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11/27【WRESTLE-1】乱入・大仁田が電流爆破要求 征矢が大みそ日決戦で迎撃

『WRESTLE-1 TOUR 2019 AUTUMN BOUT』東京・後楽園ホール(2019年11月27日)
○エル・リンダマン&征矢学vs河野真幸&アレハンドロ×

 乱入した大仁田厚が12・31大阪での電流爆破戦をW-1に要求。征矢がワイルド軍での迎撃を宣言して、両軍の対戦が電撃決定した。

 大仁田は一部報道で12・31大阪への出場をアピールするべく今大会への乱入を予告。両ヒザの人工関節手術を受けたという共通項を持つ武藤敬司への興味をほのめかしていたが、そこに待ったをかけたのが征矢だった。

 征矢は第4試合で#STRONG HEARTSのリンダマンと越境タッグを結成。お揃いのコスチュームで、「GET WILD」の生歌を披露しながら登場すると、チームワークが機能しない場面も見られたが、最後は連続ワイルドボンバーからリンダマンがアレハンドロを丸め込んで勝利した。

 リンダマンと勝利した喜びを分かち合おうとしていた征矢をよそに、突然乱入したのが大仁田だ。マイクを奪い取ると、「W-1さんよ、W-1さんよ。俺の電流爆破を受ける勇気はあるのか?」といきなり電流爆破戦実現を迫った。

 征矢は「なに勝手に上がってんだよ? なに勝手に跨いでんだよ?」と猛抗議。大仁田とにらみ合う。大仁田が「おい!」と吠えると、征矢も「おい!」と言い返して譲らず。大仁田が「12月31日、誰か電流爆破に上がる勇気のあるヤツはいるか?」と再びアピールすると、征矢は「12月31日、ちょうど征矢学&大森隆男&AKIRAの対戦相手がXなんですよ。邪道とか、王道とか、極道とか、いろんな道がありますけど、俺にはワイルドという道があるんで」と対戦に名乗りを挙げた。

 大仁田は「ワイルド? 知らねえんだよ、そんなの。電車があるから帰る」とリングを降りようとするが、征矢が「返事をもらってない。やるのか、やらないのか。何でもやってやるよ」と対決迫ると、大仁田は「よし、よし、よし。W-1の皆さん、決まりました!」と絶叫。両軍の対戦が決定的になると、大仁田はあいさつ代わりに征矢の顔面に水を噴射してみせた。

 大仁田はバックステージで田中将斗、レザー・フェイスと組んでのストリートファイトテキサストルネードバンクハウス電流爆破デスマッチを改めて要求。休憩時間後に対戦が正式決定した。団体史上初の電流爆破戦で大仁田がW-1を邪道色に染め上げるか。

【大仁田の話】「W-1だったら武藤敬司が来るのかなと思ったら、なんかわけのわからん選手が…。申し訳ないけど、俺は名前を知らないし。でも、W-1はいいチャンスだよ。電流爆破で上げるって言ったんだから。もう決まったようなもんだよ。誰を連れてくるかわからないけど、俺も電流爆破に慣れた男を連れて来ようかなと思ってる。田中将斗とレザー・フェイス。W-1では初めてだから。W-1で初めての電流爆破が行われます。正式名称はですね。テキサストルネード・バンクハウス・電流爆破デスマッチ。ストリートファイトで行きますんで。長いな、長いな、長いよ。ストリートファイト・テキサストルネード・バンクハウス・電流爆破デスマッチ! 決まりだ! もうね、ハッキリ言って、俺は武藤敬司と兄弟みたいなもんだから。なにが兄弟かって、人工関節兄弟みたいなもんだから。ブラザーと呼びたい。たまたま殴り込んでくれって言うから、紳士的に殴り込んだよ、悪いけど。凄い紳士的だったと思うよ。いつもだったら、バーバーバーってやるところを、自分なりに俺は紳士だなと思ったもの。ということで、12月31日決まりました。申し訳ないけど、僕に主導権があり、僕に決定権があり、あとはW-1が誰を出してくるか。それで決まります」

【試合後の征矢&リンダマン】
▼征矢「とにかくいろいろありまして。複雑すぎたな。今日の試合はリンダマンと初めてのタッグ。とりあえず勝利で飾れた。それと大仁田厚。結局は武藤敬司目当てかもしれないけど、あのタイミングで現れたってことは、少しは俺に興味があったんじゃねえですか? とにかくこの世の中には邪道、王道、極道、いろいろありますよ。確かにいろんな道が。でも、俺の中では1つ。ワイルドです。それをただあの邪道・大仁田にぶつけてやるよ。ちなみに大森さんとAKIRAさんの了承なんか得なくていいんですよ。いいですか? あいつら言ってましたから。何だってやってやるって。俺と同じ意志ですよ。だから、大仁田厚。何でもいいよ。ルールはお前らが決めろって話だ。懸かってこい。俺らは逃げも隠れもしねえぞ。なあ、リンダマンよ?」

▼リンダマン「俺らは逃げも隠れもしねえぞって、俺が一緒に戦うみたいなこと言いやがって。今日はなんだ、わけわからねえ」

▼征矢「31日は訳あってお前はちょっと休みだけど」

▼リンダマン「訳あってってなんだよ、お前」

▼征矢「そこまでほじくり返すな。でも、待てよ。近藤修司&CIMAに俺らの積年の恨みを晴らしてないじゃないか?」

▼リンダマン「積年の恨みとかないんだよ。あれは嘘。恨みなんてないから。確かにあの時は嘘をついたけど。そして、今日楽しかったことは嘘じゃない。事実だけど…」

▼征矢「お前、どっちだ? 嘘なのか、本当なのか。どっちも嘘つかない? じゃあ、いい。わかった。ウソつきリンダマンじゃないから、全部本当ってことでいいかな?」

▼リンダマン「基本的には本当だよ。だから、お前とは組ま…ない!」

▼征矢「なに言ってんだよ? 最後、CIMAと近藤に一言もの申せ。俺は絶対やってやるからな。覚悟しとけ。逃げも隠れもせんぞ」

※征矢が去っていくと

▼リンダマン「(カメラマンに)撮るな、撮るな。何もないから。撮るな。組まないからな。組まないよ」

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