9/16【NOAH】ノア初参戦・桜庭が貫禄勝ち Jrタッグ王者・小川挑発に「3対2なら…」
『N-1 VICTORY 2019 GRAND FINAL』エディオンアリーナ大阪第1競技場(2019年9月16日)
○桜庭和志&大原はじめ&NOSAWA論外vs小川良成&鈴木鼓太郎&クリス・リッジウェイ×
“IQレスラー"桜庭がノア初参戦で貫禄勝ち。GHCジュニアタッグ王者の小川から挑発されると「2対3で」と“桜庭節"で応えた。
NOSAWA論外が“杉浦軍の助っ人"として招へいしてノア初参戦が実現。おなじみの“サクマシン"姿で花道を歩くと、先発から大ベテランのテクニシャン・小川と対峙して場内も大きくどよめいた。
さすがのグラウンドをみせた桜庭がスリーパーで小川を固めれば、小川も巧みにバックドロップで投げ飛ばして得意のチンクラッシャーも発射。ならばと桜庭も相手方のリッジウェイ相手にドロップキックを繰り出し、再び場内を沸かせた。
その後は9・23甲府大会でのGHCジュニアタッグ王座戦を控える小川&鼓太郎組と大原&論外組が火花を散らしたが、最後を締めたのはやはり桜庭。大原がバックブリーカーでリッジウェイの動きを止めたところで、サッカーボールキックからのサクラバロックで絡め取ってギブアップを奪った。
試合後には何と小川がGHCジュニアタッグベルトを示して桜庭を挑発。桜庭もニンマリと応じると、かつて高田道場に通っていた大原とリング上で記念撮影した。
バックステージでは論外が「GHCジュニアタッグ王者の小川良成が桜庭さんに『挑戦しないか?』って言ってたから、9・23山梨、譲ってもいいんだぜ? 桜庭さんと大原で挑戦したっていいんだぜ? それか2対3でやってもいいよ」と言い放つと、桜庭はすかさず「2対3で!」と呼応して“桜庭節"。小川に触れてみて「不思議な感じがした」といい、ドロップキックは「ちょっと低かった…」と頭をかいた。気になる今後のノア参戦については、論外が「大丈夫、俺が呼ぶから。今日はお披露目でしょう」と言い切ってみせた。
【試合後の桜庭&大原&論外】
▼論外「GHCジュニアタッグ王者の小川良成が桜庭さんに『挑戦しないか?』って言ってたから、9・23山梨、譲ってもいいんだぜ? 桜庭さんと大原で挑戦したっていいんだぜ? それか2対3でやってもいいよ」
▼桜庭「2対3で!」
▼論外「そうすね。じゃあ2対3でやってやるよ! 挑発してきたのは向こうだぞ?」
――ノアマットの感触は?
▼桜庭「みんな大きくてハイ…」
▼論外「いや、今日はみんな小さかったっす(笑) それにしてもまさかドロップキック見られるとは思ってなかった。ああいうのはプロレスファン喜ぶんじゃないかな」
▼桜庭「ちょっと低かった…」
――大原選手は?
▼大原「桜庭さんからしたら、何百何千ものレスリングを教えてきた子供の一人だと思うんですけど、20年越しに中学時代に教わった桜庭さんと、こうして同じリングに立てたこと。それが僕は凄く光栄です」
――桜庭選手は小川選手と向き合っていたが?
▼桜庭「もうちょっとやりたかったですね。(コンタクトしてみて)不思議な感じがしました」
――今後のノアマット参戦は?
▼論外「大丈夫、俺が呼ぶから。今日はお披露目でしょう」