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1/20【新日本】石森が掟破りの逆アンクルで田口蹂りん

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019』東京・後楽園ホール(2019年1月20日)
○石森太二&外道vs田口隆祐&フライヤー×

 石森が掟破りの逆アンクルホールドで田口を蹂りん。IWGPジュニア王座防衛に自信を見せた。

 第1試合は2・11大阪のIWGPジュニアヘビー級選手権試合「(王者)石森vs田口(挑戦者)」の前哨戦。石森が外道と、田口がフライヤーと組んで対戦した。両者は連日、前哨戦で激突しており、舌戦も過熱。田口は石森がデビュー当時に組んでいたユニット・セーラーボーイズの再結成まで要求(メンバーは宮城県出身で揃え、田口本人とYOHを指定)しており、1・18後楽園では試合後、場外で乱闘寸前にまでなっていた。

 今回の『FANTASTICA MANIA』も場外フェンスなしで、ノータッチで選手交代ができるルチャルールで行われている。ゴング前からBONE SOLDIERマスクの石森とツタンカーメンマスクの田口は額をつけてにらみ合いを展開した。

 試合が始まると、石森&外道の2人に襲われたフライヤーだったが、石森をトラースキックで場外に叩き落とすと、トペコンヒーロで飛翔して場内を沸かす。続いて田口もプランチャを放ったが、ツタンカーメンポーズを何度も披露したことで隙を作ってしまい、フライヤーに誤爆してしまった。

 石森組は田口を代わる代わるに暴行。ダブルショルダータックルをぶち込むと、尻に集中攻撃を見舞った。しかし、田口はロープに飛び乗ると、2人にジャンピングヒップアタックを発射。ランニングヒップバットを連発してペースを奪い取る。そして、外道にツタンカーメン式倒れ込みヘッドバットを放つと、オーマイ&ガーアンクル(アンクルホールド)に捕らえた。

 カットに飛び込んだ石森は田口の足をアンクルホールドに捕らえて外道から引き離しにかかるが、フライヤーがダイビング式飛びつきフランケンで阻止する。ここがチャンスと、田口は外道を場外に叩き落とし、三角飛び式プランチャで分断した。

 ここぞとばかりにフライヤーはダイビングボディアタックやパワースラムで畳みかけたものの、余裕の石森は足に絡みついて、アンクルホールドに捕獲。場外で外道に捕まった田口の眼前でギブアップを奪い取った。

 試合後、石森は田口を再びアンクルホールドで絞めに絞める。左足を攻められて動けなくなった田口からツタンカーメンマスクを強奪すると、石森はそれを装着。田口よろしくポーズを決めてにやつくと、倒れたままの田口にベルトを見せつけた。

 「田口の野郎。オメエは何か言っているみたいだけど、仙台セーラーボーイズは絶対にやらねえ!」と石森。さらに、明日(21日)の「映画『パパはわるものチャンピオン』スペシャルタッグマッチ」に言及し、「明日は何か出るんだろ? ギンバエとか何とか。ハエは捕獲できないから、駆除しようと思う」と予告した。

プロ格 情報局