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2/18【NOAH】「不安しかない」 2・24後楽園“杉浦軍vsフーリガンズ5対5イリミネーション戦"へ杉浦貴、井上雅央ミニインタビュー

 “杉浦貴のフーリガンズ入り"か“フーリガンズ解散"かをめぐって争われる2・24後楽園大会の“杉浦軍vsフーリガンズ"5対5イリミネーション戦。フーリガンズはマイバッハ谷口&火野裕士&KAZMA SAKAMOTO&長井満也&コーディ・ホールと一枚岩のフルメンバーなのに対して、杉浦軍は杉浦&齋藤彰俊&井上雅央&稲村愛輝&岡田欣也とやや不安の残るメンバー構成。井上と新人・稲村&岡田の奮起がカギとなりそうだが、前哨戦では立て続けに井上が惨敗中…。フーリガンズ入りが秒読み段階に入っている杉浦と、キーマンと呼ぶには頼りない井上に現在の心境を聞いた――。


【杉浦貴ミニインタビュー】

――フーリガンズとの対決を望んでいた?

▼杉浦「いや、対戦自体ではそんな望んでいないけど、まぁノアにとって(フーリガンズは)邪魔な存在だったんでね。そういう意味では俺が向こうの挑発に乗った形ではあるけどフーリガンズが解散を懸けてきたのは俺の思惑とは一致したよね」

――フーリガンズには思うところがあった?

▼杉浦「だって面白くないでしょ? 試合見ててもさ」

――反則や介入が常套手段となっていた

▼杉浦「試合のクオリティが下がっちゃうんだよね。やっててそう感じたんだよ」

――5対5で自軍に稲村と岡田を選んだが?

▼杉浦「この二人で十分でしょ? あとはまぁ、若いヤツにもチャンスをあげた方がいいだろうし」

――フーリガンズ側は杉浦選手に「負けたらフーリガンズに入って奴隷になれ」と

▼杉浦「なんだっていいよ。そこは別に全然相手にしない。勝てばいいんだからさ」

――最終的に自軍メンバーは杉浦&齋藤&井上&稲村&岡田となった

▼杉浦「これは何気に齋藤さんと井上さんと俺が昔組んでいた『ダークエージェント』っていうユニットがあって、要はこれが復活した感じなんだよね。そこに若い二人が加わって懐かしい気持ちでもあり、楽しみな気持ちではあるよね」

――戦力的にはこのメンバーで心配?

▼杉浦「いや、戦力的には心配なことしかないよ! …まぁ、そこを含めて楽しみだけどね」

――稲村と岡田はかなり意気込んでいるが、ポイントとなりそうなのは?

▼杉浦「この二人の奮起と井上雅央の奮起だな。たまには頑張って貰わないと」

――ルールはチーム全員が負けるまで決着がつかないイリミネーションマッチとなった

▼杉浦「そうだね。それにオーバー・ザ・トップロープもあるんでね。普通の3カウントやギブアップだけで決着がつくワケじゃないから、若いヤツや井上雅央にもやり方次第では十分チャンスがあると思うよ」

――ちなみに現時点でチーム名は『杉浦軍(仮)』という表記だが?

▼杉浦「なんでもいいよ。いや、でも『杉浦軍(ダークエージェント)』にしておくかな」

――改めてファンにメッセージを

▼杉浦「2月24日でフーリガンズが終わりを迎えて二度とと見られなくなるんで、是非フーリガンズの“最期"を観にきてください。そして昔を知ってるダークエージェントのファンは復活を楽しみにして後楽園ホールへ足を運んでください」


【井上雅央ミニインタビュー】

――2・1後楽園で暴れるフーリガンズを止め、イスで殴打されそうになった稲村を助たが…

▼井上「新人相手にイスを使うのはダメ。良くないよ。そんなことしなくたって、鍛え用はいくらでもある。良くないよ。助けに行ってやられちゃったけど」

――これまでフーリガンズと組むことも多々あったが?

▼井上「あ〜…たまにあったね。邪魔にならないようにしてた(笑)」

――2・24後楽園大会で行われるイリミネーションマッチ「杉浦軍(ダークエージェント)vsフーリガンズ」の杉浦軍メンバーに選ばれた

▼井上「光栄です。ただ、メンバー的にはフーリガンズと比べると不利な面があるからね…そこは勝つ手段を駆使して、結果にこだわらないといけないので」

――これまでのキャリアとインサイドワークを駆使していく?

▼井上「単純に見ても不利でしょうけど、そうもいかないのがプロレスだし。そこが面白いところでもあるし、とにかく勝ちにこだわらないと」

――チームが負けると杉浦がフーリガンズに入らなければならなくなるが…

▼井上「そこは阻止しないといけないから、全力で勝ちに行きますよ。オーバー・ザ・トップロープルールもあるし、色んな方法はありますよ。内容も大事だけれど、こういう試合は最終的には結果。やっぱりオーバー・ザ・トップだろうが反則だろうが、“勝ち"というものがつかないといけないので。頭使ってやっていくしかないね」

――同じチームの稲村、岡田については?

▼井上「これからの選手。試合数、色んな試合をこなして、レスラーらしくなっていく段階。この試合はその過程でいい経験になるよね」

――かつて杉浦、齋藤とはかつてダークエージェントというユニットを組んでいた

▼井上「二人とは付き合い長いからね。齋藤さんとはGHCタッグにも挑戦したし、杉浦とは中年軍もあったし…あいつのデビュー戦でタッグも組んでるしね…。でも今回はなんで自分が選ばれたのか…余ってたからかな…そこは分からないけど…その期待に応えないとね」

――やはりかつて挑戦者決定トーナメントを制して日本武道館のメインでGHCヘビー級王座にも挑戦している井上選手の実力を評価して…

▼井上「(質問をさえぎって)ちょっと!からかってるの? もう忘れちゃったよ! あの時もリングアウト勝ちや丸め込みなんかでイロイロ狙っていったね」

――…しっかり覚えてるじゃないですか。それでは最後に意気込みをお願いします

▼井上「やっぱり結果。杉浦に迷惑はかけられないしね。どんな勝ち方でもチームが勝って手を上げられればいいんですから。絶対勝ちます!」

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