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9/23【NOAH】清宮が新兵器で前哨戦連勝 「次は拳王から直接」

『NOAH the SPIRIT 2019』アイメッセ山梨(甲府市)(2019年9月23日)
○清宮海斗&中嶋勝彦&潮崎豪vs拳王&マサ北宮&稲村愛輝×

 11・2両国大会のGHCヘビー級選手権試合「(選手権者)清宮vs拳王(挑戦者)」に向けた2度目の前哨戦は、王者・清宮が新兵器の“ストレッチプラム式フェイスロック"で連勝。続く10・3後楽園大会に向けて、拳王からの直接勝利を予告した。

 N-1 VICTORY覇者の拳王を迎え撃つ年間最大の舞台に向けて、若き王者は新兵器を開発。故・三沢光晴さんのフェイスロックと、そのライバル・川田利明のストレッチプラムを複合させた新技で9・21川越大会の前哨戦第1ラウンドを制していた。

 第2ラウンドとなった甲府大会のメインイベントでは、GHCタッグ王者“AXIZ"中嶋&潮崎組との王者トリオで、拳王&北宮&稲村の金剛トリオと激突。リング上でも場外でも構わず強烈なエルボーとミドルキックを打ち合って気持ちをぶつけ合った。

 中盤過ぎの直接対決は相譲らずとなったものの、今宵も最後を決めたのは清宮。急角度ジャーマンで一気に稲村を追い込むや、タイガースープレックスを狙う。踏ん張られたところで、ストレッチプラム式フェイスロックに移行し、前回よりも厳しい角度でねじり上げてギブアップを意思表示させた。

 磨きをかけた新兵器で前哨戦2連勝。「拳王とはいろいろありましたが、あいつにだけは負けたくない。そう思える相手です。11月2日のタイトルマッチ、決戦を俺が制して、ノアの新しい景色を俺が創って、また山梨に帰ってきますんで、応援よろしくお願いします!」と公約して、爽やかに甲府大会を締めくくった若き王者は、「足のスタンスをもって広くとって、重心を低くして絞めたほうが、もっと力を最大限に使えるかな…と思って。それを今日実行してバッチリ取れたので、あとはこれを拳王にいつ出すか…。次の後楽園で? もちろん狙っていきます」と続く10・3後楽園大会の“第3ラウンド"に向けて直接勝利を予告してみせた。

【試合後の清宮】
――前哨戦2連勝となったが?

▼清宮「目の前には拳王しかいなくて、惜しげもなく、今の両国に向けた自分の気持ちのままに戦ってやろうと思ってぶつかっていきましたよ。N-1に出ない期間もありましたし、その期間で考えてきたことも出してきてるので、試合で出せてるので。やっぱり100回の練習よりも、試合で何回出すか…なんだなとノアで教わってきましたから。それを実行できてるんで、良い流れだなと思いますね」

――新兵器も前回より角度が厳しかったが?

▼清宮「そうですね。足のスタンスをもって広くとって、重心を低くして絞めたほうが、もっと力を最大限に使えるかな…と思って。それを今日実行してバッチリ取れたので、あとはこれを拳王にいつ出すか…。次の後楽園で? もちろん狙っていきます。向こうも今日と同じようにはいかないと思いますし、気持ちのこもった戦いをしないと、このベルトも両国で獲られてしまうと思うんで、しっかり日々ベルトを輝かせていきたいと思います」

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