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11/16【NOAH】谷口メインで杉浦完全KO 新潟ナショナル戦へ後楽園で「でっかい花」宣言

『STARTING OVER 2019』東京・後楽園ホール(2019年11月16日)
○谷口周平&中嶋勝彦&潮崎豪vs鈴木秀樹&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&杉浦貴×

 11・26新潟大会のGHCナショナル王座戦に向けて、再び“赤鬼"と化した谷口が、王者の杉浦を完全KO。聖地・後楽園で「でっかい花を咲かせます」と開花宣言を放った。

 11・9大阪大会で大流血の末に、杉浦を絞め落とした谷口。ナショナル王座挑戦を決め、この日は後楽園での前哨戦に臨んだ。入場時から危険な表情で“杉浦しか見えない状態"。ゴングが鳴っても、リング上の戦いを無視して杉浦に場外戦を仕掛けた。その後も試合権のあるなしに関係なく、控えの杉浦に突進。観客席にぶん投げて痛めつけた。

 キレた杉浦も猛反撃。鬼の形相でエプロンに戻り、リング上では髪の毛を鷲づかみにして、非情なストレートパンチを2連発。「来いよ!」「効かねえんだよ!」と怒号を上げながらストンピングやエルボーでメッタ打ちにし、怒りの谷口も真っ向から応じて再び場外乱闘で殴り合う。

 そして終盤にはリング上で真っ向からぶつかり合い、杉浦のビンタ乱打にも仁王立ち。逆にゴツン!と生音が響くほど強烈な頭突きを叩き込み、額の傷口からは再び鮮血が吹き出した。これで、むしろ“覚醒"した谷口は、杉浦の頭突き連打を浴びても止まらず。マイバッハボム・ツヴァイをフロントネックロックで切り返されても強引にぶん投げて振り払い、容赦なくサッカーボールキックで顔面を蹴り上げる。うつぶせでピクリとも動かない杉浦にダイビングボディプレスを投下すると、再び非情の頭部サッカーボールキックを発射。最後は2発目のダイビングボディプレスでダメを押し、ピンフォールというよりは、完全KOの3カウントを奪ってみせた。

 大の字の杉浦を眼下に、顔を血で染めながら興奮冷めやらぬ表情で仁王立ち。鈴木秀樹に支えられて力なくリングを去っていく杉浦をにらみつけ、マイクで「11月26日、新潟、タイトルマッチ、必ず勝って、花を…でっかい花を咲かせてみせます!」と改めて叫んだ。

 11・2両国大会の藤田和之戦に向けて、長州力さんと公開練習。殻を突き破って「花を咲かせる」と誓ったものの、藤田の前に玉砕した。シングル王座初戴冠へ後楽園で弾み。10日後の新潟で、今度こその“開花"を成し遂げてみせるか。

【谷口の話】「もう11月26日、新潟、必ずさっきも言ったように俺が勝って、でっかい花を咲かせてみせます」

【試合後の潮崎&中嶋】
▼中嶋「次の後楽園は俺たちの後楽園でしょ? 12・3」

▼潮崎「そして新潟も俺たちAXIZの大会だ」

▼中嶋「新潟も、次の12・3後楽園ホールも、俺たちAXIZの素敵な音色を奏でるよ。豪さんやりましょうね(握手を交わす)」

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