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7/6【NOAH】清宮二冠へ欠場・潮崎に“非情"通告 「パワースポット」でW前哨戦制す

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』新潟・風鈴屋(旧月岡ニューホテル冠月)(2019年7月6日)
○清宮海斗&谷口周平&齋藤彰俊&井上雅央vs中嶋勝彦&丸藤正道&鈴木鼓太郎&Hi69×

 GHCヘビー&タッグ二冠を狙う清宮が、月岡大会メインのダブル前哨戦で快勝。左ヒザ負傷で欠場したタッグ王者の潮崎豪に“非情"通告を放った。

 7・21むつ大会では谷口と組んで“AXIZ"中嶋&潮崎組のGHCタッグ王座に挑戦し、7・27川崎大会ではGHCヘビー級王者として中嶋の挑戦を受ける清宮。“GHC二冠"を目指して目下タッグ王座獲りに集中しているが、ここに来て王者の潮崎が左ヒザじん帯を損傷して負傷欠場となった。

 この日は中嶋相手にダブル前哨戦。防衛戦出場を目指す相棒の思いも背負った中嶋は、タッグベルトを2本持参して現れ、随所で清宮、谷口と火花。それでも最後は谷口と同時パワースラムを発射するなど息の合った動きをみせた清宮が、高打点ドロップキック、急角度ジャーマン、そしてタイガースープレックスホールドと畳みかけてHi69を仕留めてみせた。

 中嶋の面前でダブル前哨戦に快勝してみせた清宮は、2本のベルトを見せつけてくる中嶋とにらみ合い、指を2本突き立てて“二冠獲り"をアピール。ここ新潟は、皮肉にもかつて潮崎と組んで初めてGHCタッグ王座を奪取し、GHCタイトル初戴冠をなし得た地でもあるだけに、試合後のマイクでは「俺にとってここ新潟は“パワースポット"だから! ホントに今日皆さんの声援が力になりました。この応援を胸に、まずは21日・むつでタッグのベルトを獲って、二冠チャンピオンになって新潟に帰ってきたいと思います!」と誓いを立ててみせた。

 バックステージでは潮崎欠場について「(中嶋が)2本ベルトを持ってきたということは、チャンピオンチームとしてもちろん“やる姿勢"を見せてきたってことだと思いますし、潮崎さんも幾度となくタイトルマッチを経験してて、死闘をくぐり抜けてきてるので、こんなことでタイトルマッチをあきらめる人じゃないと思いますけど、俺は二冠に向けて突っ走ります」と想定。潮崎が王座戦に出場したとしても、左ヒザという“弱点"があらわになっているだけに「時には、ベルトを獲るためには非情にならないといけないな…と俺は思ってます」と爽やかな口調で“非情通告"を放ってみせた。

【試合後の清宮&谷口】
――タッグ王者の潮崎が欠場したが、中嶋は2本ベルトを持ってきた

▼清宮「2本ベルトを持ってきたということは、チャンピオンチームとしてもちろん“やる姿勢"を見せてきたってことだと思いますし、潮崎さんも幾度となくタイトルマッチを経験してて、死闘をくぐり抜けてきてるので、こんなことでタイトルマッチをあきらめる人じゃないと思いますけど、俺は二冠に向けて突っ走ります」

▼谷口「タイトルマッチには出てくると思いますけど、それまで俺と清宮、タッグチームとしての完成度を上げていくんで。万全で戻ってこようが、負ける気はないです」

――左ヒザという弱点があらわになっている状況だが?

▼清宮「時には、ベルトを獲るためには非情にならないといけないな…と俺は思ってます」

▼谷口「同じですね。逆に自分らがどこかを怪我していたら、そこを狙われるのは当然。スキあるところをしっかり狙っていきたいと思います」

――“パワースポット"だという新潟で弾みをつけられたことについて改めて?

▼清宮「リング上でも言いましたが、新潟のお客さんの応援は本当に心強いですし、タッグのベルトを初めて獲ったのはここ新潟なので。必ずタッグのベルトをAXIZから獲って、二冠になって、また新潟に帰ってきたいと思います」

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