1/14【全日本】世界タッグ奪還視野に諏訪魔宣言「三冠獲りへ突き進む」
『2019 NEW YEAR WARS』愛知・名古屋国際会議場(2019年1月14日)
○ジェイク・リー&崔領二&岩本煌史vs諏訪魔&石川修司&佐藤光留×
諏訪魔が世界タッグ奪還を視野に入れつつ、今は三冠ベルト獲りに集中する構えだ。
諏訪魔は石川との暴走大巨人で前夜の大日本1・13後楽園大会に乗り込んだものの、関本大介&岡林裕二に敗れ、世界タッグ流出を招いてしまった。「暴走デストロイも大巨人デストロイも出せなかったしね。ラストマウンテンも出せなかったし。何かパワーで押し切られちゃったかなというのがある」と敗戦を振り返った諏訪魔は、「全日本にいる外国人とはまた違った重心の低いタイプのチームで、とにかくああいう形で負けるというのは驚いたというかね。自分の中で衝撃が走った」と新王者組を認めた。
早期奪還に乗り出すことも期待されるところだが、諏訪魔は「今すぐいったってしょうがないかなと。また同じ結果になる恐れもあるし」と慎重姿勢だ。関本&岡林を攻略するためには「自分自身ひと皮むけさせて成長させる必要がある」と考えている。
そこで諏訪魔が照準を定めたのは至宝・三冠ベルトだ。すでに挑戦表明はしているが、世界タッグを失ったことで、「5冠に対しての執着というか執念というか、そういうものが逆に見えてきた」という諏訪魔は、まず三冠王者に返り咲き、5冠制覇を目指して世界タッグ奪還に乗り出すつもりだ。
「野村、ジェイクという次の世代が名乗りを上げてきてるのがあるけど、そこはちょっと待てと。全日本プロレスには諏訪魔がいるんだぞというのをわからせたうえで挑戦権を得たい」。そう言い切った諏訪魔は「昨日の大日本プロレス、アウェイという状況で乗り込んで負けはしたんだけど、自分自身、自分らしいプロレス、自分が楽しむプロレスをできたんでね。自ずとベルトが向こうから寄ってくるんじゃないかなと思うんだよね」と敗戦の中から自信をつかむこともできたとあって三冠戦の早期実現を描いている。そのためにも「当然、PWFを認めさせるにはそれなりの結果というのが必要」と今シリーズ中に実績を作る構えだ。
丸腰となった諏訪魔は5冠制覇、そして石川との“究極の5冠戦"を年内に実現させるためにも、「三冠挑戦を改めて目標に掲げて突き進んでいきたい」と誓っている。
【諏訪魔の話】(試合前)
――昨日は残念ながら世界タッグ王座を関本&岡林に奪われたが?
▼諏訪魔「また全日本にいる外国人とはまた違った重心の低いタイプのチームで、とにかくああいう形で負けるというのは驚いたというかね。自分の中で衝撃が走ったというのがあるよ」
――暴走大巨人の勝ちパターンが出る前に負けてしまった感があるが?
▼諏訪魔「そうだね。暴走デストロイも大巨人デストロイも出せなかったしね。ラストマウンテンも出せなかったし。何かパワーで押し切られちゃったかなというのがあるんでね。久々に当たったというのもあって、そういうペースを出しきる前に寄り切られちゃったなというのがあるよね」
――再挑戦が期待されるところだが?
▼諏訪魔「石川選手と話したけど、まだまだあきらめない気持ちでいるんでね。俺自身もやっぱしベルト奪還も考えてるし。ただ今すぐいったってしょうがないかなと。また同じ結果になる恐れもあるし。自分自身ひと皮むけさせて成長させる必要があると思うんでね。そのために三冠挑戦を改めて目標に掲げて突き進んでいきたいなと思うよね。野村、ジェイクという次の世代が名乗りを上げてきてるのがあるけど、そこはちょっと待てと。全日本プロレスには諏訪魔がいるんだぞというのをわからせたうえで挑戦権を得たいなというのがあるんで」
――今度は三冠王者として世界タッグを奪い返して5冠王者を目指すと?
▼諏訪魔「そうだね。5冠に対しての執着というか執念というか、そういうものが逆に見えてきたね、昨日負けて。今やるべきことかなと。とにかくベルトが近くで騒々しくなってる感じもあるんで、チャンスがきてると思ってるんでね。三冠獲りたいね」
――今シリーズ中にアピールしたいところだが?
▼諏訪魔「当然、PWFを認めさせるにはそれなりの結果というのが必要なのかもしれない。常にみてるからねPWFは。これから結果を出しますよ。何かしらのアピールが絶対必要だからね。野村がこの間、突っかかってきたけど、いいんじゃない。ふてぶてしくて。俺自身もね、昨日の大日本プロレス、アウェイという状況で乗り込んで負けはしたんだけど、自分自身、自分らしいプロレス、自分が楽しむプロレスをできたんでね。自ずとベルトが向こうから寄ってくるんじゃないかなと思うんだよね」