4/21【NOAH】清宮「パワースポット」で3勝目 海王が新潟メインで谷口&火野撃破
『GLOBAL TAG LEAGUE 2019』新潟・万代島多目的広場大かま(2019年4月21日)
「GLOBAL TAG LEAGUE 2019」公式戦 ○清宮海斗&拳王vs火野裕士&マイバッハ谷口×
新潟大会のメインを飾ったタッグリーグ戦公式戦で、“海王"清宮&拳王組が、“INFERNO"マイバッハ&火野組を撃破。連敗をまぬがれる3勝目で勝ち点を7に伸ばし、優勝戦線に踏みとどまった。
4・17後楽園大会では清宮が杉浦貴に絞め落とされて初黒星。続く5戦目の相手は、唯一無敗(2勝)のマイバッハ&火野組だった。
序盤からINFERNOのラフ&パワーに清宮が捕まる展開。終盤には火野が極太の腕で清宮にラリアットをぶっ放し、マイバッハとともにダブルチョークスラムを放つ。さらにマイバッハプレス、こん身のラリアットと畳みかけた暴走男が、裏チョークスラム式のフェイスバスターからのマイバッハボム・ツヴァイで仕留めにかかった。
だが、清宮も回転片エビ固めで切り返して阻止。カウンターの高打点ドロップキックで流れを変えるや、火野の援護を受けて盛り返さんとするマイバッハの突進も回避し、後頭部へのドロップキックを発射だ。すかさず清宮のオーバースロー→拳王のダイビングフットスタンプの必殺リレーも決まり、最後は清宮がタイガースープレックスホールドでマイバッハから3カウントをもぎ取ってみせた。
連敗をまぬがれてタッグリーグ戦3勝目。勝ち点を7に伸ばして、“AXIZ"中嶋勝彦&潮崎豪組とともに海王が2位タイを守った形となった。
清宮は昨年4月の新潟大会でGHCタッグ王座(※パートナーは潮崎)を奪取。史上最年少でのGHCタイトル初戴冠を成し遂げた場所でもあるだけに、試合後のマイクでは「新潟の皆さん、本日はご来場ありがとうございます! 今日の試合は絶対に負けられない戦いでした。でも、ここ新潟は俺が初めてベルトを巻いた場所なので、俺にとってパワースポットです! ありがとうございます」と強調して拍手喝采を得た。
続く公式戦は4・28山形大会での“THE TOUGH"マサ北宮&稲村愛輝戦。直接対決で敗れている杉浦&KAZMA組が単独首位なだけに“自力優勝"の可能性は消滅したが、「ここであきらめたら、新しい景色も見えてこないだろ? 俺たちはあきらめずに、ノアのステージをさらに一つ上げてやるんだよ。タッグリーグ優勝は当たり前だ。その次も必ず俺たちの思い通りに実現してやるからな」と改めて新生ノアの“新風景構築"への熱意を燃やした。
【試合後の清宮&拳王】
――3勝目となったが、試合を振り返って?
▼拳王「この前1敗して、もう落とせないからな。俺たちはな、ただタッグリーグ優勝することだけが目的じゃねえんだ。その先も見据えてんだ。その先のためにも今日は落とせなかった。結果を残したよ。結果をつないだよ。新しい景色に向けてつないでやったよ」
▼清宮「ホントに厳しい厳しい戦いでしたけど、俺はもうこのベルトを持ってる限り、負けてはいけないと思うし、このリーグ戦、俺たちが優勝するって決めたからには、今日は絶対負けられないって気持ちで取りました」
――杉浦&KAZMA組が首位だが、現状の星取りについて?
▼拳王「ヤツらがトップに立ってるのかもしれないけど、ここであきらめたら、新しい景色も見えてこないだろ? 俺たちはあきらめずに、ノアのステージをさらに一つ上げてやるんだよ。タッグリーグ優勝は当たり前だ。その次も必ず俺たちの思い通りに実現してやるからな」
▼清宮「リング上でも言いましたけど、ここ新潟は俺にとってパワースポットなんで、今日もたくさんの応援で力をもらったので、このまま優勝まで駆け上がりたいと思います」