6/1【NOAH】熊野組3勝目 リッジウェイは次戦へ“IPWジュニア王者・原田"に照準
『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019』大阪・世界館(2019年6月1日)
公式戦 ○クリス・リッジウェイ&熊野準vs田中稔&Hi69×
熊野&リッジウェイ組がジュニアタッグリーグ戦公式戦で稔&Hi69組を破って3勝目。リッジウェイはあす(2日)浜松大会の公式戦に向けてIPWジュニア王者・原田大輔に照準を合わせた。
2勝1敗で迎えた4戦目は、元GHCジュニアタッグ王者の稔&Hi69組と対決。序盤から熊野と稔が激しく火花を散らしたが、終盤にはチームワークで勝った稔とHi69がリッジウェイ相手に連係攻撃をまとめて好機をつかんだ。
だが、Hi69のストゥーカ・スプラッシュ狙いを駆けつけた熊野が阻止するや、肩載せ式エースクラッシャーを見舞ってリッジウェイを援護。すかさずリッジウェイもカカト落としを叩き込み、鮮やかな後ろ回し蹴りでHi69の顔面を打ち抜くと、得意のアンクルホールドへ。場外では熊野が稔をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるなか、そのままリッジウェイがHi69からタップを奪った。
これで3勝目。勝ち点を6に伸ばして単独首位の小川良成&鈴木鼓太郎を1点差でピタリとマークする形となった。
続く公式戦はあす(2日)の浜松大会での原田&タダスケ戦。今年初頭、イギリスで行われたIPWジュニア初代王者決定トーナメントで原田に敗れているリッジウェイは、「あの時は負けたけど、すべての試合は違うんだってことを分からせてやる」と雪辱の炎を燃やし、「ふふ、チャンピオンと当たれて光栄だよ。ぜひ再戦させていただけるように持っていきたいね。そしてその次は俺がベルトを“ホーム"のイギリスに持って帰る」と“英国紳士"らしく謙虚な言い回しで見据えてみせた。
【試合後の熊野&リッジウェイ】
▼熊野「3勝目。完勝だ。まぁ俺が負けて1敗してるけど、あとは全部クリスが取ってくれてるから。こんな頼もしいパートナーはいないよ」
▼リッジウェイ「彼らが元GHCジュニアタッグのチャンピオンだったということも聞いてた。そこに勝ったんだ。あとはトップを取るだけさ。これで6ポイントだね」
――次は原田とタダスケだが?
▼リッジウェイ「原田は以前、イギリスで俺を倒してる。あの時は負けたけど、すべての試合は違うんだってことを分からせてやる」
――原田は今IPWジュニアの王者だが?
▼リッジウェイ「ふふ、チャンピオンと当たれて光栄だよ。ぜひ再戦させていただけるように持っていきたいね。そしてその次は俺がベルトを“ホーム"のイギリスに持って帰る」
――とリッジウェイは言っているが?
▼熊野「僕たちはジュニアのトップ目指してるんでね。このリーグ戦終わった時、すべての図式を変えてやるって気持ちで臨んでるんで。次からRATEL'Sが続きますけど、両方とも勝って優勝決定戦に進んで、ノアジュニアのトップに立つのは僕たち二人です」