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3/17【NOAH】ノア最後のスターレーンで新生ノア創造の誓い 清宮&拳王が快勝発進

『Spring Navig. 2019〜さようなら&ありがとう 博多スターレーン ここに思い出の足跡を〜』福岡・博多スターレーン(2019年3月17日)
○拳王&清宮海斗vsクワイエット・ストーム&モハメド ヨネ×

 ノア新風景の構築を目指して合体した清宮と拳王が快勝発進。ノア博多スターレーン大会ラストマッチで“新生ノア"創造の誓いを立てた。

 プロレス“西の聖地"として親しまれてきた博多スターレーンが、3月いっぱいで約47年間の歴史に幕を閉じる。ノア最後の博多スターレーン大会のラストを飾るメインイベントに据えられたのは、清宮&拳王組と“50ファンキーパワーズ"ヨネ&ストーム組による一戦だった。

 ロゴやマットカラーが一新され、新生ノアの船出となった3・10横浜文体大会。メインで丸藤正道を破って新体制の“主役"となった清宮は、試合後に“まったく新しいノア"構築への志を同じくする拳王を呼び出して合体。新生ノアを両輪としてけん引することを誓っていた。

 試合は前タッグ王者でもあるファンキーパワーズに清宮が捕まる展開。終盤には拳王も窮地に陥ったものの、相手方必殺のファンキーバスターボムを清宮がミサイルキックで阻止するや、ヨネをタイガースープレックスで投げ捨てる。立て続けに拳王が蹴暴を叩き込む。そして見つめ合った拳王と清宮は、同時に天を指差すと、清宮のエメラルドフロウジョン式スクラップバスター→拳王のダイビングフットスタンプの強烈連係を流れるように決め、ヨネから完璧な3カウントを奪ってみせた。

 ノア・博多スターレーン大会ラストマッチを快勝発進で締めくくった形。マイクを握った拳王は「博多スターレーン、ノアで最後の日に、これからのノアを引っ張っていく俺と清宮で終われたを本当にうれしく思う!」と叫び、清宮も「博多スターレーン(でのノア大会)は今日で終わりになりますが、俺と拳王にとって、大事なスタートになりました。博多スターレーン、本当にありがとうございました」と続いた。

 さらに拳王は「そうだよな。俺たち、プロレスリング・ノア、レスラー社員一同、スターレーンに感謝の気持ちを持ちつつ、ノアを再びメジャーの位置まで押し上げていくからな! この博多スターレーンに誓ったからな。博多スターレーン、今までどうも、ありがとう! そしてもう一つ言わせてくれ! 最後のノア・スターレーン大会を観に来てくれた、クソヤローども、ありがとな!! これからの新生ノアの新しい景色を創っていく、俺と清宮に……これからもついてこい」と、役目を終える博多スターレーンに“新生ノアの創造"を誓った。

 まずは4月に開幕するグローバル・タッグリーグ戦制覇が至上命題。「日本のプロレス界…世界のプロレス界にこんだけ期待できるチームあるか? 探してもいねえだろ? 俺たちがやってやるんだよ」(拳王)、「向こう(50FP)は前タッグチャンピオンチーム。あのチームを倒せたことで、力は証明できたと思うので、これから俺と拳王さんで駆け上がります」(清宮) 最後の博多スターレーンを起点に、新しいノアの両輪が“天"を目指し始めた。


【試合後の清宮&拳王】
――ノア最後のスターレーン大会で新生ノア創造の誓いを立てたが?

▼清宮「博多スターレーンが最後っていう思い出よりも、俺と拳王さんの“始まりの日"にできたんで、凄く良い思い出ができたと思います」

▼拳王「清宮も言った通り、最後だな…っていう気持ちもあるけど、ここからがスタートだな…って気持ちのほうが強かったな。新生ノア、スタートの日だ。連れてってやるよ。新しい景色、見させてやるよ。これだけお世話になった会場に、俺たちは誓ったんだよ」

――試合終盤には自然と二人で天を指さしたが、どんな気持ちで?

▼清宮「ここから駆け上がるってことで、二人の気持ちはつながったと思います」

▼拳王「なんか自然と手が出たよな。どこまででも行ってやるよ。指さしたとこ見てみろよ? どこまででも行けるだろ? 日本のプロレス界…世界のプロレス界にこんだけ期待できるチームあるか? 探してもいねえだろ? 俺たちがやってやるんだよ。そう、博多スターレーンに誓ったんだからな」

――最後は強烈な連係でフィニッシュとなったが、実際組んでの手応えは?

▼清宮「手応えもありますし、それが結果につながってるので。向こうは前タッグチャンピオンチーム。あのチームを倒せたことで、力は証明できたと思うので、これから俺と拳王さんで駆け上がります」

▼拳王「俺たちなんかな、ノアにいるレスラーのなかでもキャリアは下の方だよ。なんなら下のベスト5に入るくらいのヤツらだよ。でもプロレス、キャリアじゃねえだろ? ハートだよ! プロレスリング・ノアにいるヤツでも、メジャー団体だった頃を知ってるヤツらがいる。俺たちは知らねえよ。でもな、そこまで行きてえんだよ! その景色を、全国各地のクソヤローどもに見せてやりてーんだよ! 俺も見てえんだ。必ず連れていってやるよ」

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