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10/18【NOAH】クラブチッタにノアのリング、清宮がフランケン初公開で前哨戦制す ライブイベント『R-village PARTY』と融合

 アーティストやアイドルが集ってのライブイベント『R-village PARTY』とノアのコラボレーションイベントが17日、川崎市の有名ライブハウス『クラブチッタ』で開催された。

 イベントでは歌やダンスのライブとプロレスの試合が融合。あのクラブチッタにドンとノアのリングが置かれる異空間となった。

 ノアはライブの合間に3試合を提供。1試合目では“50ファンキーパワーズ"モハメド ヨネ&クワイエット・ストームと、地元となる大原がタッグマッチで対決した。リングアナから「川崎市武蔵小杉出身」とコールされた大原に歓声が集まったが、やはり“50ファンキーパワーズ"ヨネ&ストームがライブハウスのミラーボールと好相性。その明るいキャラクターに惹かれたアイドルファンの女性が、自然にサイリウムを振って応援する光景もみられた。

 2試合目はノアジュニアの8人タッグが行われ、RATEL'S勢はタダスケの『20世紀狂詩曲』(聖飢魔II)で、Hi69組は『Ultra Soul』(B'z)でそれぞれ入場し、ライブイベントとあっていつも以上の盛り上がりをみせた。試合では宮脇純太が奮戦して歓声を集めたものの、最後はGHCジュニア王者のHAYATAのムーンサルトプレスでミヤワキを沈めて貫禄勝ちをおさめた。

 そして3試合目では「清宮海斗&丸藤正道&谷口周平vs拳王&マサ北宮&稲村愛輝」の6人タッグマッチが行われ、入場から“スペシャルコラボ"が実現。拳王組が『UZOMBIE POWDER』、清宮組が『ティーンズ☆ヘブン』と、それぞれこの日のライブに参加したアイドルグループの曲とともに入場シーンが展開された。

 硬派な楽曲に武骨な金剛メンバーのたたずまいがマッチした一方で、清宮組はノリの良い明るい楽曲。サビの部分で清宮&丸藤&谷口がダンスまで披露して大いに盛り上がり、気を良くした谷口が観衆を煽りまくってリングインが遅れ、丸藤に叱られるほどだった。

 11・2両国大会のGHCヘビー級王座戦の前哨戦となった試合は、明るい入場とは対照的にのっけからバチバチな展開に。のっけから清宮と拳王が先発して激しい火花を散らし、清宮コールと拳王コールが交錯した。中盤過ぎには稲村が清宮を押し込んで“あわや"のシーンを作り出したものの、清宮もフランケンシュタイナーを初公開して逆転。必殺のタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い、クラブチッタでの前哨戦は若き王者に軍配が上がった。

 試合後には清宮と拳王が視殺戦を繰り広げたものの、イベントの最後は明るく締め。清宮組の入場とコラボした『ティーンズ☆ヘブン』もリングに上がって勝利を祝福するなか、マイクを握った清宮は「初の試みでしたがやっぱりライブで行うプロレスと音楽って相性が良いですよね。11月2日に両国国技館で大会があります。両国では熱い試合をしますので是非ご来場下さい。ありがとうございました!」と締めくくってみせた。

 同大会の試合結果は以下の通り。

☆10/17【NOAH】神奈川・クラブチッタ(川崎市)『R-village PARTY〜BATTLE LIVE SP〜supported by PRO WRESTLING NOAH〜』

◇第1試合◇
クワイエット・ストーム
○モハメドヨネ
(11分41秒)
×岡田欣也
大原はじめ&
※ファンキーバスターボム→片エビ固め

◇第2試合◇
タダスケ
原田大輔
YO-HEY
○HAYATA
(14分58秒)
×宮脇純太
Hi69
熊野準
ソニコ
※ムーンサルトプレス→体固め

◇第3試合◇
谷口周平
丸藤正道
○清宮海斗
(16分29秒)
×稲村愛輝
マサ北宮
拳王
※タイガースープレックスホールド

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