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9/1【NOAH】男色vs革命…小峠無念のごう沈 登場・森嶋が対戦要求も杉浦は不快感あらわに

『サミー ぱちんこCR真・北斗無双第2章 presents 丸藤正道20周年記念大会 “飛翔"』東京・両国国技館(2018年9月1日)
○HARASHIMA&高木三四郎&男色ディーノvs拳王&マイバッハ谷口&小峠篤司×

 丸藤20周年記念興行でも“革命男"っぷりを発揮した小峠が、DDTディーノの“男色殺法"の前に無念のごう沈。一方で試合後にはテレビ解説を務めていた森嶋猛が現役復帰戦での杉浦貴戦をアピールしたものの、当の杉浦は不快感をあらわにした。

 丸藤20周年興行にDDTから高木&HARASHIMA&ディーノが参戦。ノア側は拳王&マイバッハ&小峠の異色トリオが迎え撃った。

 試合はディーノの“男色殺法"と、小峠の“革命殺法"が軸となる“楽しいプロレス"となった。ディーノが入場から観客の唇を奪いまくって会場を混乱に陥れれば、小峠も革命マントを羽織って国技館を所狭しと駆け回る入場を展開。“革命魂"が伝染した高木も、小峠とともに「カク!メイ!」コールを煽り、ディーノは全力で拳王の唇を奪いにかかって女性ファンから悲鳴が上がった。

 中盤過ぎにはディーノがマイバッハにリップロック(キス攻撃)を決めたものの、性別を超えた存在のマイバッハは微動だにせず。逆にラリアットでなぎ倒し、小峠も革命マントを羽織って“革命マントスプラッシュ"の構えに。ところが復活したディーノからコーナー上で唇を奪われて消沈…。最後はディーノの生尻に顔を埋められたうえで、HARASHIMAの蒼魔刀を浴び、無念の3カウントを聞いた…。

 ともあれDDT勢参戦で“楽しい空気"が充満していたものの、“ある男"の動きで空気は一変。10月に現役復帰を控える元ノア・森嶋だ。

 小橋建太とともにテレビ解説を務めていた森嶋は、元超危暴軍で配下だった拳王に自らを紹介させると、マイクをつかむ。「ノアファンの皆さん、お久しぶりです! 丸藤正道、20周年、おめでとうございます。てめえよ、メインでしょっぱい試合したらしょうちしねえからな。KENTAはどうでもいいからな。ヒデオ頑張れ。以上!」と真意不明のマイクで興奮気味に絶叫。さらには着ていた復帰興行のTシャツを脱いで拳王に託し、「これ、杉浦に渡してくれ」と暗に復帰戦での杉浦貴戦をアピールした。

 現在ノアは世代闘争の真っただ中。現在、拳王は杉浦と敵対しているだけに、「俺が杉浦に渡せるわけねえだろ。あんなヤツ、話もしたくねえよ。いいか、てめえら。どうせ杉浦、ここに帰ってくるんだろ? その時にはな、これ(Tシャツ)を置いておくから、それを伝えておけ」とコメントスペースにTシャツを残して去っていった。

 当の杉浦は不快感をあらわに。セミファイナル終了後にコメントスペースに戻ってくるや、“置き去り"にされていた森嶋Tシャツで汗をふいてポイ捨て。「何か変なマイクを使ったし、余計なことをしたらタダじゃ済ませねえぞ。今日は丸藤正道の20周年。めでたい大会なんだよ。それでな、俺が全日本の秋山と青木と戦う。そういうテーマがあるんだよ。関係ないだろ!? 入ってくるなって! お前が復帰しようが関係ないんだよ、俺には。なんでこの大事な大会、大事な試合でそんなアピールしてくるんだよ!? 今度、邪魔したらただじゃ済まねえぞ。そう言っておけ」と不快感をあらわにした。

【試合後の高木&HARASHIMA&ディーノ】
▼高木「まずは最初に一言。丸藤正道、デビュー20周年、おめでとうございます」

▼HARASHIMA「おめでとうございます」

▼高木「あとは聞いてください」

▼HARASHIMA「まあ、DDTvsノアっていう感じで、対抗戦になったのかわからないけど、団体のプライドを懸けた戦いだったのかなと思いますね。今日、小峠君があんなになっているって知らなくて戦ったんだけど、結果、僕たちが勝ててよかったです。でもね、これで終わりじゃなくて、また何かタイミングがあったら、ノアさんのリングに上がってみてもいいし、いろいろとやっていきたいと思います。改めて、20周年おめでとうございます」

▼ディーノ「いやあ、マルちゃんの20年のうち、私がだいたい一緒に住んだのが12、13年だから。こうやって表だってやったのは、20周年で我慢しきれなくなったんだと思う。だけど、こうやって、ドンドン私たちの関係を表に出すようになるんだったら、これはお互い刺激し合って。お互いのあんなところやこんなところ、団体の秘部をむさぼり合って、もっともっとお互いに快感を与え合うような、そんないいパートナーになりましょう。わかったわね? 拳王ちゃんも、マイバッハも、そして西の小峠も…。私はいつでもしゃぶる気持ちはあるからね。あんたたちも私から逃げるんじゃないわよ」

【拳王の話】「負けてしまったよな。負けたら悔しいよな。いつでもあいつら、倒しにいってやるよ。そして最後! なんかよ、見たことある顔のヤツが出てきたぞ。森嶋猛、昔の俺の首領だ。見てみろよ。森嶋さん、首領の興行のTシャツを、なぜだか杉浦に渡しとけ? おい、俺が杉浦に渡せるわけねえだろ。あんなヤツ、話もしたくねえよ。いいか、てめえら。どうせ杉浦、ここに帰ってくるんだろ? その時にはな、これ(Tシャツ)を置いておくから、それを伝えておけ。杉浦にこのTシャツを、森嶋猛が渡しとけって。それだけだ」

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