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5/28【NOAH】宮脇歓喜の初勝利! Hi69破って諸橋組今年は初戦から白星

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019』東京・後楽園ホール(2019年5月28日)
公式戦 ○宮脇純太&諸橋晴也vs田中稔&Hi69×

 諸橋の援護射撃を受けた宮脇がHi69を丸め込み、デビュー1年9ヵ月で歓喜の自力初勝利。昨年は全敗となった「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE」で初戦から白星を手にした。

 諸橋&宮脇は昨年のジュニアタッグリーグにも出場(1戦目のみ諸橋&LEONA)。全敗に終わっていた。今年こそはの決意を胸に、2年連続エントリー。初戦で元GHCジュニアタッグ王者でもある稔&Hi69組と対決した。

 勝利を掴もうとのっけから諸橋と宮脇は奇襲を仕掛けたが、待っていたのは倍返し。宮脇は場外でテーブルの上に寝かされると、Hi69の鉄柱越えストゥーカスプラッシュを食らってしまい、テーブルがへし折れるほどの一撃で大ダメージを負った。その後も代わる代わるに首を攻め込まれて、土俵際まで追い詰められる。

 しかし、代わった諸橋が反撃に転じると、再び入った宮脇も奮闘。諸橋との連係攻撃もさく裂し、諸橋のジャーマン、宮脇のフィッシャーマンバスターが連続してHi69に決まると、腕ひしぎ逆十字固めで勝負に出た。粘るHi69は試合を立て直し、稔がハイキックで援護射撃すると、デスバレーボム、トランスレイヴと猛ラッシュ。それでも宮脇はことごとくキックアウトすると、みちのくドライバーIIが決まっても、諸橋が必死に飛び込んでカットした。

 そして、最後は2人の気持ちで勝利をもぎ取る。Hi69のストゥーカスプラッシュを剣山で撃墜した宮脇が首固めで押さえ込むと、キックアウトされた瞬間、諸橋がラリアットを一閃。すかさず宮脇がジャックナイフ式エビ固めで押さえ込み、Hi69から3カウントを奪い取った。

 宮脇はデビュー1年9ヵ月で自力初勝利。喜びを爆発させて諸橋と抱き合う。昨年は全敗だったが、今年は白星発進を果たしただけに、2人の気持ちは燃え上がるばかり。諸橋が「見たかお前ら! ジュンタの時代だ! ジュンタ&セイヤの時代だコラ! 見たかオラァ!」と吠えると、宮脇も「これはまぐれじゃねえからな! このまま絶対優勝してやるからな!」と勝利の雄叫びをあげ、2人でマッスルポーズを披露。次戦は5・30広島での原田&タダスケ戦となるが、この勢いのまま連勝を狙う構えだ。

【試合後の宮脇&諸橋】
▼諸橋「見たかコラ! 見たかお前ら! ジュンタの時代だ! ジュンタ&セイヤの時代だコラ! 見たかオラァ!」

▼宮脇「これはまぐれじゃねえからな! このまま絶対優勝してやるからな!」

▼諸橋「お前ら! 俺たちから目をそらすな! ガッデムカモンオラエーッ!?(※とマッスルポーズ)」

▼宮脇「オラエーッ!(※と同じくマッスルポーズ)」

【試合後の稔&Hi69】
――試合を振り返ると?

▼Hi69「もう結果が全てですよ。あいつが初勝利だろうが何だろうが、あいつが勝ったんですよ」

――宮脇選手の印象は?

▼Hi69「印象は変わってないですよ。一緒ですよ。ただ、今回のタッグリーグで諸橋と組んで、何か違うのかなって思うんでね。これからのリーグ戦、どういう戦いをするのか見物です。ただ、悔しい! 僕はそれだけです」

――稔選手は?

▼稔「まあ、試合を振り返るというか、俺はこのGHCジュニアヘビー級チャンピオンになって、これからジュニアのタッグリーグがあって、このあと、シングルのリーグ戦があるんで。この(ジュニア王座の)防衛戦はしばらくないと思うんですよ。ないならないで、その間、何するか? このリーグ戦で勝負していくしかないんで。その勝負って何かと言ったら、優勝を狙うのはもちろんなんですけど、試合前の優勝予想を見てください。だいたいスティンガー対RATEL'S、ここで決勝争いは決まりだろうと言われてる。このスティンガー、RATEL'S絡みの3チーム、そこ以外はまったく優勝の予想はされてないわけですよね。舐められてるんだ、俺たちは。その3チーム以外の俺らを含めた4チームは舐められてんだ。だったらどうするか? 見ている人に『あっ、決勝戦はもしかしたらRATEL'Sやスティンガーじゃないヤツらが上がってくるのかな?』って思わせないと。見ているヤツらの予想をひっくり返してナンボだろ? じゃないとこのリーグ戦は盛り上がらないと思うんで」

――次は原田&タダスケ組との対戦になるが?

▼稔「どのチームも関係ない。どのチームだろうが関係ないです。今日、開幕して、優勝が決まるまで17日…17日しかないからね。その間に俺らが見方を変えていくから。他のチームの意気込みは知らないですよ? 俺とHi69君がその見方を変えて、予想を裏切って、決勝に行ってやるから。わかったら出ていけ! といいながら、俺が出ていく」

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