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11/11【NOAH】王者HAYATAが地元で屈辱 リッジウェイが直接ピンで強烈デモ

『STARTING OVER 2019』広島産業会館・西展示場(2019年11月11日)
○クリス・リッジウェイ&鈴木鼓太郎&小川良成vs原田大輔&YO-HEY&HAYATA×

 12・3後楽園大会のGHCジュニア王座戦に向けた前哨戦で、挑戦者のリッジウェイが王者・HAYATAからパッケージ・ジャーマンでピンフォール勝ち。故郷凱旋となったHAYATAに屈辱を味わわせた。

 前夜(10日)の今治大会に続いて6人タッグマッチで前哨戦。トリッキー・ファイトが持ち味の両雄だけに、意外な切り返しを繰り出し合いながら火花を散らしたが、最後に猛威をふるったのは若きイギリスのテクニシャンだった。

 HAYATA必殺のムーンサルトをリッジウェイが避けたところで、小川&鼓太郎がチンクラッシャー→エルボーバットの連係で援護射撃。すかさずリッジウェイもサッカーボールキックからの投げ捨てハーフネルソンスープレックスでHAYATAを追い込み、立て続けに顔面への二段式ヒザ蹴りをドンピシャリ。さらには脇固めからの複合関節技を狙う。HAYATAが前転して逃れても、そのままバックに回り、リストをロックしながら引っこ抜くや、二段式のだるま式ジャーマン“パッケージスープレックスホールド"で投げきって固め、王者から直接、完璧な3カウントを奪ってみせた。

 ここ広島はHAYATAの故郷。地元凱旋の舞台で屈辱を味わわせたリッジウェイは、これみよがしにGHCジュニアベルトを広島出身の王者に“返還"してみせた。「彼のホームタウンなんだろ? そんなの関係ないね。GHCジュニアのタイトルマッチでも同じことになるよ。一発でGHCジュニアのチャンピオンになる。どんな勝ち方でもできるってことは示してきた。それを今日の直接ピンフォールで証明してやったんだ」。すっかりノアに定着したイギリスの若き技巧派は、そう自信満々に初挑戦・初戴冠を宣言した。

【試合後のリッジウェイ&小川&鼓太郎】
――チャンピオンに勝ったが?

▼リッジウェイ「彼のホームタウンなんだろ? そんなの関係ないね。GHCジュニアのタイトルマッチでも同じことになるよ。一発でGHCジュニアのチャンピオンになるよ」

▼鼓太郎「わかってんの? ホームタウンだからって勝てるなって言ってんだよ」

▼小川「そんくらい分かるよ(笑)」

――改めてどんな戦略で臨む?

▼リッジウェイ「今日と何も変わらない。どんな勝ち方でもできるってことは示してきた。それを今日の直接ピンフォールで証明してやったんだ。最後に何をチョイスするかは分からないけど」

――新木場では綱引きマッチやイリミネーションマッチでRATEL'SvsSTINGERの全面対決もあるが?

▼リッジウェイ「もちろん綱引きマッチは全勝するし、イリミネーションではSTINGERがRATEL'Sを破壊してやる。いつでも変わらない。綱引きマッチでHAYATAと当たりたいかって? 別に。誰が来たってぶちのめすことはできる。YO-HEYだってタダスケだって、ハラダでもね」

▼小川「その前に小峠と鼓太郎がタダスケと勝負ついてないから。むっちゃストレス溜まってるから、ふたりとも」

▼鼓太郎「いやいや、タッグのタイトルマッチの前にシングルで勝ったらかわいそうじゃない…」

▼小川「(※鼓太郎の主張を無視して)新木場前にタダスケと決着つけてやる!って控室でもすごい言ってて…」

▼鼓太郎「(※小川の言葉を制すように)チャンピオンに悪いから、俺も小峠も引き分けてあげたんだよ。もういいよ。やる必要はないよ」

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