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6/2【NOAH】原田&タダスケ3勝目で2位浮上 決勝同門対決見据えてHAYATA&YO-HEYにエール

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019』静岡・アクトシティ浜松(2019年6月2日)
公式戦 ○原田大輔&タダスケvsクリス・リッジウェイ&熊野準×

 原田&タダスケ組がジュニアタッグリーグ戦公式戦で熊野&リッジウェイ組を破って3勝目。2位浮上を果たし、“大阪決勝RATEL'S対決実現"を呼びかけて同門HAYATA&YO-HEY組にエールを送った。

 前夜の大阪・世界館大会ではHAYATA&YO-HEY組との同門対決を制して値千金の2勝目。波に乗って迎えた4戦目は、単独2位につける熊野&リッジウェイ組だった。

 現IPWジュニア王者でもある原田は、今年初頭にイギリスで行われた王者決定トーナメント1回戦でリッジウェイを撃破。“雪辱"を予告していたリッジウェイに見せつけるようにベルト持参で現れると、序盤からリッジウェイとハイレベルな先の読み合いを展開して場内を沸かせた。

 そして中盤から終盤にかけては熊野が躍動。熊野の肩載せ式フェイスバスター→リッジウェイのかかと落とし、熊野のバックブリーカー→リッジウェイのランニングローキックの連係を立て続けに決めて原田を追い込むと、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。さらには“担ぎ替え式"のジャーマンで固めて場内をどよめかせ、力技のベアボトムも決めて昇竜玄藩でフィニッシュを狙った。

 だが、原田も寸前で回避。なおも強烈なエルボーを放ってロープに走った熊野を、自ら倒れ込んでの前方回転エビ固めで吸い込み、そのままブリッジ複合の足折り固めへと変化。ギリギリで3カウントを奪ってみせた。

 電光石火の逆転勝利で3勝目。これで熊野&リッジウェイ組を得失点差で上回る“2位"浮上を果たした。バックステージでは相変わらずタダスケが妙な大声を連発して“絶好調ぶり"を発揮したが、原田は前夜下した同門のHAYATA&YO-HEY組にエール。「(HAYATA6YO-HEYの)三連覇を阻止するんやったら、決勝が最高のシチュエーションやと思うから。まだ可能性が少しでもあるんやったら上がってこい。決勝は大阪やから。大阪でやるカードって言ったらひとつしか無いでしょ」と6・13大阪大会での“決勝RATEL'S対決実現"を見据えた。

【試合後の原田&タダスケ】
――3勝目…

▼タダスケ「(※遠くの誰かに大声で伝えるように)3勝目やああああああ! 聞こえるかぁ!? 3勝目やぞおおおおお!」

▼原田「…響くわ。よく響いとるわ…」

――改めて3勝目…

▼タダスケ「3勝目やぞーーーーーー!!!! 聞こえるかああああああああ!?」

――リッジウェイと当たったが?

▼原田「イギリスでトーナメント1回戦で戦って、めちゃくちゃ面白いヤツやったんで、今日も絡めて面白かったし。このジュニアタッグリーグの勝敗どうこうじゃなくて、またやり合えたらいい」

――リッジウェイは雪辱を狙っていたようだが?

▼原田「それはさせへんぞ! なんでか分かるか? (※タダスケ)なんでや?」

▼タダスケ「(誰かー!誰かー!的なトーンで)なんででしょーーーーー!! 分かりませーーーーーーーーーーん!! ……まぁさておき、これで6点。そうそう、昨日興奮しすぎて忘れとったけど、HAYATAとYO-HEY。やっぱRATEL'S対決もう一回せなアカンやろ? 星取り状況しらんけど、決勝で待っとるからな。俺らこの後2勝するから。予約しとくから。2勝しますよーーーーーーーーーーーーーーー!」

▼原田「三連覇……ぶふっ(※こらえきれずに吹き出す) まぁええ、今日勝ったから笑ってもええやろ。(HAYATA6YO-HEYの)三連覇を阻止するんやったら、決勝が最高のシチュエーションやと思うから。まだ可能性が少しでもあるんやったら上がってこい。決勝は大阪やから。大阪でやるカードって言ったらひとつしか無いでしょ」

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