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4/7【NOAH】“マント連係"で革命コンビ初日も…長井が小峠に「次はお前がチェーン使え」

『GLOBAL TAG LEAGUE 2019』奈良・なら100年会館(2019年4月7日)
「GLOBAL TAG LEAGUE 2019」公式戦 ○小峠篤司&長井満也vs齋藤彰俊&井上雅央×

 タッグリーグ戦公式戦で“革命マントヒーローズ"小峠&長井組が“マント連係"を繰り出して2戦目にして初日。唐草模様のマント姿でヒーローポーズを決めた長井は「次はお前がチェーンを使う番だ」と、やはり小峠に“反ヒーロー的行為"を強要した。

 前夜(6日)開幕戦ではGHCタッグ王者の“AXIZ"中嶋勝彦&潮崎豪組に敗れて黒星スタートとなった小峠&長井組。2戦目となったこの日は“ダークエージェント・リターンズ"齋藤&井上組と対決したが、長井は唐草模様のマント(風呂敷?)を使って井上の首を絞め上げたり、観客の女性を「クソババア」と罵倒したりと“反ヒーロー的言動"を繰り返し、“革命ヒーロー"小峠は頭を抱えた。

 それでも終盤。長井のキャプチュード→小峠の高速ニーアタック…で井上の動きを止めると、長井は「お待たせしましたあ!」と小峠ばりに叫んで、ついに唐草模様のマント(風呂敷?)を試合中に装着。マント姿の魔界ドライバーで井上を突き刺すや、すかさず小峠が革命マントスプラッシュを投下して3カウントが数えられた。

 “マント連係"決まってタッグリーグ戦2戦目で初勝利。試合後も小峠のヨイショに乗せられ、唐草模様のマント姿でヒーローポーズをキメた長井満也・50歳は、バックステージに戻るなり我に返って「28年になる俺のプロレスキャリアも今日で終わりだよ」とつぶやいた。

 返す刀で「今日はお前と、お前を応援するファンのために俺はこのマントを着けたよ。(※チェーンを手に)今度はお前がこれを使う番だよ!」とやはり小峠に“反ヒーロー的攻撃"であるチェーン攻撃を強要。小峠が「教育上良くない」と拒否すると、長井は「子供にもな、世の中はそんなに綺麗なモンじゃないんだ、こういう悪いことをするオジさんもいるんだ…っていうことを教えるんだよ!」とある種の正論を説いた。

 最終的に小峠は逃げるようにごまかして去っていったが、「分かっただろ! あいつは困った時にああやって逃げ出す(ヒーローらしからぬ)男なんだよ!」と長井は“本性"に触れつつ、「俺はいつかあいつにこのチェーンを使わせてやるからな!」と妙な執念を燃やしていた…。

【試合後の小峠&長井】
▼小峠「カックメイ♪ カックメイ♪…やってやりましたよ! 革命コンビネーション!」

▼長井「おう、やってやったよ。そして見てくれ、28年になる俺のプロレスキャリアも今日で終わりだよ! ヒーロー(※長井は小峠をこう呼んでいる)、今日はお前と、お前を応援するファンのために俺はこのマントを着けたよ。(※チェーンを手に)今度はお前がこれを使う番だよ!」

▼小峠「……これは…使えないっ!」

▼長井「じゃー俺もこれ(マント)もう使わない!」

▼小峠「ちょ、ちょっ待ってくださいよ。これを使ったから完璧に決まったんですよ! これを使うことでパワーアップすることが実証されたんですよ! 今日の試合で!」

▼長井「いいか!? 俺はお前のためにこれ(マント)を着けた。今度はお前がこれ(チェーン)を使う番だよ。それがチームってモンだろお前!!」

▼小峠「これは…良くないっすよお。入場の時に子供も見てるし、教育上良くないっすよ」

▼長井「違う! 子供にもな、世の中はそんなに綺麗なモンじゃないんだ、こういう悪いことをするオジさんもいるんだ…っていうことを教えるんだよ! よしお前ら! もしかしたら次の札幌大会、後楽園大会、はたまた仙台か山形か横浜ラジアントか…きっとヒーロー・小峠篤司が(チェーンをじゃらつかせながら)これを使って見事に相手をやっつけてくれるぜ! ヒーロー! 楽しみに待ってるよ! 俺は今日、約束通り、50歳にして唐草マントを着けたんだぜ」

▼小峠「……カックメイ♪ カックメイ♪(※とごまかして去っていく)」

▼長井「分かっただろ! あいつは困った時にああやって逃げ出す(ヒーローらしからぬ)男なんだよ! 俺はいつかあいつにこのチェーンを使わせてやるからな!」

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