プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/1【NOAH】ケア参戦の6人タッグ戦…北宮完勝で翌日GHC獲りへ弾み

『サミー ぱちんこCR真・北斗無双第2章 presents 丸藤正道20周年記念大会 “飛翔"』東京・両国国技館(2018年9月1日)
○マサ北宮&中嶋勝彦&太陽ケアvs潮崎豪&清宮海斗&KAZMA SAKAMOTO×

 ケアが出場した6人タッグ戦で、北宮がKAZMAに快勝。明日(2日)に迫ったGHCヘビー級王座戦に弾みをつけた。

 元三冠王者のケアは全日本出身で、丸藤の4年先輩にあたる。そんなケアがノアのヘビー級に囲まれる形で6人タッグマッチに出場。中嶋&北宮と組んで、潮崎&清宮&KAZMA組と対戦した。

 潮崎と中嶋による逆水平とミドルキックの打ち合いで幕開け。気迫のこもった戦いが場内を沸かす。ケアはその中で躍動。潮崎と逆水平のラリーを繰り広げると、サンケアキックや垂直落下式ブレーンバスターと猛攻に出た。だが、潮崎も左腕ラリアットでお返しして、意地を見せる。

 激しい試合を制したのは、明日の後楽園大会でGHCヘビー級王者・杉浦への挑戦が控えている北宮だった。潮崎の逆水平、清宮の投げ捨てジャーマンを食らっても、むくりと立ち上がってタフガイっぷりを発揮すると、2人をまとめてスピアーで排除。残るKAZMAは「ちょっと待って!」と叫んでからの延髄斬りから、顔面トラースキック、後頭部へのローリングエルボーと畳みかけたものの、北宮はリープフロッグからのスピアーで返り討ちに。即座にこん身のラリアットをぶち込むと、最後はサイトースープレックスで完璧な3カウントを奪い去った。

 ケアからも「グッドジョブ」と褒められた北宮は、「20周年興行でおめでたいことかもしれないけど、俺には明日がある」と早くも臨戦態勢に。「明日は後楽園ホールでGHCヘビーの選手権、杉浦貴に挑む。ここで止まってられないよ。明日必ず勝って、ベルトを獲る。よく見といてくれ」と王座奪取を予告した。

【試合後の中嶋&北宮&ケア】
▼北宮「20周年興行でおめでたいことかもしれないけど、俺には明日がある。明日は後楽園ホールでGHCヘビーの選手権、杉浦貴に挑む。ここで止まってられないよ。明日必ず勝って、ベルトを獲る。よく見といてくれ。以上」

▼ケア「(日本語と英語を使い分けながら)いい試合だった。ヒサシブリ、ノア。マルフジ、20周年、オメデトウゴザイマス。ワタシハオボエテル。初めて会った時、ヤングボーイだったが、今はノアのプレジデントだ。おめでとう。スバラシイ」

▼中嶋「本日はイチレスラーとして、丸藤さん、20周年おめでとうございます。本当につくづくこういう上の世代の…丸藤さんをはじめ、偉大さをやっぱり感じるし、だからこそ俺たち世代は上の世代を超えなきゃいけない。そういうのでも、強く刺激をもらうしね。より一層、身が引き締まった思いです。明日からまた気持ちを切り換えて、世代闘争をしっかりと思いっきり全力で行きます」

【試合後の潮崎&清宮】
――丸藤選手の20周年記念興行での試合となったが、振り返ると?

▼潮崎「自分たちの試合は終わりだけど、まだメインまで、この大会は終わってないんでね。20周年記念大会は丸藤選手の人柄も出ているし。ただ、普段は戦う、向かい合う立場なんでね。ただただ、20周年おめでとうございますと。それだけですね。でも今日、会場の空気、雰囲気を物凄く感じましたね。よかった」

▼清宮「今日この日に関しては、丸藤さんに心からおめでとうございますと言いたいです。こういう大きな会場で試合をできる機会を与えてくれたので、今後に繋げたいと思ってますし。今は世代として敵対してますし、今日戦った相手は力を合わせて上を倒さなきゃいけないっていう位置なんですけど、今日負けた借りは必ずどこかで返したいと思います」

【KAZMAの話】「なんも言うことねえよ。北宮、なんだあれ、壁みてえだな。何しても効かない感がハンパねえ。次に挑戦するんでしょ? あの人が。ヘタしたら…あくまでヘタしたら、ベルト獲れんじゃねえのか」

プロ格 情報局