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10/1【川田プロデュース興行】歴代アジアタッグ王者対決 現王者・野村&青柳が快勝

『川田利明プロデュース「Holy War〜vol.3〜」』
東京・新宿FACE(2018年10月1日)
○野村直矢&青柳優馬vs長井満也&井上雅央×

 初参戦となったアジアタッグ王者・野村&青柳が元王者でもある長井、井上との歴代王者対決を制した。

 セミファイナルに組まれたのは長井&井上と全日本・野村&青柳が対戦するタッグマッチ。初参戦となる野村&青柳は現王者で、長井は垣原賢人と組んで第69代、成瀬昌由と組んで第77代王者、井上は本田多聞と組んで第64代王者になっており、歴代アジアタッグ王者対決となった。

 野村&青柳はアジアタッグベルト持参で登場。あとから入ってきた長井は青柳の持つベルトを指差して挑発した。

 まずは野村がショルダータックルで井上を何度もなぎ倒し、青柳はヘッドロックで長井を絞め上げたが、滑るのか外れてしまう。場外戦では長井が何度も客席に投げつけ、リングに戻ってもトラースキックを見舞うと、青柳は劣勢に。井上にはヘッドロックパンチ、サミングとラフ殺法を連発され、場外では長井にミドルキックを連発された。

 劣勢が続いた青柳だったが、セカンドロープに飛び乗ってのダイビングボディアタックで突破口を開いた。タッチを受けた野村がドロップキックで巻き返すと、青柳と太鼓の乱れ打ちをお見舞い。青柳はエルボーを連発して井上を圧倒し、野村と二人がかりで踏みつけた。

 井上もダイビングショルダーを放って反撃し、長井につないだ。ブレーンバスター、魔界ドライバーで青柳を攻め込んだ長井は、川田が本部席で見守る中、ストレッチプラムで絞め上げたが、耐えた青柳は起死回生のジャンピングニーで逆襲。野村もショルダータックルを連発し、ブレーンバスターで投げつけた。

 長井がキャプチュードで反撃し、井上にタッチが渡ると、ミリオンダラーバスター、オリャーラリアットで攻め込まれたが、アルゼンチンは野村が決めさせず。青柳と串刺し攻撃を連発し、ノーザンライトスープレックスを敢行。井上が丸め込みを連発し、長井が加勢に入っても、野村と青柳はダブルドロップキックで蹴散らす。井上にもダブルドロップキックを見舞って追い討ちをかけると、最後は野村がフロッグスプラッシュを発射して3カウントを奪った。

 歴代アジアタッグ王者対決は現王者・野村&青柳に凱歌。試合後、長井が二人のベルトを指差して挑発し、バックステージでも「次はそのベルトに挑戦させろ!」と迫る一幕もあった。初参戦となった川田プロデュース興行で勝利した二人は「普段できない経験ができたんで、川田さんにこういう場を設けていただいて感謝してます」(青柳)、「あの川田利明さんからプロデュース興行に呼んでいただいて本当にうれしいし、テレビで見てた人なんで本当に光栄ですね」(野村)と口を揃えて感謝。全日本10・10後楽園大会では大森&ブラックめんそーれとの2度目の防衛戦を控え、「日本最古のベルトを巻いていたお二人とやって、お笑いも混ざりましたけど、今日はいい勉強になった」(青柳)と刺激となったようだった。

【試合後の野村&青柳】
▼青柳「日本最古のベルトを巻いていたお二人とやって、お笑いも混ざりましたけど、今日はいい勉強になったかなと。10月10日のアジアタッグに向けていい意味で」

▼野村「今日、元アジアタッグチャンピオンと、持ってたお二人とやって、これはまた対戦相手から学ぶものがあったと思います。またどこかでやりたいなと思います」

▼青柳「僕らよりも声援があってアウェー感がありましたけど、凄くいい勉強になりました」

――川田プロデュース興行に初参戦となったが?

▼青柳「普段できない経験ができたんで、川田さんにこういう場を設けていただいて感謝してます。また次回も呼んでいただきたいなと思います。ありがとうございました」

▼野村「僕は素直にあの川田利明さんからプロデュース興行に呼んでいただいて本当にうれしいし、テレビで見てた人なんで本当に光栄ですね。今日、セミに試合を組んでいただいて、なおかつ勝つことができたんで。ありがとうございました」

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