはどうなるかって感じですよ」

――鼓太郎選手から「今のノアジュニアは最弱だ」という発言があったが?

▼大原「そういう風な考えをお持ちでしたら、ぜひともリングに上がっていただくなりして、今のノアジュニアを体感していただきたいなと。そのためにも、ぜひリーグ戦…最悪リーグ戦がダメでも、定期的にノアのリングに上がって、我々ノアジュニアを一緒に試合をしてほしいと思います。以上です。というわけで、今日もムイビエン」

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